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『PREDATOR 2』
2011年09月29日(木) 20:49
いや〜ね、テディ・ライリーが少女時代のアルバムに参加してるっつ〜トンデモ情報にも驚きましたがね、んな事よりも長い沈黙を破って再活動開始っすよ!モス・デフとタリブ・クウェリですわ!ブラックスターですわっ!

あんだけ1stの『Mos Def & Talib Kweli are Black Star』でヘッズの心を鷲掴みにしたっつ〜のに、あれから10年以上経ってやっとこさ!ってのもどんだけえええ〜(古っ!)ってな感じですけど、今は精力的にライブを続けてるみたいなんで、何にせよ、マジで2ndのリリースが楽しみですね!ホントに個人的嗜好から言えばこの辺りのアーティストにもっと頑張って欲しいっ!

っつ〜事で今回の作品は『PREDATOR 2』をご紹介!

1997年(公開時1990年なんで設定としては近未来)のLA。ハリガン警部補は麻薬組織を追う中で、ある惨殺事件に直面する。しかし、市警の圧力で調査から外されたハリガンだったが、麻薬王レイモンとジャマイカ人の抗争の現場で、例の惨殺の再現の様な事件が起こり、唯一生き残っていたレイモンの愛人は「悪魔がやってきた…」と意味不明な言葉を残すが…

少し前にWOWOWで放映された『プレデターズ』を何気〜に眺めてたところ…知りませんでしたわ、ローレンス・フィッシュバーンが出てたんですね〜。俺自身、US2大モンスターとも言えるエイリアンとプレデターに関しては、どちらも劇場でしっかりと鑑賞したのは1作目のみ…その後はなんとも“劇場に脚を運ぶまでいかないレベル”と勝手に位置づけた割には、自分の家で見る続編はどれもこれも満足いくものばかり…それでも頑なに劇場鑑賞を拒み続けているというなんとも不思議なシリーズなんすね〜。

なもんで、よくよく考えて見ればこのプレデターシリーズもアフロアメリカン主演率細川たかしであるにも関わらず、これまでココで紹介したのはサナ・レイサン主演の『エイリアンvsプレデター』のみ…はい、サナ・レイサンが好きだからというヨコシマな理由ですけどwww。
っつ〜事でこれじゃシリーズ1作目で頑張ってた割りに見事に死んでったカール・ウェザースやビル・デュークが浮かばれないのではないかと、とりあえずシュワルツェネッガーが主役を降りるという大ピンチの中、ハンパないプレッシャーを受けつつその重責を担った形で主役を引き受けたダニー・グローヴァーを讃えつつ、『プレデター2』を紹介しとかないかん!と一年勃…いや、発起した訳です!

さて、世界でも大ヒットとなった前作なだけに、色んな意味で重圧のかかる続編…観客は否応無しに期待感を膨らましてくる訳でして、そんな中、先ほども述べた様に主役が交代するという見事にネガティヴ要素全開で公開されたこの続編。まず逆に聞きたい!みなさんはどうだったのでしょうか?個人的な感想ですけど、もうかれこれ20年位前の作品なんで、思い出し思い出しつつになっちゃいますけど俺は凄く満足しましたけどコレ!勿論ダニー・グローヴァー故に…って訳じゃなくってね。

ま、確かにさ、色んな意味でビックリでしたわ…だってあの全盛期のシュワが血だらけになってなんとか生き残った様な強敵に立ち向うのがダニー・グローヴァーだぜ?俺は逆にキャスティング担当に拍手を送りたいよ!しかもさ、見事なキレっプリを見せる熱血デカでしょ?ショボくれないショボくれないwww!それにさ、この作品って色んな意味でその後の続編に続く伏線もあり、プレデターっちゅう生態の思考や目的なんつ〜部分も微妙に含みつつ…だったでしょ?シリーズ追う事に賢さや残忍さを増してる感があるプレデターだけど、こいつらただ単に無差別殺人を繰り広げてる訳じゃないっしょ?特に勇気あるヤツとかに対しては妙に「お前やるやんけ気質」でいきなしザックリと殺したりしないでしょ?ま、確かにずっと光学迷彩のまんまでいりゃいいし、どんどんハイテク具合を露呈する武器を駆使すればノーダメージで人間なんぞやっちまえるのに…なんて疑問&つっこみなんかクソくらえじゃ!そんなん「はなっからライダーキックすりゃいい!はなっからスペシウム光線出しゃいい!」とおなじレベルのチビッコへりくつじゃわい!

