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CrazyLegsに捧ぐ
『BROOKLYN'S FINEST(クロッシング)』
2011年07月31日(日) 00:27
今回紹介する作品はNYのブルックリンが舞台なんですけど、ボクも過去3度NYに行った際には必ずブルックリンには行ったんですけど、やっぱりHIPHOPやブラックカルチャーと密接な関係にある街なだけに、思い入れも一入…といっても今日はスウィーツの話なんすけどねwww。2度目のNY、ブルックリンをあちこちチャリで散策してた時、スゲエ欲求が抑えられなくなったお店を発見!そうです、俺は超甘党で、その中でもチョコレートがメタメタ好物なんすよ。んでこの店
『THE CHOCOLATE ROOM』


事前にあの店行こう!的乙女トラベル計画なんぞ1ミリもたてちゃいない訳で、眼に入った店に突撃というスタイルをとってた中で見つけました。
とにかく語学力が無いので“店に入って注文”という行為が毎度鬱になっていた中、眼前に並ぶチョコレート…中でもチョコレートケーキを見たらもうそんな弱気な感情も一切関係なくなる程でござんした。ま、ヘタレな俺は流石に店の中で1人食べる勇気はなくテイクアウトしましたが美味かったっすよ〜、ペロっと1分位で食べました。

ブルックリンブリッジを渡って結構チャリで進んだトコっつ〜か、コートストリートにありますんで行かれるかたは是非!…ってかまだあるよね?

っつ〜事で今回の本題である作品は『BROOKLYN'S FINEST(クロッシング)』をご紹介!

子供も増え、カミさんの健康状態の事も考え引越しを計画している警官サルはその頭金を用意出来ずにいる。又、定年まで残り7日となったエディは、新人教育を任された事がストレスに。一方潜入操作中のタンゴは、出所してきた大物キャズと久しぶりの再開をする…

こないだ久しブリブリ座衛門でTSUTAYAにDVDを借りにいったんですよ。目当てはドニー・イェンの『イップマン』2作品だったんですけど、これと一緒に『グリーンホーネット』と今回ご紹介する『クロッシング』を借りた訳です。もうね、個人的にはアントワーン・フークアの作品っつ〜事である程度の満足感は保証された様なもんなんですよ。それくらいこの監督の作品、好きなんですよね〜。『リプレイスメント・キラー』、『ワイルド・チェイス』、『トレーニングデイ』、『ザ・シューター/極大射程』、皆いい感じのアクションサスペンスばっかじゃないっすか!んで今回もえれ〜ひっそりと並んでる割には豪華な顔ぶれでしょ?そりゃ期待感ふくらむってもんですわ!

結果から言いますけど、やっぱり彼は俺を裏切らないね!非常にええ感じの作品でした。今回は所謂 『クラッシュ方式』 といいますか、所謂それぞれの立場の登場人物が、それぞれの苦悩に悩まされながら、それぞれのやるべき事をやり、それぞれの結果を迎える…っちゅかさ。んで絶妙なのは、なんだかんだで最終的に1本の線で彼らが繋がる…みたいな旨い作品って結構多くなってるでしょ?だから逆にパターン化してるっつ〜かさ。ところがさ、この作品の絶妙なトコは、繋がってる様で繋がっちゃいないっつ〜か、当事者達は皆すれ違ってるだけなんだけど、彼らを取り巻く人物達が微妙に交わったり…と、とにかく “絶妙” なんすよ!

それにさ、ホンットにキャラを活かすのに長けてるといいますか、定年を間近に控え、唯一の楽しみはチャイナタウンで女買うってな感じの“事なかれ主義の老いぼれ警官” をリチャードギア。家族の為にとにかく汚かろうがなんだろうが “金” を作ろうとする汚職街道に脚突っ込みかけの警官をイーサン・ホーク。命を助けてもらった恩と、自分の本当にすべき“任務”の狭間に揺れるアンダーカバーコップをドン・チードル。この3人がホンットにいい味だしまくりなんですよね〜。誰かが突出してる訳じゃなく、皆がいいんですよ、皆が!

