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『THE TAKE(ダーティ・コップ/ザ・わいろ)』
2011年11月28日(月) 00:30
こんなブログやってっと、色んな人の色んな意見を聞く機会があります。

んで、その殆どに対して、あくまで俺的視感ではありますが感想や意見ってのを返答したりするんですが、中には『黒人至上主義者』的な位置付けをされたりすることもあるんですよコレが!ま、俺にとっちゃある意味娯楽の枠を超えた意見という事である意味興味深く見てくれてんだなと思ったりで、案外嫌じゃないんですけど、それこそ偏った意見だな〜とも思うわけです。

例えばブラックスプロイテーションムービー等はその時代背景や英華を極めた大きな“理由”から、どうしても非アフリカ系の登場人物がヒールである事が“仕方ない”じゃなく“必然”であった訳で、またそういった映画に賛辞を送ると先にも述べた様なレッテルを貼る…っつ〜のはどうかなとwww。人それぞれ情報の吸収の仕方や理解の仕方も違うんだろうけど、「リンカーンは素晴らしい!」とか「マルコムは暴力主義者」とかその他モロモロ、一部分の“知”や“視”だけを元に個人的見解が巨大になりすぎちゃってはいませんかねぇ…。

少なくとも事実以外のなにものでもない歴史は存在する訳で、それを“学ぶ”事で“知る”事に繋がり、色んな感情を抱く事は当然ですよね。実際に俺は“映画”という媒体を通して表現してますけど、アフロアメリカンカルチャーや歴史そのものに興味がある事に関しても既に何度もココで明確にしてきました。良いと思うこと、好きなこと、興味があること、知りたいことを俺なりに一部分ココで紹介する行為がそういった“偏見”に繋がるのであれば…全然それでいいっすwww。少なくとも俺は髪の毛真っ黒日本人であり、それを誇りに思う故に、だからこそ単なる“わなび〜ず”ではなく、自分なりには真剣にブラックカルチャーと向き合っているつもりですからね。

っつ〜事で今回の作品は『THE TAKE(ダーティ・コップ/ザ・わいろ)』をご紹介。

サンフランシスコからニューメキシコへ派遣となった捜査官テリー。彼は、街を牛耳っているビクターに接近し、彼からワイロを受け取る。ココはビクターからワイロをもらう警官はテリーだけではなく、いわば汚職の街とも言える場所だった…

俺はここでビリー・ディー・ウィリアムズの作品をココで紹介する度に“ランド・カルリシアンの”とばっか呼ばずに申し訳無く思うけど、なんだかんだで世間一般の映画ファンからすれば彼の認知度ってそう表現する方が解りやすいんじゃないかなという大義名分がある訳でございましてwww。でもね、「ホント、そうだよな〜」なんて思う人はまだまだ勉強不足、このお方がどんだけの作品に出演してると思ってんねんっ!と突っ込みたくもなります…って「その割にはお前あんまり彼の作品紹介してね〜じゃんかよこの変温動物がっ」とお思いの人もいるでしょうけどまあまあwww。その内『ナイトホークス』なんかまで紹介しちゃるきにっ!

っつ〜ことでこの作品、数年前にビデオのワゴンセールで発見後、「にゅうううわわあっ!」という言葉にならない雄叫びをもちのろんろんで有声音にて吐き出しつつ購入した代物。時代からしてブラックスプロイテーション物なもんで、若干の“ダサカッコイイ”や“ダメハードボイルド”を期待しつつ、時代ならではの外し具合を堪能しようと思ったんだけど、意外にコレがいいんだわさ!


いわゆる“汚職警官”をテーマにした作品はこれまた腐るほど存在しますよね。おおよそにしてストーリーもお約束的なもんで、後は役者のレベルなんて部分に嫌でも注目しちゃう訳ですが、この作品、ブラックスプロイテーション時代の割には結構 “いやらしい” 展開となってて、ラストも “悪い奴が死ぬ” って定番じゃない部分もこ憎たらしくて良いんですコレが!

