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CrazyLegsに捧ぐ
『ATTACK THE BLOCK』
2013年03月30日(土) 00:34
丁度俺らが親と一緒にじゃなく自分達だけで映画館に足を運び始めた頃の思い出の映画ってのが結構リメイクされたりしてるもんです。これもその一つ、84年に公開されたケビン・ベーコン主演の大ヒット作『フットルース』。これが2011年にリメイクされてます。原題は同じなんですが、何故か邦題は『フットルース 夢に向かって』…ぬうううう〜シャバい!

内容なんですが、基本的にはオリジナルを追ってるんですが、随所にあの頃から年月が経ったんだなと思えるアレンジも見られます。特にダンスと音楽に関しては当然っちゃ当然なんですけどHIPHOPやクランプっぽいヤツなんかもあり〜の、かと思えばカントリー色も強くなったり、当時のサントラ使いなんかもあり〜ので、割と楽しめましたね。俺と同じアラフォー世代の人は、時間があれば是非!ちなみに俺なんかラストのダンスシーンで無条件に号泣してましたから…でもね、欲を言えば、どうせあの曲使うんならケニー・ロギンスだろおうううがああああ〜!

っつ〜事で今回は『ATTACK THE BLOCK』をご紹介します!
ロンドンの低所得者ブロックに住むモーゼス達は当然生きる為に必死の悪ガキ。ある晩女性を襲い携帯や指輪を強奪している所へ空から隕石らしき物が落下…と思ったら地球外生命体に襲われそうになりなんとか手持ちのナイフで仕留める事に成功するが…

イギリス映画でございます。なもんで以前ここでも紹介した『キンキーブーツ』や、日本でも話題となった『宇宙人ポール』なんかにも出演してたコメディアンであるニック・フロストなんかも出てたりします。ま、んなこたおいといてこの作品、ある程度USを意識しているとは思うんだけど、やっぱイギリスでもまだ若いギャングを描くとなるとアフリカ系+ハッパ+RAPミュージックってな感じになっちゃうんですかね。なんつ〜か『トレインスポッティング』といった作品もイギリス産なだけに、実際のとこどうなんだろうな〜なんつ〜方に意識がいっちゃいそうになってしまいましたwww。

さて、内容に関してでございますが、空からバンバンエイリアン達が降ってくるっつ〜なんぞ、軍が出動しなきゃいけない程の大パニックでハンパない状況であるにも関わらず、いわゆる主力メンバー達だけが孤軍奮闘しちゃってるというこの手の作品によくあるパターンに陥っちゃってはいるし、肝心のエイリアンが毛むくじゃらのゴリラみたいで超凶暴なんだけど全然安っぽくっておっかなくねえ始末(実際戦ってみると女にもすぐやられる程超弱ぇ〜し)…CG処理もモロB級感丸出しだしねwww

ところが!つまんなくないんだなコレが!ま、確かに本格的なモンスターパニック通からすりゃ〜子供騙しレベルかもしんないけど、上で指摘したマイナス要素がそれぞれの個性をもった悪ガキ達や、彼らを取り巻く成人ヨタ共のキャラが見事に活きてるし、今時ハジキも使わずアナログな武器で果敢にもエイリアンに立ち向かうガキ共を見てると、なんだか無性に懐かしさを感じたり、結構夢中にさせられてたりするもんだから侮れない!それに、それなりに残酷かつ非常な人員削除もある訳でして、彼らが皆五体満足で生き残…らないって部分もちゃんとしてるかなと

っつかさ、「ガキは家に帰って『ナルト』でも見てろ!」ってセリフがあるんだけど、ドラゴンボールでもワンピースでもなく『ナルト』ってのが…イギリスなんだろうかwww。それから「俺たち黒人を殺すために送り込んだんだ…ドラッグ、そして銃、次がエイリアン」みたいなセリフもあんだけど、エイリアンは別にして、やっぱこういったセルフが出るって事は、イギリスでもそうなのかな…なんて、また冒頭で述べた様な部分がえれ〜気になっちゃったりもしました。そういった意味でもそれなりに収穫があった作品だったといえます。

