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CrazyLegsに捧ぐ
『The Trials of Darryl Hunt』
2012年06月25日(月) 00:53
いやいやいや、以前の“4日1本”更新からすると、えれ〜ゆっくり出来てま〜楽チンですわ…っつかごぶさたです!
っつ〜ことで今回はドキュメント物、『The Trials of Darryl Hunt』をご紹介します。

1984年にノースカロライナ州ウィンストン・セーラムで起こった新聞記者レイプ殺人事件で犯人とされたダリル・ハント。19歳の彼には何の証拠もなかったがKKKのメンバーの証言により逮捕され、終身刑が言い渡される。無実を訴え続ける彼を、地元の弁護士や活動家達がバックアップ、長い戦いが始まるが…。

冤罪…日本でも耳にする事がありますが、簡単に言えば「無実の身なのに犯人にされた挙句、犯罪者として何年いや何十年も刑務所にブチ込まれる」って事。上告、上告の末に奇跡的に逆転無罪を勝ち取って、晴れてシャバに出てきた人間が、年老いた姿に笑顔を浮かべ、尽力してくれた人々に感謝を述べる姿をテレビでみる度に、「本当に喜べるか…自分だったら」と思います。きっと怒りに震え、涙でクシャクシャになった姿を晒し、関係者各位に感謝を述べつつも、こうなってしまった事に対する怒りや悲しみ、取り返せない大切な時間を無駄にした苦しみを、当事者達を名指しで当り散らすと思う。人間出来ていないっちゃそうなんだけど、とにかく、“疑われ、決めつけられ、奪われた時間やプライド”は戻って来ないでしょ。

勿論、日本の警察はシラミ潰しにあらゆる捜査をし、よりクロに近いと踏んで容疑者を割り出す…最終的にグレーであっても、無理矢理黒にしちまう結果が冤罪を産むんだろうが、それでも何らかの証拠やネタを探し出しての割り出しですが、この作品で描かれるその“ネタ”というものは、たった一つの“差別”という形にない意識だけな訳です。ノースカロライナ州のウィンストン・セーラムっちゅう差別が色濃く残る土地で、しかも証人はバリバリのKKK(クー・クラックス・クラン)。そんな中で“アフロアメリカン男性” であるダリル・ハントが犯人に仕立てあげられる…もう捜査もクソもなく、“黒人であるが故”の逮捕、告訴。結果、約20年近くもムショ暮らしを強いられる結果になる…想像つきますか?まさに地獄ですよ。

日本でも近年導入となった裁判員制度ですが、このダリル・ハント事件に関しては全員が白人の陪審員…公平な裁きを義務付けられる裁判という制度の中でも、こんなアウェーな状況って…街全体がKKKなんじゃね〜のかって気にもなります。そもそもこの制度、日本が導入したのも“アメリカを手本にして”って事なんじゃないっすか?その基本となるべく国がコレですわ…。勿論、全てがそうとは思ってませんが、土地によって差別色が強かったりする部分が未だ大きい問題として存在する以上、この制度はある意味公平という言葉に逆行している様でならないんです。完全に“弱者を叩く”裁判になりかねない。

実際、ダリル・ハントは全く身に覚えのない罪で一審、二審共に有罪を宣告され、終身刑という処分をくだされる訳です…もうね、ノイローゼどころじゃなく、発狂しますよ俺なら。どうせ殺されるんなら自分を陥れた奴らを裁判中に道連れにしたい位の感情になるんじゃないかとすら思う…。しかもですよ、10年後、科学も進み、いわゆる“DNA判定”ってヤツで、シロの結果が出ても無罪釈放にはならず、結局逮捕されて20年が経過してやっとやっと釈放…喜べますか?勝った!と思えますか?例えかなわないにしろ、例え実行できないにしろ、嘘の証言を強要した警察や、犯人に仕立てあげたKKK、何度も何度も有罪にし続けた差別意識丸出しの陪審員達を片っ端から殴ってやりたい気持ちになりませか?

そんな事しても意味ない、何も戻ってこない…でもね、1ケ月だろうと、1週間だろうと、疑われて決めつけられて拘束されるなんぞ耐えられないと思うのに、それが20年なんて…もうね、「次に同じ目に遭うのは、私達のうちの誰かかもしれません」って劇中の言葉がスゲエ重みがあってリアルでさ…。在り来たりの言い方でホンットに情けなくなるけど、それでもシャバに出てこられた事は本当に喜ばしく、また様々な人達の力がこれ程大きくも巨大なものであるという事に対する感謝、見てる方にも痛い程伝わってきた。

色んな物を奪われた…けれども真実と正義は一つ。それだけは誰にも覆されないというリアルなドラマ、たまらなくなりました。


『Beats, Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest』
2012年06月17日(日) 00:25
はいご無沙汰です!っつ〜ことで今回は『Beats, Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest』をご紹介!