でもさ、俺が個人的に感心したのは、ムショから出所したばかりのギャングを演じてたウェズリー・スナイプス。もうね、ホンットに彼はGをやらせたらハマりまくるといいますか、ビシっとしたスーツ姿も大物の風格を醸しだしてるし、ストリートっぽい服装もこれまたGのスメルプンプンでさ、流石の上手さを魅せてくれてるんですよ…死ぬけどwww。

それから、確かにココまではないにせよ、ブルックリンって街の “犯罪事情” みたいな部分をリアルに感じ取れる事が出来るし、パトロールしているストリートや、公演、プロジェクトやデリ、そういった風景からモロに “ブルックリンらしさ” が伝わってくるというか。ありきたりな言いかただけど、そこで彼ら俳優が “演じてる” という事よりも、彼らが演じている “人物像” ってヤツが生々しく存在してるって意識の方が強烈だったりするんです。

映画って、時に “ハッピーエンド” は作品自体を安っぽくしちゃうといった危険性を孕んだりするけど、この作品、誰も幸せな結末は迎えません。勿論、極端な話、“皆死んじゃった方がリアルじゃ〜ん” とか言う訳のわからんガキもいるけど、それぞれの結末に至るまでのプロセスってヤツが無性に儚く、せつな過ぎて、いたたまれなく…だからこそ最終的に突きつけられる結果ってヤツがハンパなく無情で…いや〜ハチャメチャなクソ作品も好きですけど、こういったハードボイルドなサスペンスってヤツ、好きですね〜俺!ホントに!

女性はどうかな…でも男性にはマジでオススメ!


『Madea Goes to Jail』
2011年07月27日(水) 00:29
最近じゃネットってな便利ツールも当たり前のように普及してる中、世界中の“今”を見れる“ライブカメラ”をよく利用したりしてます(たとえばココ)。っつっても俺が見るはニューヨークばっかですけどね。一番最初にNYに行ったのが2000年、初の海外旅行だった訳でして興奮して興奮して飛行機で一睡もしなかったせいか、完全に時差ボケになった事を思い出します。
そんな中でも感動して涙出たってな位印象に残ってる場所は、クイーンズにある『5Pointz』、そうです、あのグラフィティビルです。

NYは地下鉄っつっても全然地上に上がって走ったりするもんでして、コイツが見えてきた時には思わず声をあげたもんです。7番線でクイーンズボロプラザ駅で降りてちょい歩いたトコ…周りに人っ子一人いなかったもんで、かなりきょどりながら写真とか撮ってたのを思い出します。俺にとってはホントにニューヨークと大阪は特別に思い入れがある場所ですね。

っつ〜事で今回は『Madea Goes to Jail』をご紹介!

190cm以上もある“大女”マディアはひょんな事から自動車トラブルにまきこまれ、警官ともめた為に裁判へ。一方、検事のジョシュは今度の担当がかつて大学時代の同級生だったキャンディスと知り、それを婚約者である同僚リンダに代わってくれと頼む。というのもキャンディスは大学時代にレイプにあい、それがトラウマとなり人生が崩壊、売春婦として逮捕されていたのだったが…

これまでにココでもタイラー・ペリーの作品を紹介する度に、日本での蔑ろ具合が残念でならないと綴って来ましたが、2009年の作品である今作も日本版DVD発売などはないでしょうな。彼の作品の中でも“マディア”ってキャラは確立されているし、だからこそのシリーズ化なんだろうけど、よ〜く考えてみれば日本で“女装”した俳優がいわゆる“女装している男性”を演じるのではなく、そのまま“女性”を演じる様な作品がこうも人々に受け入れられると思います?そりゃ今をときめくアイドルかなんかがやれば物珍しさや興味本位、はたまた作品そっちのけで見に行く人もいると思うけど、そこにリアリティや説得力、そしてみた後の満足度・納得度等を求め…れないでしょ?最初っからwww。