なんだかね、これまた妙に『JUICE』を見たくなる衝動に駆られましたwww。

『LARRY CROWNE(幸せの教室)』
2013年03月25日(月) 00:18
Qティップが来年発表予定のニュー・アルバム『The Last Zulu』に、ア・トライブ・コールド・クエストのメンバーが参加するらしいっちゅう話をQティップ自身がしてるとの事です。ファンとしてはなんとも嬉しい話なんですが…

たとえばPETE ROCKの時も思うんだけど、アルバムにC.Lが参加するとなんだかんだでその曲のクオリティってのがスゴぶるカッコよさで、やっぱ相性バツグンなんだから早いトコ復活して一緒に1枚こしらえてくれよおお〜!って気持ちが強くなるんですよね。
なもんできっとQティップのアルバム聴いてももそう思うと思うし、だからこそ完全復活が難しいだろうなっちゅう状況もあるので、余計にもどかしさも感じると思うんですけどね〜でも早く聴きたい!www

っつ〜事で今回の作品は『LARRY CROWNE(幸せの教室)』をご紹介!

努めているウォールマートで8回もマンスリー優秀従業員賞を貰った実績のあるベテラン社員ラリーだったが、学歴不足が影響しリストラ要員に…いきなりクビを宣告されてしまう。年齢も年齢なだけに再就職が見つからず、煮詰まった彼はなななんと短大に入学し、ヤル気ナッシングな教師メルセデスの元でスピーチの授業を受けることに。そんなラリーに興味を抱いた学生タリアは、自分達の原チャリサークルへ彼を誘うが…

監督・製作・脚本・主演…トム・ハンクス!さらにジュリア・ロバーツとの競演!…の割にはイマイチ話題になんなかった感のあるこの作品。俺自身、ただそれだけであれば見ることも無かったかもしんないこの作品。んじゃ何故ここで取り上げる様な作品なのかっつ〜とこの2人!セドジック・ジ・エンターテイナーとタラジ・P・ヘンソン!

この2人がトム・ハンクス演じるラリーの隣に住むフリーマーケット好きの夫婦なんだわさ。前々から言ってるけど、このタラジ・P・ヘンソンって女優さんのスキルを凄く凄く尊敬しているのよ俺は。クールな殺し屋、空手少年の母親、ピンプに囲われた元娼婦…色々彼女の演技を見てきたけど、ホンットに上手いと思いません?んでさ、結構構わない役…といいますか、あんまりゴージャスな役演じたりしないんだけど、本気だせばコレもんでセクシーな訳だ!大好きな女優さんの1人ですね!

んでもってラリーの第一号のダチになる女学生タリアを演じたのがイギリス出身のググ・バサ=ロー!この女優さんもキュートで天真爛漫で可愛くってさ〜!残念ながら彼女を知ったのはこの作品が初めてだったんだけど、これからちょくちょく作品で見たい女優さんですね。

それにさ、この作品ではチョイ役とは言えもう1人、超大物が出てます…そうです、パム!パム・グリアなのだあああ〜〜!いやいやいや、『ジャッキーブラウン』の時ですら、随分と“豊満になったな〜”と思ってたけど、年月が経ち、更に彼女の女性としてのキャリアも増すことで、その“豊満ぶり”にもターボが炸裂しておりましたwww。でもなんだか彼女からは独特のオーラを感じるといいますか、幾つになってもず〜っと彼女をスクリーンで見ていたいな〜と思わせてくれる思い入れの強い女優さんなだけに、チョイ役だろうとなんだか嬉しかったですね。(ジュリアの向こう側でちょいピンボケてるよなwww)

さて、無職になったオッサンのその後…なんて話題がベースの作品なんて、よっぽど始めからコメディタッチに描く以外、日本で製作すりゃドヨっとした社会派作品になるだろう。けれども、ある意味そんなご時勢に悩まされ続けている世代の人々にトム・ハンクスなりのエールを!的な感じで、アメリカらしい、ある意味日本では考えられない社会・制度・感覚の“夢”をサラリと嫌味なく描いているなと感じました。