そんな事よっかさ、いかにもジャングルって場所が一番イキイキしててさ、一番奴らにとっての “狩場” として絶好のロケーションだった筈なのに、LAの街中でドンパチなんて「2作目は大胆に行かないと!」といった製作側の心意気も伝わったわい!それにシュワじゃなくなった分パワーダウンしてるか?こちとら名優ダニー・グローヴァーだぜ?この作品では色んなシチュエーションでの “怒り” ってもんを流石の表現で演じてたじゃないのよ!街のギャングを一掃してくれるプレデター、いいヤツじゃないの!これはマジで久しぶりに声高に言わせてもらうが、続編として、しかも主役交代劇なんつ〜マイナスオマケ付きな割には稀な良作だと言う!俺は言う!


『Jumping The Broom』
2011年09月25日(日) 00:48
残念ながらこの世を去ってしまったラッパーといえば、皆さんは誰を思い浮かべますか?最近のヘッズ達なら恐らく殆どがビギーもしくは2パックという名前が多いんじゃないかなと思います。他にもジャムマスターJ、ビッグ・パン、ビッグL、フリーキー・ター、スコット・ラ・ロック…他にも思い返してみればホントに多くのアーティストが“不運"な形でなくなってたりします。

でも俺個人的にはやっぱりEAZY-Eなんです。なんだかんだで映画『ブレイクダンス』がホントの意味での火付け役になった事もあり、当初は結構西のアーティストを好んで聴いてたので当然N.W.Aは大ファンでした。だから、このSOURCEマガジンの表紙はホンットに辛かったのを思い出しますね。まだ今ほど物が溢れてなかっただけに、当時ホントに数少なかったHIPHOP系のお店に売り物としてじゃなく置いてあったものを、「なんとか売ってくれませんか?」と食い下がった事を思い出します。

っつ〜事で全然雰囲気変えてご紹介する今回の作品は『Jumping The Broom』です!

裕福な家庭に育った弁護士のサブリナは結婚願望が強いキャリアウーマン。ある日ちょいと追突事故で人を軽〜く跳ね飛ばしてしまうが、犠牲者の銀行マンであるジェイソンと急速に惹かれあう。運命的な出会いをした2人は半年で結婚を誓い、それまで “禁欲” を決め込む。しかし、サブリナの仕事の都合でお互いの家族は結婚式まで対面する事はなかったのだが…

ラブコメってのはある部分ではベッタベタやありえない方がいい…逆にサラリと現実的だったりすれば妙に物足りなさを感じてしまうもんだ。そこいくとこの作品、非常に楽しめましたね〜!というか、ラブコメであるにも関わらず、“泣ける” 作品でもありました。

まずタイトルに関して触れてみたいと思いますが、この『ジャンピン・ザ・ブルーム』ってのは主にアフロアメリカンの結婚式の際、その名のとおり “ほうき” を飛び越える儀式でして、ほうきは、悪霊を避けるという意味を持つと言われてて、黒人奴隷達が公に結婚を事を認められていなかった時代に、親類が集まって2人の為に行った儀式だそうです。

っんでもってこの作品のヒロインは、日本でも話題となった『プレシャス』で同性愛者の教師を演じてたポーラ・パットン、彼女が髪をロングにしてさ…これがま〜美しいんだわさ!ハンパなく!んでさ、基本シリアスドラマじゃないんで振る舞いがイチイチ“可愛い”んだまたコレが!