ところが恐らく本国アメリカでは、そういった部分に意識を持ってかれる人って殆どいないんだと思うし、むしろマディアというキャラ“だからこそ”の満足度・納得度ってのが発生するんじゃないかなと思うんです。毎度キッチリとしたシリアスなテーマを置きつつ、そこには重要なメッセージ的意味合いも大きく含まれる…けれどもマディアというキャラがいるからこそ、そこに説教臭さや押し売り的なあてつけもなく、観客は彼女の言動・行動に笑い、魅了され、涙するんだと思うんです。だってさ、かつて青島幸男がやってた “いじわるばあさん” ってのがあったけど、あれなんか完全に100%コメディでしたからね。そこいくとこのタイラー・ペリー演じるマディアってキャラは、ある意味日本で言えば “男はつらいよ” の寅さん的なポジションを確立してるといっても大袈裟じゃないんじゃないっすかね。だってさ、何度も言うけど日本じゃ完全スルーなんだけど、アメリカじゃほぼNO.1ヒットなんすよ、彼の作品って!

この作品でも “売春” という社会問題を一つのテーマにしてるけど、そこに友情や嫉妬といった人間の本質みたいなものが絡んでいくし、もう一方ではマディアという強烈ババアがムショにはいっちゃって…みたいな感じのコメディ路線でさ、その2つの道が旨い具合に物語を均等化してるっつ〜か、決して重たすぎず、決して緩すぎず…タイラー・ペリーは特にマディア作品ではそういったとこが絶妙なんですよね。そして彼の作品では一貫して “女性達に捧ぐ” 的な内容のものが圧倒的というか、女性が抱える問題や苦悩、現実に直面しているであろう事に対し、目を背けず、厳しくも優しい作品が多いでしょ?これ日本の女性達にも絶対見て欲しいと思うし、1回みたらきっとまた次も見たくなると思うんだけどな〜。ハンパない人生の壁にぶち当たった女性がそこにいて、もがき苦しみ諦め、絶望し…だけどそんな時にそっとヒントを与えたり、まだまだ生きてりゃ捨てたもんじゃないな的希望を与えたり、そんな素敵な “愛” に溢れてる…男の俺でも毎度の事ながら感じてます。

ただ、これもまた毎度思うんですが、セリフに凄く大切な事や、深い言葉、または強烈な優しさを感じる一言なんてのが多く含まれてたりするだけに、俺の語学力がもっとデーブ・スペクターレヴェルであれば…と嘆き、その度にスピードラーニングを購入しようかどうか2分ほど迷い、その3秒後に我に返ってアイスのパピコとか食べてたりしてます。

それから下世話な話になりますが、奇麗どころも満載でして、中でも個人的にはヴァネッサ・フェルリトがね〜、好きですね。ココでも紹介しましたキューバ・グッディン・Jrの『Shadowboxer(サイレンサー)』や、『デス・プルーフ in グラインドハウス』なんかにも出てましたわな〜。ど〜も、俺はこのジョリマウス(アンジー系の唇)にはヘタレ丸出しに弱い様でしてwww。

とにもかくにも強く願うのは、こういった良質の作品こそ日本でもDVD化して欲しい!だって、こんなこといっちゃなんだけど、クソみたいなB級アクションだかパニックだかSFだかってのは捨てる程リリースされてるっつ〜のによぉ!…ま、そういうのをウヒョウヒョ言いながら見たりするのが俺だったりもするんだけど…www


『Cry, the Beloved Country / 輝きの大地』
2011年07月23日(土) 00:48
ちょっと前になりますけど、ジェニファー・ロペスが離婚しましたよね。ま、ラテンの事に関しては全くの素人なもんで、いくらスーパースターとか言われても全く知ったこっちゃなかったっつ〜のが元ダンナのマーク・アンソニーなんすけどね。なんか胡散臭いじゃん、スティーヴ・ブシェミとウィレム・デフォーを足してタコスの味付けしたみたいなオッサンじゃんよ。

それに、以前ここでも俺はファンであるにも関わらず彼女のアルバムは毎回ガッカシ感強し!みたいな事言ってましたけど、今回の『LOVE?』は、これまでのアルバムの中では一番好きですハイ。セールス的にも結構イケてるいみたいだし、『アメリカン・アイドル』の審査員なんかも好調そうだし、そりゃあんなスティーヴ・ブシェミとウィレム・デフォーを足してチリソース絡めたみたいな奴いらんわなwww

っつ〜事で今回は『Cry, the Beloved Country / 輝きの大地』をご紹介!