俺自身、リストラやクビの経験はないけど、自己退社からの転職は経験しているから、それがどれだけの勇気や覚悟を伴うか知っている。ましてや、いきなり「君、クビね」なんて思いもしなかった死刑宣告を受けたらヤル気もクソも失せるだろう。ただ、それでも何かを始める事で、自分自身を動かす事で、道が開く前に環境が変わり、環境が変わる事で新しい仲間が出来、仲間が出来る事でポジティヴになり、ポジティヴになる事で発見が生まれると思う。

いくらきれいごとを言っても、その日を生き抜く金が無い状況の人だっている。働きたくても働けない人が山ほどいる。そんな状況から言えば、この作品だって『所詮…』なのかもしれない。けどね、この作品を、『素敵だな』と思える位の小さな心のゆとりだけは持っていた方が得なんじゃないかなって思うんです。短い・長いの違いや、良い・イマイチの違いはあれど、“捨てる神ありゃ拾う神あり”…そこまでどう過ごすか、どうせなら前向きに楽しく…って最高にベタで最強にベタな感覚でいたいと思いません?そんな素敵な作品だった様に思いました。

最後に一言…やっぱジュリアは綺麗だわ…www

『ACROSS BOROOKLYN BRIDGE(ブルックリン橋をわたって)』
2013年03月20日(水) 00:18
すっかりと“マライアの旦那”というイメージの方が強くなっちゃったニック・キャノン。なにやら彼がエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する作品で、LAの麻薬王である“フリーウェイ”リック・ロスを自ら演じるらしいっすね〜。

リック・ロスといえばそれこそ服役中にラッパーの方のRick Rossを「ワレ何勝手に人の名前使っとるんじゃいゴルウウアアア!」と訴えたりしましたが、やっぱりレーガン政権下のコカイン・クラックの大量流通やイラン・コントラ事件等が頭に浮かぶ人物。タフなシノギを削ってきたモノホンのギャングスタをニックがどう演じるのか…楽しみですね!

っつ〜事で、今回の作品も邦画が続きますけど『ACROSS BOROOKLYN BRIDGE(ブルックリン橋をわたって)』をご紹介します!

父親の転勤でニューヨークに住むことになった早紀。本当は行きたくて行った訳じゃないニューヨークでの生活も、その原因となった父親の存在もうんざりな毎日。マイノリティな日本人コミュニティの中で学校でも気を遣わなければいけない状況にいっぱいいっぱいだった。そんな彼女がふとある日、治安が悪いという理由で行ってはいけないと言われていたブルックリンブリッジを渡ってしまうが…

原作は漫画があるらしいんですがそっちは未見ですけどタイトルがタイトルだっただけに映画の方は無視出来ませんでした。なんつ〜か、俺くらいの年代の人間よりも、この作品の主人公である早紀くらいの世代の女性にはいろんな刺激があるんじゃないかな〜と思いました。だって少なくとも、俺もその頃ってのは何かと好奇心が旺盛過ぎだったり、なんでもない事で深〜く考え過ぎたりしてただろうな〜と。ただ、俺はどっちかっつ〜と、悩むよりは即行動派だったんで、ある意味この作品の早紀の気持ちも解る気がするんですわ。

俺が初めてブルックリンに足を踏み入れる時も、少なからず注意や恐怖感はあった。けれどもそれは決してネガティヴな感覚ではなく、まだ見ぬ憧れの地に初めて辿り着く事に対する歓喜というか、嬉しいドキドキ感だった。確かにマンハッタンと違って治安も良くはないかもしれない…けど、ブルックリンブリッジを渡った俺の目に飛び込んできた光景は、映画の中でしか見た事がなかったあの…ってな感じじゃなかったっすよどっちかっつ〜とwww。そっからもっと奥に奥に入ってってやっと!ってな感じになりましたけど、いきなし歯が全然無くって完璧にラリってるじいちゃんに物凄い剣幕で捲し立てられた時にゃビビりましたけどね流石にwww。