んでストーリー説明では深く触れてないんだけど、要は両家の間に生まれる “身分格差” ってのがテーマになってんだけど、それぞれの母親がアンジェラ・バセットとロレッタ・ディバインな訳だ。ま、説明するまでもなくどっちがどっちってのはお解かりと思うんですが、もう特にロレッタ・ディバインが見事な存在感でさ、この2人のベテランが色んな意味でこの作品の節々をピシッと締めてるっていうか、だからこそただ単純な軽いタッチのラブコメで終わってないんですよ。

つまり前半部分を主役2人の馴れ初めからプロポーズにかけてのキャピキャピラブリー編とすれば、後半はそれぞれの家族の格差や葛藤なんてもんが絡んでくる “程よい緊張&感動編” みたいに、一言で “ラブコメ” という言葉で片付けたくない作品であると思います。

こんな作品をホンットに結婚前のカポー達にマジ見て欲しいわ!今まだそんな年齢で?っていう既婚者達が離婚して〜離婚して〜って話をしてるのをよく耳にすっけど、なんだか結婚も離婚も凄く簡単に捉えてる様な気がしてならないっつ〜か。俺自身、一度失敗してるだけに、結婚なんつ〜人生で態々複数回経験しなくてもいい一代イベントは、勢いや雰囲気、まして身分や地位や年齢の差なんてもんで決まるも決まらないでもなく、ホンットに愛し合った者同士が “自分に対して、互いに対して人生最大級のメガトン覚悟を決めた” 結果にはじき出される答えだと思う

それにさ、この作品の主人公2人は、結婚する直前まで所謂 “ちゃんとした職につき、ちゃんとした収入を得てる” 訳でしょ?それでも “育ちが違う家族” を “自分達の家族” として受け入れるべく時の拒否反応や葛藤なんてもんは、ホントにこうなんだろうか…などとふと真剣に考えてしまうもんです。それは決して身分うんぬんじゃなく、極端に言えばただ単に “生理的に” 拒否る事だってあるだろうし、だからこそ俺的にはちょっといろんな目線で見直せる作品だなとも感じました。

ってかさ、アメリカ人ってホンットにバラの花もって相手の前に跪いて手を合わせてプロポーズするんだねwww。

それから、エル・デバージとか出てますハイ!


『Frankenhood』
2011年09月21日(水) 00:11
ま、いつもココでは言ってる様に、人によって“好き嫌い”ってのがある訳でして、俺にとってそのどっちかっつ〜と“個人的に好きになれないけど世界的には大人気”ってのの代表みたいなのがカニエさんなんすよね。そのカニエさんがなにやら自らのファッションブランドを立ち上げまして、それのお披露目の舞台がなななんとパリコレらしいんですわ。

ま、詳細やらなんちゃらは知りませんが、以前MTVの番組でカニエのプライベートちょい垣間見映像みたいなヤツがありまして、このお方、ラルフローレンのショップに行ってですよ、パステルカラー調のニットかなにかをありったけ全色コンプリート買いしてましたわ、「全部くれ」みたいなwww。んでもって「俺は金を湯水のごとく使う」と自分で言ってくれちゃってましたわwww。スターやわ〜と思いましたけど、やっぱこういう部分も俺あんま好きじゃないっすwww。

っつ〜事で今回の作品は『Frankenhood』をご紹介!

遺体安置所で働くモータウンとダリアスはバスケ好きで、地元の3on3の大会で優勝する事を夢見ていた…が、実際はなんともいえない微妙な毎日。そんな中、同じ職場で働くマッドサイエンティスト(笑)のフランクリンは、2人の前でなななんと死体を生き返らせるという実験をブチかますが…

思い出しますわ…かつてK-1に初登場した際、彼は “ビースト(野獣)” という呼び名そのものの荒々しいファイトを展開し、反則まで繰り出す始末。そのセンセーショナルな登場に、日本全土が注文したもんです…ボブ・サップ、その男に…。その後も彼の進撃は留まる事を知らず、初の国立競技場開催となった格闘技イベントである『Dynamaite』では、あのブラジルの柔術テクニシャンであるアントニオ・ホドリコ・ノゲイラと接戦を繰り広げ、彼の評価は頂点に達しました…が…

その後の転落振りといったらまさしくローリングストーンの如く、いつのまにかビーストどころかすっかり “ヘタレキャラ” 全快で、本格思考の格闘技界からは徐々に蚊帳の外に追いやられ、今ではたま〜にプロレス会場で見ることがある位の存在に…いやはや、怖いもんですね〜時の流れって。