中だるみ…という言葉があるでしょ?あれが起こる一番の要因として、結構初っ端から勢い良く飛ばしすぎちゃうってのがあるんですが、この作品もスタートダッシュから結構いい感じで攻めてくんだけど、ちゃんと中盤にももう一盛り上がりって部分があるので、これまたダルさをかんじないっつ〜か。

ただ、以前彼の作品を紹介したときも触れた…かもしんないけど、彼の作品ってコッテコテの “ブラックムービー” とは呼び辛いものが多いと言いますか、ぶっちゃけて言えば彼以外のアフロアメリカン率がえれ〜低いんですよね。なもんで、作品としてそこそこ洗練されてる印象を受ける反面、ドス黒いファンクネスって部分が寂しいんですよね〜。

それから、NYやLAといったある意味 “そうでなくっちゃ!” 的な土地も意識的にとも思える位舞台から外しちゃってるし、ことごとく黒的要素が排除されてる様にも思えちゃうのは意地悪ですかね?

ただ、だからといって上記感想などからも解ってもらえると思いますが、決して駄作って事はないんですけど、ブラックスプロイテーション全盛時にそういったカラーを抑えつつ、結構ええ感じの作品を残してるって意味では歴史を語る上で外せない存在なんじゃないかなと個人的には思ってます。

イーストウッドのダーティーハリーシリーズと比較する訳じゃないけど、監督は中々なコップアクションを撮っておるなと改めて…。

それから、久しぶりに全然写真が見つからなかった作品でしたねwww


『BENDA BILILI!(もう一つのキンシャサの奇跡)』
2011年11月24日(木) 00:32
はい!メッタメタに忙しいのでいきなし行きますよおおお〜!

今回の作品は『BENDA BILILI!(もう一つのキンシャサの奇跡)』をご紹介!

アリvsフォアマンの舞台で有名な“キンシャサ”。そこでホームレスとして昼間はストリートで演奏し、夜は動物園で眠るバンド“スタッフ・ベンダ・ビリリ”。車椅子や松葉杖といった体に障害を持つ彼らは、最悪の生活環境の中でも奏でる音楽はあくまでポジティヴ。そんな彼らをフランスの映像作家がドキュメンタリーとして映像化する事を決意した…

これまでもアフリカを舞台にした音楽物って結構あったけど、こうも切なく、その何倍もあったかくてニンマリできる作品はコレが一番なんじゃないかな。ストーリー説明でも使った言葉 “ポジティヴ” …この言葉ってのはこういう時にこういう状況でこういう人がこんな風に使うべき言葉なんだなってのがスゲエ伝わるっていうか。特にリーダである“パパ・リッキー” は悲壮感なんてもんを一切感じさせない人間としてとてつもなく大きな “余裕” を感じさせてくれるんですよコレが!ぶっちゃけね、24時間テレビとかである実話のドラマなんて、かわいそうで泣けてくるじゃないですか、でも彼の人生もまたホント冷静に考えりゃ涙も枯れちまう位だっつ〜のに、レゲエもビックリな “なんくるないさ〜”ミュージックに愛が溢れてるんだよね。

ただ、国民性や性格が能天気…そんな事じゃない。彼らは彼らなりに嫌っちゅう程底辺の中の底辺の生活と真正面に向かい合ってるし、だからこそ彼らが歌うリリックはそんな過酷な現実を表現しているものばかり。ベンダビリリのメンバーの殆どが足に障害を持っている者達だし、彼らの音楽を聴いている人達の中にも身障者が多数確認できる。だけども聴いてる人を楽しくさせよう、そして自分自身も楽しくいこうや!といった根っからのエンターティナーとしての血、そして彼ら最大の武器であり特権でもある “自由” ありきだと思う。

ベンダ・ビリリとは調べてみたらリンガラ語で “外側を剥ぎ取る” という意味。まさしく普通である“真ん中” から何時の間にか外側にはみ出るしかなかった彼らが、そんな上っ面の現実よりも、自分達のそのもの、自分達の魂、自分達の生き様こそモノホンだし大事なプライド…そんな思いを勝手に想像しちまう様な言葉だなと思いました。だからこそ、障害者やホームレスのサクセス…だけでもなく、老人が若いもんにゃまけんぞ!といった感じの音楽映画ってだけでもなく…色んな意味で奇跡のつまった作品だと思うんです。

メンバー達はストリートで生きる、いや、ストリートでしか生きられない人間は皆兄弟・親子の様に接し、仲でもロジェというチビッコはみるみる音楽に関する才能を開花させていく。そこに書類や制度で縛られた関係など存在しなくても、本当の意味での親子や家族を超えた絆みたいなものを感じる事も出来るし、彼らがヨーロッパで成功する事で改めて世界に対してコンゴという国の現状を知らしめる事にもなる…彼らの活動や成功は、彼らが考えている以上にワールドワイドなものとなっているんですよね。