んなこたいいとして、ニューヨークって街は世界中の人達が訪れる“観光地”であるのは勿論なんだけど、そんな人達の中でひっそりとカメラもビデオも持たずにただ何かを知りたかったり感じたかったり…そうしてそれまでの自分の中で何かの化学反応を起こし、変化を見つけたがってる人達も沢山いる街だと思うんです。カッコつけて一言で“自分探し”とかなんとか言ったりする人もいるけど、単なる観光じゃなく、自分の中でどう捉え、どう挑戦するかでニューヨークって街は大きく得るものが変わってくる…これまで人生の大きなターニングポイントの度にニューヨークを訪れた俺にとって、そんな街なんですホントに。

早紀の周りの人々も皆それぞれの目的や目標を持って自らニューヨークにやって来た。けれどもそんな中で何も目的を持たず、しかも自らの意思で来た訳でもない早紀は更に悩んで迷うんだけど、それまで気にも留めなかった音楽の魅力に気付くことで、そこに居る自分自身の価値や生きがいを見出すことに繋がる…これってね、ホントに偶然でもなんでもなく、ニューヨークって街ではどこかでいつもそんな小さな奇跡が起こってるんじゃないかって思うんですよね。俺自身、最初は無造作に立ち並ぶプロジェクトや、どこからともなく聴こえてくるラッパーの卵達のサイファー、街中に描かれたグラフィティ…そんなHIPHOPテイストを求めていた部分は大きいんだけど、実際に訪れてみれば、なんでもない風景や人々、その中に自分が居るって事だけでもスゲエ感動できるし、通りに大量に出されたゴミ袋の山を見ただけでも「ニューヨークだぜえええ〜!」って感動出来るんですわ…バカみたいだけどホントなんすよ。

主役の石橋杏奈ちゃんですか、ナチュラルで透明感があり、でも尖がった微妙な年齢の主人公をいい感じで演じてましたね…まぶっちゃけそんなに上手じゃないんだけど、この作品の彼女はそれだからこその味が出てたと思います。彼女実は『第31回ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリ獲ってるらしいんですわ…全然知りませんでしたけどねwww。

予定では今年…と思ってたんだけど、またちょい先になりそうなニューヨークバックアゲイン計画。でもやっぱり俺にとって特別な思い入れのある場所故に、必ずまた戻ってハンパなく甘い飲み物やお菓子、ハンパなく大きく大味なジャンクフード、ハンパなくHOTなラジオ、ハンパなく美しい夜景、ハンパなく刺激的な街並みを体感したい…なという気持ちになる作品でした。

最後に辛口な事言わせて貰えば、NYって街に特別な思い入れがなけりゃ、なんともつまんない作品だと思います、マジでwww

『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』
2013年03月15日(金) 00:17
今回は超キュートなB-GIRLの話題から!

フランスで開催された『Chelle Battle Pro 2013』に出場したB-GIRLテラちゃん、なななんとまだ6歳だそうですwww!ハンパないですよおおおお〜!

動画はコチラをクリック!


っつかさ、こっちで言えば黄色い帽子かぶってでっかいランドセルしょったばっかの年齢ですよ?それがいっぱしに相手挑発するのも超キマってるし、ポチャポチャな体系からブンブン回るしフロアもシュタシュタ這うしでカッコイイったらないっしょ!
人気タレントのベッキーの妹もLAで超COOOLなダンサーだっつ〜事に驚いたし、やっぱB-GIRLの映像はどんだけ見ても飽きませんね〜!もちろん日本人だって負けてませんよ〜!特に俺の大大大RESPECTなBgirl Shie-Chanはホンットにハンパないっす!

っつ〜事で今回の作品は超久しぶりの邦画になります『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』をご紹介します!

埼玉で結成されたHIPHOPグループ『SHO-GUNG』のメインMC“マイティ”は、1人上京し自分の夢を叶えるべく、人気グループの下働き的な仕事をしつつ、ステージにあがるチャンスを待っていた。しかし、やっと巡って来たと思われたチャンスも、不条理な縦関係の圧力をかけられてしまう。逆上したマイティは暴力事件を起こし、逃げる様に東京を離れるが…

2008年に『SR サイタマノラッパー』、2010年に続編の『SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』、そしてシリーズ3作目となる2012年『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』…1つ1つが独立してはいるのもの、ちゃんとシリーズとしての繋がりはあるんだけど、今回は特に3作目である『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』をピックアップしたい。