随分と映画とは関係ない話になっちゃいましたが、そのボブ・サップがひっそりと映画に出てたりするんですわ。ま、ゲスト出演っぽい『IZO』や『デビルマン』は置いといて、日本でも出るって事でプチ話題になった割には実際蓋を開けて見ると中身ははサッパリだたっという『エレクトラ』や、プロレス出身であるザ・ロック主演の『The Longest Yard』にもチラッと出てたでしょ?しかも図体デカイけど直ぐ泣く様な地で行くヘタレキャラでwww!んでもって、このキャラを定着させたいのか今回の作品もそんな感じですハイwww

んでどうだったか…ハイ!オモロかったですね〜!なんともヌルい感じもいいし、チープだし、だからこそ尚更笑いに徹したトコもいいし、なんと言っても “ボブ・サップ” が良かったですね〜。

ま、そんなにモリモリは出て無いにしろ、チャーリー・マーフィがなんともいい味を出してたっつ〜か、それこそフランケンっつったらさ、怪しげな実験室でオドロオドロシイ雰囲気の中、配線や電器系統かなんかがガチャガチャしてる機会とかあってさ、みたいなの想像するじゃん。それがま〜チープでさwww。そんなんで生き返るんならフランケンもクソもないわい!みたいなwww!ただ、それぞコメディな訳だし、それだからこそ笑えちゃうって部分は否めないんですわな。

バスケが一つのテーマに成っているとはいえ、熱血系のスポコンでもないんだけど、ニンマリ出来る作品っちゅうのが一番の感想ですね。ただ、これDVD買いです!とまではいえませんけどwww。




『ELEPHANT WHITE(パーフェクトスナイパー)』
2011年09月17日(土) 00:56
みなさんは車、好きですか?俺もまぁ男子なもんで嫌いな方じゃなく、これまで系8台の車を乗り継いで来ました…っつってもその全てが“中古車”故に、ただ単純に寿命が短かったので買い替えも仕方なかったっつ〜部分もデカいんすけどねwww。さて、HIPHOPの世界でもローライダーといったハイドロ系や、ラグジュアリーカーで言えばレクサスやハマーといった車もPVなんかによく登場してきますよね。ま、その殆どがかなり弄くったり豪華絢爛な部分を見せびらかしてたりするんですけど、俺が一度は乗ってみたい車は…やっぱシボレーのバンですね〜!タホでもサバーバンでもどっちでもいいです!

※所ジョージさんのサバーバン(世田谷ベースカラー)

ま、実際のところ排気量5000cc以上のモンスターマシンを養うって事は、現在の俺的経済事情を考えれば、色んな意味で車と心中する事になっちゃうんで未だ触った事もありませんが、俺の中での“アメ車”はトランザムやコルベットやキャデラックじゃなく、バンやブロンコみたいなゴツゴツの四駆がしっくりきますね〜。

っつ〜事で今回の作品は『ELEPHANT WHITE(パーフェクトスナイパー)』をご紹介!

一流のスナイパーであるチャーチはギャングに娘をさらわれた男からそのギャングをぶっ潰してくれとの依頼を受ける。チャーチは武器商人であるジミーの助けを借り、ギャング達を襲撃するが、メイという少女と出会い、そのギャングが売春・ドラッグで手広く悪さをしてる巨大組織チャンガオ団という事実を知るが…

はい!大好きなスナイパー物で御座います。もうね、スコープ付きのライフルが出るだけで血わき肉おどるタイプの人間としては見ない訳にはいかないっすよね。しかも地味〜にケビン・ベーコンという役者が好きである俺としては尚更興味もしんしん丸になった訳です…ま、いかにもというカッコイイ邦題に比べて『ELEPHANT WHITE』という地味な原題とのギャップに一物…いや、一抹の不安も感じながら…

ストーリー自体には特別な魅力も何もない訳で、いわゆる “こういった系統のアクション” が好きな人には十分満足な作品なんじゃないでしょうか。逆に言えば、TSUTAYA独占レンタル作品(劇場未公開)ってな位の作品なんすから、大学の映件部長系の人にはちっともオモロくないんでしょう。個人的には満足満足!だってさ、武器商人であるケビン・ベーコンの銃器の充実ぶりっつったらさ、も〜う!ほら、良くあるでしょ?壁がウィ〜ンて開き〜の!中にズラリと銃並び〜の!あんなんがワンサカなんですわ。