2人のフランス人映像作家がキンシャサで見た“偶然” が、ここまで大きなムーヴとなること自体ある意味 “奇跡” なんだけど、彼らの音楽や彼らの笑顔、そしてその背景にある悲惨な現実を踏まえてこの作品を捉えると、妙に自分の中で納得とは違う何か…言葉で言えば “必然” を覚えてくるから不思議…とにかく色々と感じれる部分が多いし、考えさせられる提議を与えてくれる作品。いや、もちろん感動も与えてくれるから尚更!


『Besouro』
2011年11月19日(土) 00:10
気になるニュースを二つばかし…まずはEPMDのエリック・サーモンが心臓発作で倒れたとの事。ヘヴィ・Dがついこないだ亡くなったばかりでしょ?どうも健康面での影響が大きかったみたいなもんで、一瞬「またかよおお!」とビックリしましたが、DJスクラッチの「命に別状はない」との声明で一安心…彼もまたどっちかっつ〜と体型が体型なだけに、ホント気を付けて頂きたい!

それからもう一つ、Dr.DREなんだけど…なにやら今やってる新人のプロデュース終わったらしばらく休むとの事…

…デトックスはどないなっとんねんっ!

っつ〜か、パッキャオvsメイウェザーじゃないけど、“旬”ってヤツのタイミングを逃しちゃいけないよ〜!これは正直“引っ張りすぎ”!いくら納得のいくまで…って言っても、発表からどんだけ発ってるよ?それこそファnの期待度はもうMAXを振り切ってる訳だから、いざリリースされてよっぽどハンパない作品でない限り「散々待たされてこれかよ!」的評価にもなりかねない。通常ではハンパない作品でも状況が状況なだけにそうなっちまう事だってありえるでしょ?それに正直俺のテンションはもう既に下降気味ですけどwww

っつ〜ことで今回の作品は『Besouro』をご紹介!

かつてブラジルがポルトガルの植民地だった頃、過酷な労働を強いられていた奴隷達が手錠をかけられた状態で闘う為に生まれたと言われるブラジルの格闘技“カポエラ”。現在はすっかり格闘技というよりも“舞踊”としてのイメージが強くなってる感があります。俺は一度、あるダンススタジオでこのカポエラを目の前で見た事があり、その方はオーストラリア人だったんですけど長年やってる人だったらしく、結構なアクロバティック的動きをしてました。ただ、やっぱり格闘技として見た場合は正直無駄な動きが多く…というか、絶対にやっちゃいけないであろうポーズなんかもあり〜の、またアクションがデカいだけにスピードも予想以上に遅く…つまり“闘う為の技術” とは少しかけ離れているかなというのが正直な感想です(実際にやってる人からすれば「んなこたねえよ!」かもしれないですけど、すいませんwww)

で、この作品、そのカポエラの伝説的人物とされる “ビゾウロ” を主役にしているだけに、フィクションとして脚色はモロにあるとしても、所謂カポエラっちゅうもんが “闘う為の術” とされていた時代背景や本来の趣旨みたいなものがなんとな〜くであるにせよ見えてきた作品だと思うし、一言で言えば非常にオモロかったです。ってか、個人的な願望を含めれば、「カポエラって本来きっとこうだったんだよ!こうだったに違いない!」と思えるっていうか、梶原一騎世代からすれば、物凄い幻想をいだいていた訳ですよカポエラに関しては!なもんでそういったイメージを凄く具体的に映像化してくれてたっていうか…そういった意味でも俺は十分楽しめる秀作でした。

まず、カポエラってものを格闘技視点で映画にした作品なんてこれまでになかったでしょ?…と言いたいとこですけど、90年代に俺がドが付くほどのB級カラテ系アクションを見まくってた時、『オンリー・ザ・ストロング』というアメリカの作品がバリバリのカポエラ作品でした…っつっても時代設定はモロ現在だし、元特殊部隊がヤクの売人と戦う学園モノっていう “ごった煮” みたいな作品だったんですけど、覚えてるって事はそれなりに楽しめたってな事でしょうねwww。でもそれ以外で考えればせいぜいヴァン・ダムの相手がそれっぽい技の使い手だった…みたいな取り上げられ方だったでしょ?ま〜最近じゃUFCのブームもあり〜ので、“柔術”の作品なんかも撮られてたりしますからね、それに作品を見てみると改めてカポエラってものが映画にしやすい材料を沢山含んでるって事がよくわかるんですよこれが。