まず最初に言ってしまえばメタメタ良作だっつ〜事。少々オーバーな表現かもしれないが、“日本版JUICE”とでも言いたい位の作品です。正直に言えば、前2作に関してはHIPHOPを題材にした田舎の青春グラフィティってな感じの、ごく普通の作品という印象しかなく、やっぱりHIPHOPムービーを日本で…ってな部分は色んな部分で無理が生じ、色んな部分で無理矢理感があるのかなとすら思いました。決して面白くない訳じゃないんだけど、そこがHIPHOPである必要性みたいな部分が少し薄かったかなと…

勿論、なんでもかんでもオリジナルを意識し、そこらかしこにリスペクトを散りばめる必要は無い…それだけどっかでワナビー臭だけが鼻につく事になるだろうから。けれども、そんな若者の成り上がりストーリーってだけじゃなく、本格的なドラマとして、また役者達の味ってのが“キャラ”だけでなく“本気度”として最も炸裂したのがこの3作目だと思うんです。

このシリーズは基本“れぺぜん埼玉”だし、他の登場人物や場所も群馬だったり栃木だったりと、いわゆる地方…もっと言えばあえて“田舎色”を出す事でHIPHOPの持つエネルギーや文化としての浸透力みたいな物をよりクッキリにさせた様に思う。

それに、前2作の素朴な青春グラフィティ的なカラーに、今回は犯罪的要素を加えることでシリーズ中最も“緊張感”があり、映画としてのクオリティ自体が3作目にしていよいよMAXに達した!みたいな感がメタメタ強かったですホントに。どうしてもJUICE世代といいますか、あの作品以降HIPHOPに強く惹かれたってヘッズも多いと思うんですが、ダンスシーンがバンバンある訳でもなく、激しいMCバトルが繰り広げられる訳でもなく、HIPHOPという文化を構成するいくつかのエレメンツの中でも特に“DJ”という部分をベースにし、それでもHIPHOPという文化にヤラれた若者を描く事で全体的にはプンプンと“HIPHOP”というエッセンスがバリバリに感じられて…だからこそ皆がヤラれてクラシックと賞される作品なんだと思うんです。先にも言ったけど、この作品がJUICEに似てるって訳じゃないけど、ネガティヴな状況から生まれた文化であり、未だにネガティヴな部分と表裏一体であり…といったギリなラインを描いているという点では、凄い気合を感じましたね。

それに、クライマックスの野外フェスシーンも、古くはさんぴんCAMPやB-BOY PARKといった日本のHIPHOPシーンに欠かせないイベントを彷彿するし、またそのラストシーンは、シリーズ通して一つの“味”でもあった信じられないくらいの“長回し”といいますか、一つのアクションでず〜っとカメラ回しっぱなしで演技しっぱなしなんだけど、それがすげ〜ハンパない長さでビックリ!ラストを飾るだけの十分一つの見所だと思います。

ハッキシ言いますけど前2作を見て少々ガッカリしてた人や、SRシリーズを一切見ていない人、マジで3つ続けてみて欲しい。どういう経緯をたどり、この最高の完結編にまで到達したか…HIPHOPってカッコイイ所でカッコイイ奴等がカッコイイ服着てなきゃ成立しない…なんて事クソくらえ!のメッセージが寝汗が出る程のクソ暑さで感じられる作品です!しかも自主制作!入江悠監督マジBIG UP!

『THE LADYKILLERS』
2013年03月10日(日) 21:06
スパイク・リーの多くの作品が“ブルックリンラブ”テイストに溢れている様に、“ニューヨークラブ”と言えば…ウディ・アレンですよね…っつかそう言われてますわな。俺もこれまで結構ウディ・アレン作品ファンという人(特に女性)に会ってきましたが、その度に何処がどういう風に好きなのか聞いても、なる程!と思う返事は皆無でした…それだけ言葉に出来ない雰囲気があるのだろうと。俺自身、嫌っちゅう程映画を見てきましたが、だからこそ自分にとって受け付けないスメルを嗅ぎ別ける術に長けてきたといいますか、そんな感じで一切見ようとも思わなかったのがウディ・アレンの作品でした。が、ちゃんと見てもないクセにあ〜だこ〜だ言うヤツの事ボロクソに言うくせに自分はどうなんだこのスットコドッコイ!と思い直し、丁度WOWOWのアレン特集に食い付いた訳です。