少し前にプチブームにもなったタイのムエタイアクション(?)映画『マッハ』を覚えてますか?ノーワイヤー・ノースタントを謳い文句に人気を博し、続編だのなんだのまで作られた作品がありましたよね?あの『マッハ』の監督であるプラッチャヤー・ピンゲーオが撮ってるので、必然的にタイロケで、美味そなタイ料理なんかも見れちゃいます。ま、当然ご当地色ってのも凄く反映されてて、人身売買や少女売春、ドラッグの問題なんかも生生しいし、怪しげなクラブなんかも一昔…いや、二昔三昔前のバブリーな日本を彷彿したりとさ、だからといって映像自体はいかにもっていうB級感は無く、そこそこ綺麗な作品に仕上がってたと思います。よし!合格!

これはきっと評価が別れると思うし、俺らが少数派になると思うけど…俺は断然『マッハ』よりもこっちの方が好きですわ。恐らく監督もこの作品でハリウッドへ!っていう弾みを付けたかったんだと思うけど、どうだろ…マッハ的なテイストを期待してた人にとって随分とガッカリしたんじゃないだろうかという不安もあるけどさ、ハッキシ言うわ、『マッハ』的なノリって絶対飽きるって!それよかさ、こういった渋めのキャスト使ってこういった作品をコンスタントに撮ってける方が腕確かな証拠だって。だってさ、あんだけ派手目の作品ってのは、ある意味監督の手腕よっか、主演俳優のポテンシャルに頼ってるとこ、デカいでしょ?んじゃそんなん出来る俳優使わなきゃドド〜ンとトーンダウンしちゃうのか…いやいや、俺は十分、今後も楽しみだな〜と思いましたよ。

つまりだ!悪い意味で期待を裏切られた!と思ってる人達にゃ、「んじゃずっとマッハ見たいんかい!」と言いたい訳っすよwww。こまかなトコ突っ込み入れるよっか、その突っ込み入れたいトコもまんま楽しめるじゃないっすか。俺はあえて言おう!早いトコ『マッハ』のイメージを脱却しようと試みた監督の心意気にバンザイですわ!そして一皮も二皮も剥けに剥けたニュー・ジャイモン・フンスーを見せてくれた手腕に感謝ですわ!


『Bouncing Cats』
2011年09月13日(火) 00:49
いやいや、ビックリしましたわ。こないだT.I.出所おめでとう!とか言ったんですけど、あっちゅう間に逆戻りしたらしいっすねwww。しかも思わず「そんな理由でかいっ!ツメ甘っ!」みたいな。ま、どっちにしろあと1ヶ月位で出てくるらしいんですけどね…いやはや。

それよっか男性誌Esquireに2011年度の『生きている中で最もセクシーな女性』としてリアーナが堂々1位!……という誤報が流れたとまあまたヘンテコな話題がwww。ま、誤報っちゅうだけあって実際のトコはカトリーナ・ボーデンっちゅう女優さんが1位だったらしいんすけど…俺この人知らねぇし、少なくとも俺はリアーナの方が好きっす。更に言えばQちゃんセクシーランキングでは2人とも20位以内にも入りませんけどねwww

っつ〜事で今回の作品は、イイっすよ〜!『Bouncing Cats』をご紹介!

ネガティヴをポジティヴに…そんな状況から生まれたであろうHIPHOPという文化、その一つのエレメントであるB-ボーイング。これまでもココでは数々の “ブレイクダンス” にスポットを当てた作品を紹介してきたけど、こんなにも残酷で切なく、それでいて最強にポジティヴな気持にさせてくれる作品は無い!

ハンパないよ、色んな意味で!