制作段階から何かと話題になっていたa Tribe Called Questのドキュメンタリー作品ですハイ!

ラッパーやMCをトータルに扱った作品は結構な数(オリジナルDVDなんかも含めて)リリースされてますけど、ドキュメンタリーの映画作品として1つのグループにスポットを当てた作品(つまり伝記映画じゃない)ってのはさ、HIPHOPに関して言えば他にそうないんじゃないかなと思います。っつ〜事で、そこまでして撮りたかった!という熱意を持って身銭をきってまでこの作品を完成させたのが、あのマイケル・ラパポート。かつてジョン・シングルトン監督の『Higher Learning』ではカルトに走り、悲惨な死を遂げることになった気弱な大学生を演じ、その後もオリバーストーン監督の隠れた名作『Zebrahead』や、スパイクリー監督の“ミンストレル・ショー”をテーマにした『Bamboozled』といった、いわゆる“このブログで紹介した事のある作品”にも結構出ている真っ白の俳優ですわな…もうご存知ですよね、彼。そんな彼がATCQの熱烈なファンだ!ってのも何となく「わ〜か〜る〜!」みたいな気になるのは俺だけでしょうか?www。ココまで来るとある意味タランティーノ的ポジションを掴んじゃったのかな…とも思いますけどね。実際彼はブラックムービーに出演が多いだけじゃなく、随分とHIPHOPファンでもあった訳ですし、こういった作品を製作するなんて、そりゃ〜立派ですよ。

90年代初頭、いわゆる “ニュースクール” と呼ばれた世代、トライブを筆頭にDe La Soul、Jungle Brothersといった “ネイティヴ・タン” 系のアーティストがメタメタシーンを賑わしてましたよね!俺は幸運にもその3グループのLIVEを見たことがあるんですけど、やっぱりトライブはその中でも一際 “大人っぽかった”というか、ネタがJAZZYなだけに凄く落ち着いたGROOVEにすっかりヤラれてましたね〜。だって当時呆れるほど聴いた “The Low End Theory” って、今聴いても全然カッコイイでしょ?特にクラシックである“Scenario” は、アルバムよりも12インチの方のより攻撃的なMIXの方をホンットに好んでよく聴いてたな〜と懐かしく思います。

さて、この作品、そんな80年代から90年代にかけて一番自己のHIPHOP熱が高かったB-BOY達は皆、色んな想いを抱ける作品なんじゃないかなと思います。制作段階で色んなトラブルの話題が舞い込んで来てたでしょ?んでしまいにゃ当事者の1人でもあるメンバーのQ-tipがこの作品にイチャモン付け始めちゃって一時は公開大丈夫?的な心配もしたんですけど、なんだかんだで完成し、去年の秋口にはDVDとしても発売されてます…劇場で見たかったわな〜コレは。

さて、トライブの歴史、そして再結成LIVEまで…といいますが、当然その間解散?活動休止?って長〜いブランクがあった訳で、その間は当然各自当たり前の様にソロ活動をしておりましたわな…やっぱりどんな幼なじみの仲良し同士でも“確執”というものは生まれるんですね…そう、Q-tipとファイフが衝突する訳ですよ。んでアリは間に入って困ったちゃんになり〜の、んでもってジェロビが結果的に脱退…トライブも一旦終わってしまう訳です。よく日本でもお笑い芸人同士はプライベートで仲が悪いとか言うでしょ?好きな者同士がお互いの才能に惹かれあってコンビ組んだ筈なのになんで仲違いするんだろ?とか思うけど…そりゃ〜ね、チビッコならともかく、大のオッサンがいつも一緒にってだけじゃなく、アーティストとして、ビジネスパートナーとして色々とやってりゃ、そりゃ問題意識も生まれるよね…そりゃそうだってホンットに納得出来るな〜なんだか。

当然ジャングルやデラは勿論、他にもビースティー(涙)やファレル、ピートロックにコモン、ザ・ルーツのクエストラブなんかも彼らについて語ってくれてるし、とにかく在り来りな言い方になるけど、凄く良く撮れてると思いました。っていうか、ただ単に “なんでそうなっちゃったの?” って部分をほじくり返す様なスキャンダラスな作品って訳じゃなく、こんな事あったけど、これからどうなんよ?俺らの為にもさ、いっちょ頼むよおおお〜!ってなファン心理が監督であるマイケル・ラパポートの根本に大きく存在している事が凄く作品そのものにも影響しているというか…ん〜個人的には凄く見てよかったと思える作品ですね。やっぱそれは俺らが丁度彼等に直撃世代だという部分も思い入れなんかモロ感情移入し易い作品だったなと思います。

個人的にはこれまで“縁の下の力持ち”的ポジションで、決して目立つ存在ではなかったジェロビがグループ内で担っていた責任というか信頼というか、凄く凄く大きかったんだな〜という事を知ったのは凄く収穫だった…彼は泣いてたしね…。それと、改めてQ-tipはやっぱ世界一オシャレなB-BOYだなと…いや、MURO氏が1番で彼が2番かな?とにかくやっぱりカッコよかったですね。

デ・ラは、『DE LA SOUL IS DEAD』ってアルバムをリリースしても死んじゃいないでしょ?ならばNEXTを期待してもいいじゃないっすかね!