最初に見たのがこの『マンハッタン』。ファンの人はそれこそオススメとかあるだろうし、その人達にとってこの作品がどの位の位置にあるのか知りませんが…やっぱりちゃんと見てもダメだったっすわ。なんだか冴えない中年男の愚痴と独り言を散々聞かされるみたいな。「たった1本見た位で解った様な事言ってんじゃね〜よこのタスマニアデビルがっ!」とかなんとか言われそうですが、映画なんつ〜もんは無理して楽しもうとか理解しようとかするもんじゃないっしょ?オモロいかおモロくないか…また見たいかもう見たくないか…そいつが基本でしょ?だとすればもういいっすね、俺はwww。はい!俺の中でウディ・アレン終了!

っつ〜事で今回の作品は『THE LADYKILLERS』をご紹介!

敬虔なクリスチャンであるマンソン夫人の1人住まいの家に、ある日“教授”が尋ねてくうる。彼は音楽サークルの練習に是非地下室を借りたいと申し出る。巧みな口車によってなんとか地下室を借りることに成功し、仲間達4人が地下室に。しかし、音楽サークルなどは名ばかりのウソで、実際は船内カジノの地価金庫を狙う為にトンネルを掘ろうとしていた犯罪集団だった…

映画『ファーゴ』で有名なジョエル&イーサンのコーエン兄弟の監督作品。殺し屋達が集まる地下室と、その大家の老女1人の話…なんだけど、カテゴリーは“コメディ”。勿論殺し屋達が容赦なく仲間を“総括”してったりする残忍なシーンもあれど、全く目を背けたくなったり気分がオチたりといったネガティヴな印象など皆無で、むしろ全編にわたってニンマリと出来るブラックユーモア溢れる作品になっております。ちなみにこの作品も1955年に製作された『THE LADYKILLERS(マダムと泥棒)』のリメイク…オリジナルの方は残念ながら見た事無いっすけどね。

どうしても主演がトム・ハンクスといったアカデミー常連クラスの俳優だと、期待し過ぎ感満載になりがちになり、その反動でガッカリ感が増す…なんて負のスパイラルに陥ってないっすか?彼自身、結構コメディタッチの作品にも出演してますし、コーエン監督の作品ってのもこの手のタッチがある意味王道みたいなもんでしょ?なもんで未見の人はあんまりハードルを高くせず、軽〜い感じで見た方が楽しめます。何故なら、そこまで十分解釈した上でしてみても、正直イマイチだなと思う人も結構いるだろうなと…俺も含めてWWW

さて、作品ですが、なんといってもトム・ハンクス!…ではなく、イルマ・P・ホールにつきます!名作である『ソウルフード』にも出演してましたが、ホントによくいるであろう“アフロアメリカンのビッグママ”的なキャラを好演してるだけでなく、これでもかという位の存在感を魅せてくれてます…ぶっちゃけトム・ハンクスでなくってもいい位です。

特に同じアフロアメリカンという事でマーロン・ウェイアンズとのやり取りは最高で、ホンットにどうしようもないワルでもカアちゃんバアちゃんには頭が上がらないといいますか、ぶん殴られても反撃どころか泣き出す始末ですからね〜WWW。ま、そこが個人的にはこの作品を見る意味でもあった訳なんで、極端に言えばそこさえ良ければ…てな感じですwww。

たとえば折角キャラがたってる連中ばっかだから、もちょっとイルマ・P・ホールとの対決的要素を組み込んだ…なんて思います。なんだかんだでそういったカラミは後半になって結局何やってたかバレちまうまでほぼ皆無ですからね〜。ま、そうなっちゃうともっとドタバタ感が増すからか、それとも時間の問題か、どっちにしろもちょっとハッスルばあちゃんでもよかったかな…と思いますね。

それと、マンソン夫人が飼ってるネコちゃんが、ただ単にそこにいるだけのネコちゃんじゃないなんつ〜部分もコーエン兄弟の成せる業なんでしょうな。

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