南アフリカで牧師を営むクマロの元に、ヨハネスブルグの牧師から手紙が届く。彼の妹であるガートルートがトラブってういるとの内容に、クマロは妹の元へ駆けつけるが、妹は売春婦として働いていた。更に息子であるアブロサムは殺人容疑で逮捕されてしまう…

ちょっと前にジェニファー・ハドソンがネルソン・マンデラ前夫人の伝記映画で主演に決定した後、そのウィニー・マディキゼラ・マンデラが偉く怒ってらっしゃるとの話題に触れましたが、その映画 『Winnie』 の監督ダレル・ジェームス・ルートが、今回ご紹介する作品の監督でもあります。

勉強不足で申し訳ないっすけど原作がベストセラーらしく…はい、勿論俺は読んでないです。といいますのもこの原作、当時は勿論、その後も結構探したんですが、日本語版って出てなかったんです。今はどうかわかんないっすけど、恐らく発売されてないんじゃないでしょうか(嘘ばっかコイてんじゃね〜よ!ちゃんと出てるわいっ!って人がいたら教えてください)。ってかんなこたいいとして、ググってみたところ、この作者のアラン・ペイトンって白人なんですよね。しかも黒人少年感化院の院長職に就いてたり、反アパルトヘイト派の南アメリカ自由党総裁なんかの職にも…つまり彼自身、人種差別政策モロの現場にいながら、他の白人達同様アフリカ系に人々に対する差別意識を露にすることなく、それどころかある意味彼等側に立ってた事も解る。つまりこの作品は、そういった思想をもち、そういった現場に立ち、そしてそういった行動をとっていた彼だからこその物語だったとも言えるんじゃないでしょうか。そう考えれば登場人物などもカブったりしてきますし、何よりストーリー全体から表面的ではない真のメッセージ的なモノを感じる事が出来るといえるでしょう。

ただ、それは個人的な差もあるかもしんないけど、俺的には差別という意識から生まれる悲惨なる悲しみや憎しみといった所謂この手の作品ほとんどの軸となるテーマ…ではなく、政策や権力の前であまりにも無力である事に嘆いてばかりいるのではなく、出来る事…そう、“祈る” 事の大切さみたいな部分を強く感じる作品でした。ま、ネタバレだろうが知ったこっちゃなく言いますけど、わが子が絞首刑に処される日、父親は杖を就きながら “祈りの山”に登り、大地と空と神に向かって祈りを捧げるんです。広大な山々、青く広い大地、そしてそれこそベルベット色に染まった空、そんなところで不条理に白人が警防を振りかざし、銃を向けてるなんて想像がつかないじゃないっすか。

実はこの作品が出来上がって直ぐ、アパルトヘイト政策は廃止されたんですが、なんでもそうですけど独立宣言が出ようが、アパルトヘイトが無くなろうが、この世の中から “差別” という言葉がなくならない限り、またこの世の中から “人種” という隔たりがなくならない限り、なんらかの形で根深く残り、受け継がれていってるじゃないっすか。こないだ紹介した 『ザ・ダイバー』 や、メキシコオリンピックの2人みたいに “何かに特出した才能” がある人間はそれだけでも武器になるかもしれない。けれども一般人として、ただ普通に生活し、普通に暮らし、普通に生きていたい人間にとっては、差別に対しては驚くほど無力だったりしますよね。確かにある一部では運動を全国区で展開したり、武装自警団を結成したりといった活動もあったにせよ、多くの犠牲を伴い、最終的には無かったかの如く歴史から抹消されたり…