ま、カンドンブレの川の女神であるオシュンとのシーンなんてのはちょっとスピリチュアル度がMAX振り切ってる感はあるにせよ、妙なB級感がプンプンな訳でもなく、アクションも今風であるワイヤーなんかも取り入れ、俺らのイメージするカポエラとは違ったワイルドスピードな格闘シーンでそれはそれは新鮮です。っつ〜か、伝説といえば中国の黄飛鴻をモチーフにしたジェット・リーの出世作『ワンスアポンアタイムインチャイナ』シリーズでも、スゲエ飛んだりありえね〜連続蹴りをブンブン出してたでしょ?でも同じフェイフォンをジャッキーさんが『酔拳2』で演じたらごくごく普通の達人になっちゃう…ま、話脱線しそうなんで無理矢理戻しますけど、神話とされる部分なら映画なんだもん派手にしちゃっていいと俺は思うんですよ。

ただ、個人的にカポエラをやってるわけでもなく、その歴史に詳しい訳でもないんでハッキリとは言えないけど、実際にやってる人から見たらどんな感想を持つんだろうかな〜?例えばバリバリのカンフーアクションが好きな人からすれば、正直退屈だと思うし、歴史的検証という意味で見たら「ありえねええええ〜!」とかになっちゃうよ絶対www。だからこそ、アクション作品としての期待感はあまり持たずに見た方がいいかな…ってか日本版でればの話ですけどwww。それから出演者、全員知りませんwww

でもさ、カポエラやってる人のこと “カポエリスタ”って言うんですね…んじゃ俺ら “カラテリスタ” カッチョイイ!いやいや、でも俺ら日本人、“カラテリスタ” なんかじゃなく “空手家” ですからwww。


『Exit Through the Gift Shop』
2011年11月15日(火) 00:07
HIPHOP&R&B専門誌である『bmr』が創刊400号を期に、残念ながら月刊としてはラストとなってしまいました。

前にも触れた事がありますが、俺ら地方の人間からすれば、雑誌っちゅうのは貴重な情報源でして、まだガキだった頃からこの『ブラックミュージックレビュー』と『FRONT』は毎月のマストアイテムでした。その後『FRONT』は『BLAST』に変わり、残念ながらその幕を閉じた後、唯一の拠り所としてbmrが存在していました。俺にとっては新譜の情報やアーティストインタビュー、各特集だけじゃなく、HIPHOPに関連したサブカル系考察や、そのコアな目線でちょいフザけた感じの部分に関しても凄く影響を受けた事を思い出します。

ただ、これは決して“THE END”ではない…だったらどんな形であれ、また再び俺らの目に触れる時が来るって事を期待しつつ、当分はWEBにてHOTな話題を提供して欲しいなと思ってます。

っつ〜事で今回の作品は『Exit Through the Gift Shop』をご紹介!

フランスからLAに移住してきたティエリー・グエッタは、強度のカメラヲタの本職古着屋。そんな彼が、いとこの影響もあり、グラフィティ・アートに興味を持つようになり、ライター達をカメラに収めていた。そんな中でロンドンの大物グラフィティアーティストであるバンクシーと知り合い、自らのゲリラ創作活動にティエリーを同行させるが…

いやいやいや、正直なんとなく展開やストーリーは知っていたので、過度の期待感を持たずに見たのがよかったのか、個人的には凄く興味深い作品として色んな感情を覚えましたね。ここでも数本、グラフィティに関連する作品を紹介してきましたが、正直どれもイマイチ的評価ばかりで、金字塔とも言える 『STYLE WARS』 も基本的にドキュメンタリーでしょ?やっぱHIPHOPって文化の中でもグラフィティってエレメントはフィクションとして描きにくいのかな〜とも諦めてました。だから尚更こういったドキュで、しかも思いっきりふざけた感バリバリの作品ってのが非常にカッコよく感じたりするものです。

また、スプレーを使って “描く” といえば、下書きなんかある場合はもちろん、基本は “フリースタイル” じゃなっすか。でもこういったステンシル形式のアートもここ数年えれ〜目にする機会が増えてきたっつ〜か、それこそアートってのは常にネクストレベルに進化してるのかな〜って部分も痛感したしね(でも個人的にはことHIPHOPというくくりで言えば、フリーこそ!って強く思う)。