『MIB3』
2012年06月10日(日) 00:03
おひさです!んじゃ行きますよ!こないだ見てきました!今回ご紹介する作品はコレ!『MIB3』です!

かつて自分の片腕を奪われたMIBのエージェントに復讐を誓い、月面刑務所を脱獄した凶悪な宇宙人ボリス。そんな真下、地球では相変わらずエージェントKとエージェントJのコンビがヘンテコエイリアンを相手に奮闘中。中華街のとあるレストランでボリスが鉱物なエイリアンフィッシュを見つけたと思ったら案の定、そこには復讐に燃えるボリスの姿が。どうやらボリスとKの間に何かあると踏んだJは、Kに問いただすがKは頑なに話そうとはしなかったが…

まず率直な感想を言えば、広いターゲットを目標に“チビッコ層”にも楽しめる的要素バリッバリだった全2作品に比べ、そういったテイストを極力省いた結果、結構いい感じの作品にレベルアップしてた様な気がしましたね…つまり満足でした。

勿論、気色の悪いエイリアンも最初の方では結構ベットベトな感じで暴れてくれてたり、お約束の様なキャワユイ系もピ〜ピ〜鳴いたりしてましたが、基本この作品はこれまで触れられていなかったエージェントJとエージェントKの馴れ初めをテーマに、謎もあり〜の、ハラハラドキドキ感もあり〜の、ほんでもってお涙頂戴もちゃ〜んとあり〜のの娯楽作品としては充分“お金を払って見れる”クオリティだった様に思います。

ま、でも実際のとこ、決してシリアスSFってな感じじゃないんで、「あ〜アメリカ人はココで大爆笑してんだろうな〜」的シーンなんかもちょいちょい挟まれてますが、正直クスリとも来ませんでしたwww。いやいや、決して面白くない!っつ〜事ではなく、あくまで笑いのツボの違い…以前、確かココでも言った事があったと思いますが、劇場に『ピンクフラミンゴ』を見に行った時、場内で1人度々大笑いをぶちかます客がいまして、終わった後どんなジャイアニズムを持った“漢(おとこ)”なんだよと見てみたら、コッテコテの外人だったっつ〜事もあり、「あ〜笑うツボだけじゃなく、劇場での楽しみ方のテンションも全然違うんだな〜」なんつ〜事を思ったなと…っつか話脱線し過ぎだっつの!

さて、まだ公開中作品っつ〜ことでやたらなネタばれは避けますが、この作品でエージェントJことウィルのオッサンは1960年代にタイムスリップします。すると当然現代と違い、更に“人種差別”があからさまだった時代…故に、そういったひと悶着なんかもあり〜ので、そこは流石にニヤリと出来ますよwww。「黒人が高級車に乗ってるからといって、皆が盗んだ物とは限らねえんだよ!…でも盗んだけどね」みたいなキメセリフもありましたwww。

んでもって、この作品ではなんだかすっかりお約束の地みたいな感もある、クイーンズにあるフラッシング・ メドウズ・コロナ・パークなんかもまたまた登場してたし、新しい近未来マシーンなんかの登場もあり〜の、んでもってラストは巨大生物との闘い!みたいなベタなもんじゃなく、結構ドキドキなバトルが展開され、あんまり期待せず見に行った俺は「やられたぜ〜ソネンフェルド!」と心の中でエールを送った訳です!

それから…俺がこの作品、当初劇場鑑賞をイマイチ渋っていたのも、今回の作品にはエージェントFこと、あのパグ犬は出てないなんつ〜情報が飛び交ってた訳でして。ところがね、ちゃ〜んと監督は“彼”をそこはかとなく登場させてましたよ。コレはネタバレになろうが言いますけど、フレッシュプリンスのおっさんの部屋にどデカく写真が飾ってあって…それが“彼”だったのには笑ったわ〜!それに、スミスのオッサンがタイムスリップして、警察に職質されてた道路の脇に立ってた“ミセモノ小屋”の宣伝看板。その中央に“Talking Pug” っつって“彼”の絵が!!笑ったわ〜、2度も出やがった!みたいな!

もうさ、ここまでくりゃ、スピンオフ、やったがいいって!『キャッツ&ドッグ』とかよっかヒットすると思うんだけどな〜www。
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