ただ、この作品は、そんな人々が人種間の隔たり、そして親子の絆みたいなものがガチで交差していく中、“人間として” というごく当たり前の事を改めて考え、気付いていくって部分が凄く深く描かれている様に思います。だからこそ、アパルトヘイトの南アフリカ…って部分を全面的に押し出した他沢山存在する様な作品とは一味違う様に感じました。ホンットにね、ジェームズ・R・ジョーンズがね、なんとも…いいんですよ、ホントに。

この作品、50年代にポワチエも演じてるみたいなんすけど、そっちの方は未見…是非見てみたいですね。



『The Fantastic Planet』
2011年07月19日(火) 00:18
だいぶ前になりますが、日本にも所謂“韓国映画”の波ってもんが本格的に上陸し、そんな中、結構なHITを飛ばした『オールドボーイ』って作品、ありましたよね。訳わからんまま何年も監禁された男の話でしたが、元々は日本の漫画が原作…なんか複雑ですけどwww。ま、んなこたいいとして、この作品、その後ハリウッドでリメイクって話もあったんですけどいよいよ本決まりか?!ってなトコまで来てるみたいっすね。しかもスパイク・リーですわ!

となると気になるのはキャスティングですけど、ここ最近のスパイク・リーってのは、“らしさ”は魅せてくれるにしろ、いわゆるブラックムービーという枠・括りにはそこまで固執していないでしょ?だから主役が非アフリカ系って事も十分ありえる話…ま、個人的には当然っちゃ当然ですけど、彼が監督したから…っていう理由で無条件にココで紹介!みたいなもんじゃなく、あくまでスパイク・リー版オールドボーイってのを見せて欲しいなというのが本音ですね。なんだかんだでやっぱり彼は主義・嗜好といった部分全部ひっくるめて“ブラックムービー”と呼べる作品の方がいい出来を残してると思うから。

っつ〜事で今回はちとテイストを変えまして『The Fantastic Planet』をご紹介!
ドラーク族という巨人に小さなオム族が支配されているある惑星。ドラーク族に母親を惨殺されたオム族の赤ちゃんは、ドラーグ族のティバに“テール”と名付けられ、ペットにされてしまう。しかし、ドラーク族の高度な教育を受けたテールは徐々に自分の置かれている立場に疑問を抱く様になる…

別にネタが尽きている訳じゃないからあしからず…というのもこの作品もまた “ブラックムービー” ではないですからね。ところが、よくその手のサイトや文献などでこの作品がピックアップされる事も多いんですよコレが。つまり、所謂“名作”っつ〜事です。恐らくストーリーと、アメリカにおけるアフロアメリカンに対する差別を重ね合わせたりも出来るからだろうか。でも俺自身、そういった視点からこの作品に触れた訳ではなく、今から約10年前に勤務していた地元情報誌の編集長から「見た後感想を纏めて提出」という課題と一緒に借りたビデオがきっかけでやんした。なんらかの意味合いや、なんらかの繋がりや理解が無い限り、ココで紹介する事はないっつ〜訳なもんで、つまりこの作品、直接ブラックムービーではないにせよ、色んな意味で深〜く、だからこそってな感じを解ってもらいたいと思ってます。

仏・チェコの合作で、切り絵をちょこちょこ撮影して70分ちょっとの作品を4年かかって製作したっつ〜なんとも労力・手間・情熱のかかった作品。しかも73年モノ。知る人ぞ知る名作として名高いだけに見た人ってのも多いだろうし、もっと言えばコアなアニメファン・映画ファンの中にはこの作品を絶賛する人も少なくないかもしんない。

これは決して偉そうに上から目線で言う訳じゃないんですけど、10代や20代の男性なんかがこの作品を見て抱く感想なんてのは、きっとほぼ「意味わかんね〜よ」とか「なんか気持悪ぃ〜」ってのが殆どなんじゃないかな?もっと簡単に言えば「つまんね〜よ!」みたいなwww。要は、ストーリーが語っている本質というか、決してこの惑星だけの話じゃなく、現代社会にも当てはめる事が出来る問題に対してのアンチテーゼ的な意味合いよりも、まずその奇抜な映像と摩訶不思議な動きに色んな触手が引っ込んじゃうんじゃないかって思うんです。凄く簡単に一言で言うと…「ひいちゃう」んじゃないかと。