話をもとに戻すけど、このティエリーってのがバンクシーにおだてられてすっかりその気になっちゃって、アーティスト気取りで映像をドキュメンタリー作品『ライフ・リモート・コントロール』にまとめるんだけど、元々は単なるカメラ好きのオッサンがつくった作品…にっちもさっちもいかない出来でさ、んでやめときゃいいものを、今度は更にそそのかされて個展まで開いちゃうんだわ!しかも『Mrブレインウォッシュ』なんつ〜ハイカラなアーティストネームまで自らにつけちゃって。勿論色んな部分でバンクシーの大大大プッシュもあり〜の、これがとんだ大盛況になっちまうんだわさあああ!

っつかさ、要するに『STYKEWARS』をはじめとして、グラフィティって文化を紹介してきた作品は、いかにかれらアーティストが危険を犯しつつも自らの才能を作品に残す為に日々サヴァイヴしているか、またその行為は社会にどういった影響を与え、どういった人物がどういった対応に駆られているかといった部分にスポットをあてた、なんつ〜か “超リアリズム” 的なヤツが多かったでしょ?ところがこの作品は、特別才能がある訳でもねえオッサンが、他のアーティストの手法をパクったり、金払っててきと〜にやらせたり、そんなプライドやパッションなんて微塵も感じられない活動の中で生まれた“作品”でも、こんなに受け入れられちゃうんだもんよ!ってな内容なんですよね。なもんで、そういった事情に詳しくない人が、1本のドキュメンタリー作品として本作を見た場合、「ストリートアートって楽勝なビジネスなんだね〜」と思いかねないんですわ!

ただね、これホンットに純粋なドキュメンタリーなのかな〜と深読みしたくなるってのも事実。実際、ティエリーってヤツもえれ〜オモロイっつ〜か、ある意味出来上がってるキャラなんだわさ。んでもって更にバンクシー自身謎が多いから尚更色んな妄想を掻き立てられる作品だなと思いましたね。それと同時に惚れ惚れする様な見事なグラフィティを世に残しているアーティスト達の殆どが、夜な夜なドックに侵入したり、もっと言えばスプレーをバクるとこから始めたりと、1円の金にもならない苦労を重ねているだけに、“なんとかと天才は紙一重” 的にこのジャンルのアートを解釈されるんじゃないかという危惧もあり〜の…見る角度によっては良くも悪くも評価が別れる作品でしたね。

それから…この作品に出演してるアーティストって、俺らみたいにアメリカで生まれた文化に魅せられてそのアメリカに移ってったって感じでしょ?『プラネットB-BOY』の時も痛感したけど、HIPHOPってホントにワールドワイドになったもんだな〜ってつくづく思うよ。でもさ、フランス語、韓国語、日本語のラップを聴いて、本国アメリカのB-BOY達はどんな感想を抱くのだろうか…

予断だけど、この作品を見に行った劇場で、名倉潤からアジアンテイストを薄めにした様な彼女らしき女に対し、上映中にも関わらずデケエ声であれこれレクチャーしていたワオキツネザルを無理矢理擬人化したみてえないけ好かねぇ男がいまして、そいつの近くに座ってたダメリーマン風の男が「静かにしてくれます?」と注意したにもかかわらず、相変わらずな無神経振りを発揮し、映画と関係ない話までする始末。さすがに“肥後の阿弥陀如来”と言われるボクちゃんもトサカにきまして、3列先に座ってたそいつの座席を挨拶代わりに思いっきり蹴ってやって、そいつの隣に座ってやりましたwww。

ん〜HIPHOPwww…っていい加減落ち着け!俺!


『BLACK(最狂強奪人 欲望のダイヤモンド)』
2011年11月11日(金) 00:38
俺が丁度高校生位の頃、世は空前の第二次ダンスブーム到来中で、TVでも『DADA LMD』、『CLUB DADA』、『DANCE DANCE DANCE』そして『天才たけしの元気が出るTV』では“ダンス甲子園”が大人気に!丁度その頃日本のダンスシーンでスマッシュヒットとなり、特別HIPHOPが好きじゃない人でも知ってるって程の人気を誇ったのがオージェイズネタ使いのHeavy D & the Boyz“Now That We Found Love”でした。そのHeavy Dが先日11月8日、44歳の若さで亡くなってしまいました。

事件性は無いみたいなのでやはり健康的な部分なのか、ビッグパンの例を思い出してしまいましたが…ソロとしての活動も凄く好きなラッパーであったし、強烈な個性もあるのでこれからは映画にも更に…と期待をしていただけに、その早すぎる死が残念で仕方ありません。Heavy D  R.I.P

っつ〜事で今回は『BLACK(最狂強奪人 欲望のダイヤモンド)』をご紹介するズラ!