俺らがガキの頃、24時間テレビなんかのチャリティーの矛先は海外ではもっぱら “エチオピア” だった。顔にハエが集り、喰う物も食えずに泣いている子供の顔が今でも目に浮かぶ。でもね、世界各国で紛争や戦争、対立や分裂が繰り返されている中、もう何処が飢えてて何処がヤバいなんて観念無くなって来てませんか?この作品の舞台であるウガンダ共和国、もうね、悲惨だよ…。伝染病の流行で無造作に転がっている死体、腹ばっか膨れて痩せこけている子供達、人間が住む様なトコじゃない凄惨な住居…そんなんだけで胸が締めつけられる思いに駆られる。

言葉で励ますのなんかきっと屁のツッパリにもなりゃしねえ。明日何すりゃいい…なんもしたくない…きっと生きる事に対しての覇気というもの自体を根こそぎ削ぎ落とされてしまった様な、あまりにも不安定かつ散々な国の情勢。この作品の主人公でもあるウガンダのB-BOY “アブラムズ” はHIVで両親を亡くした孤児…もうこの時点で普通じゃない環境に生まれ普通じゃない人生を送らなきゃいけないって保証されてる様なもんじゃん。

でもね、人間ってそこで逆に “そんな所に生まれたからこそ備わっている強さ” みたいなものを活かせる人間と活かせない人間に大きな大きな差が生まれるんですよ。それはHIPHOPって文化が生まれたNYのサウスブロンクスだってそう。ズブズブとドラッグや犯罪にしか走れず、若くしてこの世とおさらばするハメになってしまう者もいれば、HIPHOPに触れる事で自分の才能を開花し、成功を収める者もいる…。

でもね、NYと大きく違うのは、“ポジティヴになろうが、生きる術を見つけようが…決して豊かにはならない” という点。アブラムズは自分の特技でもあるブレイキンやHIPHOPという文化を通じて、若者に希望を持ってもらいたい、そして荒れ果てたこの国の秩序を回復したいという強い想いから、自ら先頭に立ち、Breakdance Project Uganda(B.P.U) としての活動を開始する訳だけど…

無償だぜ?非営利活動だぜ?誰がやれるよ?

エナジーとかパッションとかそんな言葉では絶対に済まされない、ある意味 “自分自身に自分自身が課した責任感” とでも言うか、『俺がやらなきゃ誰が出来るby CRAZY-A』 的プライドを見て取れるし、それはそれは想像を絶する “勇気” だと思う。でなきゃ動かない、動けない…。でも反面、彼がB-BOYだったから、彼が触れた文化がHIPHOPだったからという部分が巨大すぎる事も事実…そう、HIPHOPに動かされた、HIPHOPだからこそやらなきゃという意識に駆られたんだと思う。想像になるけど、それ程彼が生きる上でハンパないポジションを占めているのがHIPHOPなんだろうね。

そんな彼に賛同して、NYのロックステディクルーのクレイジー・レッグスもウガンダいり。各地で積極的にワークショップを開催…クレイジーレッグスは日本にも “B-BOY PARK” 等にやってきてくれてるでしょ?要するに彼は本当に “ストリートダンサー” ではなく “B-BOY” をずっとずっと体言してくれてる人なんすよね。自分なりのHIPHOPを自分なりのやり方で自分なりの場所で自分なりに表現している人は世界中にいる。けど彼みたいに自分達が産まれた国で自分達が育んだ文化を、遠い異国の地で理解し、更に発展させようとしている者達に対し、これでもかってくらい協力的じゃないすか!俺はね、もう彼がこの作品に出てきただけで更に涙腺が完全にブチきれてそれこそ洪水のごとく涙が湧き出てきましたよ。

そのワークショップに参加している殆どがホームレス…だけども “何かそこにあるんじゃないか?” という期待だけで、数キロの道のりを歩いてやってくる。楽しそうに皆でフットワークの練習をする彼等の表情には、飢餓や政治問題、疫病や紛争の苦しみはなく、ただただそのひと時だけでも現実という過酷なリアルから解放されているかのようで、なんとも切ない気分になった。

でもこういったドキュを見ると心底思う。HIPHOPという文化の影響力、そして世界共通の文化ともいえる浸透力、そして確実にその誕生の意味というものをこれだけの年月が経ち、ハッキリと立証できているという事も。だからこそ、踊っている彼らがそれまでの意識には無かった “誇り” を感じれるのだと思う。

「HIPHOPはプライド、そして自分達の存在価値を与えてくれる」…彼の言葉は重く、そして力強く響く筈。あ、言い忘れたけどナレーターはコモンがやってます。


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