ドラーグ人は明確な理由があってオム族を支配…というか敵とみなしている訳じゃない。ただ単にきっと “お前らよりもデカいから強い・強いから弱い奴らをイジメる” という本能的な“暗”の部分が大きい。こないだも言ったが、生まれる前から“ある一定の矛先に対して差別しろ!” という意識が備わってる訳じゃないとすれば、このドラーグ人の持つ感覚ほど不条理な事はない。しかも彼らはただ惨殺して遊んでいる訳ではなく、時にはペットの様に飼ったりもする。あたかも人間と動物、もしくは奴隷として下働きにコキつかった白人とアフリカ系の人々と同じ図式の様でならない。そんなオム族もいつまでもだまって我慢している訳ではなく、知識を集め、反乱という行動に出る…これ即ちパンサー党であり公民権運動と重ね合わせる事が出来る。しかし今度はドラーグ人のオム族狩りが本格化…権力をフルに行使する白人警官であり、KKKであり…いや解ってる、「そりゃこじ付けだろ!」といわれればそれまでなんだけど、重ねて考える事が出来るでしょ?だからこの作品がそういった視点や人種的にも評価されてる理由なんじゃないかなと個人的に思うんです。要するに、俺の解釈が深読みだろうがなんだろうが、人それぞれの感受性や嗜好によって評価の幅が極端に違う作品なんじゃないかなとも言えると思うんです。

直訳すれば『空想的な惑星』というタイトル。ただ、原題は『La Planete sauvage』、野生というか野蛮の惑星…これって断然原題の方がこの作品の持つメッセージ性を素直に表している様に思えるのは俺だけ?確かに空想的であり独創的でありってな部分に関してはこの手のジャンルでは未だに他の追撃を許さない程のクオリティ(魁としてのRespectを含めてだけどね)なのかもしれないが、空想ではなく、現実問題としてもモロに考える事が出来る、頭に描く事が出来るという意味では、上品なブレンドなど必要ないんでないかい?

よく “シュール” という言葉でこの作品が表現されてたりするんだけど、むしろ “DOPE” と言えるんじゃないかな。コミカルかつ幻想的なハンドメイドアニメならではの動きに、一見一風変わったユーモアだとも取れるかもしれない…けれどもそのイメージは随所に用意されている残酷な描写にこそ本質が隠されてるといった気にさせられる。俺的には凄く、重たい作品だったと思います。

とにもかくにもまだ見ていない人は必見。マストでありクラシック。ただ、個人差はモロ!

『ARMORED(アーマード武装地帯)』
2011年07月15日(金) 11:08
AJ(エアージョーダン)…ご存知NIKEの大人気モデルですけど、思い起こせば俺が最初に買ったAJは困旅でしたね〜。その前の年のモデルであった垢惑発的に人気でして、その後結構な値段で購入したんですが、この差愼を期にAJにハマっていき、これまで10足を超える数を履き潰してきました。だって元々はバッシュな訳でしょ?つまり“室内用”じゃないっすか。だからストリートでダンスなんかすりゃ、あっちゅう間にボロボロになっちゃうんですよ。それでもヘッズは毎年ニューモデルの発売を心待ちにしてましたよね〜。

そこまでB-BOYやストリートの支持を受けたってのは、もちろんスタイリッシュであり尚且つ機能性にも優れていたという点が大きいと思うんですけど、驚きなのはジョーダンが引退した後もモデルは発売され続けてるって事…勿論2011モデルも存在します。が、なんだかどんどんハイテクに走ってる感強しで、俺的には番号1桁で十分ってな感じですけどね。

っつ〜事で今回は『ARMORED(アーマード武装地帯)をご紹介。

警備会社の新米タイは、先輩であり兄の様に世話してくれるマイクから、現金強盗計画の話を持ちかけられる。最初は乗り気じゃなかったタイだったが、家を差し押さえられる危機にある事やたった1人の家族である弟の為、誰も傷つけない事を条件に計画にのったタイ。しかし、奪った現金を隠す鉄工場にたまたま居合わせたホームレスに見つかってしまい、そのホームレスは射殺されてしまう。話が違うと半狂乱になったタイは、装甲車で脱出を試みるが…