いやいやいや、久しぶりに来たね〜、このシンプルな本題に比べて邦題のひねりすぎて失敗した感バリバリのタイトル!

っつかさ、どんなにHIPHOPが好きっつっても流石に日本とアメリカ以外の国のアーティストまでチェキっている訳ではないので、正直に言えば“知らない”訳だが、恐らく主人公のブラックを演じたMC Jean Gab'1なるマッチョは、個気味良いテンポのアクションが中々の出来だったと思う『Banlieue 13(アルティメット)』なんかにも出てた人ですが…やっぱMCと付くだけあってラップか何かやってんじゃないかなと思いますwww。もしそうじゃなかったら今すぐそのマスターオブセレモニーの二文字を取っちゃいな!っつ〜かその前に、一体なんて発音すりゃいいんだよこの名前わっ!

んなこたいいとして、未だにボンジュ〜ル映画なイメージを拭えないフレンチ物ですけど、考えてみてくださいな、『憎しみ』以降、結構HIPHOP世代をターゲットにしたっぽい作品って結構フランスで量産されてたりするんですよ。直接関係ないにせよ、アクション作品なんか特にそれっぽい恰好したヤツ出てきたり、サントラがボンジュ〜ルラップだったりと、急速にB-BOY化してるフランスっ子が多くなってる様に思います。

んでもってこの作品、やっぱ登場人物が登場人物なだけに、モロって感じはしますよねwww。主役、ヒロイン、サブキャラ共にアフリカ系、そして敵役は当然その反対。しかもアフリカが舞台、トドメがこのタイトル!でもまあストーリーもアクションも、所謂定番的といいますか、リュック・ベッソン的志向なんかが塗されりゃまだオモロくなるんだろうけど、こういう所は妙に “らしくなく” 直球勝負だったりしてます。ただ、個人的にはこれまた十分満足出来る作品だったと思いますよ〜。まず、主人公のMC Jean Gab'1てのがいいじゃないっすか!フランス国内でどれ程の人気を誇ってるのか知りませんけど、大よそ主人公ヅラしてないトコがいいですね〜!ほかにも見所は…って、これがそう無いんだわさwww。さっきも言った様にアクションはトント〜ンとテンポ良く迫力満点で続く訳でもなく、ハラハラドキドキのサスペンスって訳でもない、しいてあげれば “トンデモ度” は結構ハンパないんだよコレが!

といいますのも文字にするのも恥ずかしくなるんだが、簡単に言ってもネタバレになっちまうんで遠慮なくいいますけど、要するに悪いヤツは最終的に “ヘビ人間” と化し、それに対抗する為にシャーマンっつ〜謎のオッサンに目覚めさせられた主人公は、ヒロインとヤらしい事した挙句になななんとライオン人間七変化をブチかます始末…久々に雄たけんでみるとするか…

どうかしてるぜえええええええ〜!

なんなんだっつ〜んだよ、フランス人は未だにアフリカの怪しげな原住民は呪いや魔術を駆使し、人間以外の力を宿らせる事が出来たりするという伝説みたいな寓話を勝手気ままにデフォルメし続けとるんかいっ!ぬううう〜…たまらん!このトンデモ具合!久しぶりに内容は平均点以下だっつ〜のに、総合評価は居酒屋2件分の代物じゃんわい!流石、妙な邦題つけられてひっそりと隠れるようにリリースされたDVDじゃわい!狙いに狂い無し!最高!誰か俺と居酒屋で一杯やりながら、この作品について語りながら大笑いしないかい?

あ、それからアグレッシかつクールな魅力が光ってたパメラを演じてたキャロル・カレメラって女優さん。これがマジでカッコよくてさ〜色々画像とかググってみたんだけど…

この作品の彼女以外、どれも微妙だっつ〜事が判明致しましたwww。


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