どうしても黒的な作品は勿論、映画っつ〜もんを嫌っちゅう程見ていくと、ホントに “そこは突っ込まんどいて!” 的な部分にほど意識が鋭く行ってしまったりするもの…この作品、時間的にも90分未満で退屈無くそれなりに期待感を持ちつつ見ていける良作なんだけど、所々にそういった“突っ込み処” もあります…が、俺的にはホンットに満足いく作品だったなと言えます。

勿論、それは人それぞれ…全く気にならない人もいるだろうし、俺よりももっと厳しいツッコミを入れたくなるって人もいるかもしんない。やっぱアレですかね、尺が短い分、色んな要素をひっくるめたり、逆に切り崩したりってな作業が必要になってくると、どうしても “おいおい系” のシーンが出てくるんでしょうかね〜www。ま、ラストなんかコミックバンドでギターがボケるとドラムがスティック持ったまま前出てくるみたいに、「おいおいおい!」と思わずテレビ画面に向かって実を乗り出してく人もいるかも知れませんが、元々タイって主人公は善人なんだからあれこそニンマリな終わり方でいいじゃないのよこのスットコドッコイ!ってな感じですわ!…って見てない人にとっちゃなんのこっちゃな話なんすけどねwww

ま、んなこたいいとして俺的にはシチュエーションや展開ってのは勿論違えど、雰囲気や空気感は、アイスTとキューブのアイスアイスベイビー共演が話題となった割には興行的にはちっとも話題にならなかった作品 『トレスパス』 的だなと思いました。つまり映画の大部分はこの “鉄工場” が舞台になる訳で、この場所でそれぞれの精神状態の変化や危機的状況に陥った際にとる咄嗟の行動、計画が大幅に狂った事により大きく軌道修正を余儀なくされる面々…そんな各自それぞれの焦りや狂気ってもんが、短い時間だからこそ飽きる事なくトント〜ンと進むし、はたまたドキドキワクワク感もそれなりに煽られるんでオモロいんですわ。

ただ、ビッグネームが出てる割にはB級感満載でしょ?俺みたいな人間からすれば、『贅沢な無駄使い』ってのも作品の評価に繋がるんですが、残念な事にホントの意味での無駄遣いになっちゃってる感もあるんですよ…特にジャン・レノに関しては。ジャン・レノですよ!ジャン・レノ!でも彼は全然らしくないといいますか、彼である意味みたいなモノが皆無といいますか、ホンットに誰でもよかったんでね〜の?ってポジションなんすよ。ローレンス・フィッシュバーンも存在感って意味では十分なんだけど、どうせならもっとキレキャラでこいつのせいでひっちゃかめっちゃかだなおい!みたいな感じまで行ってくれりゃ〜まだよかったんだけど…。ただ、マット・デュロンはいつからこんな感じでヒールがドツボにはまる役者になったんだろうね〜、『ワイルドシングス』くらい?まだ前?いやいや、ヨカッたっすよ彼は!ホントに憎々しくって。

でも主役であるコロンバス・ショートも頑張ってましたよ。感情移入して「頑張れ!頑張っちゃいなよ!」と応援してたもんよ。特に『ロッキーザファイナル』でロッキーの息子やってた人(名前なんだよあの人)をなんとか助けよう助けようと孤軍奮闘する姿は心うたれるわ…ホント。

っつ〜事でボクの評価は良好ですよこの作品。ってかこの尺でB級ってトコ考慮すりゃ、恋人と2人で…とか、準備万端で涼しい部屋でじっくり…ってな作品じゃないっつ〜事はおわかりですよね?そうです、コーラかビール、それにポテチなんかを摘みながら、汗だっくだくの中で扇風機でも回しながらパンツ一丁で見てください…ってか俺がそうだったもんでしてwww


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