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『WAR DANCE(ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動)』 
2011年04月29日(金) 00:24
いやいやいやいや、ビツクリしましたよボクちゃん!テニスのセリーナ・ウィリアムがレコーディングしたっつ〜話じゃありませんか!彼女の話題は以前ココでもコモンとの仲はどうなったの的な部分で触れたことがありましたが、今度はアーティスト活動っすか?ラップかな〜?歌かな〜?
っつ〜かこれまでもプロスポーツ選手がRAPやったっての、結構ありましたよね?有名どころで言えばシャックに始まり、ボクシングのロイ・ジョーンズJrなんてのも余裕シャクシャクで入場の時にカマしてましたわな。

んでもって彼女、ほら、なんとなくラティファっぽくないっすか?…容姿だけで言えばwww。ま、超が付く程のベテランと比較するのはアレですけど、これがもしホントにリリースされるっつ〜のであれば、野次馬根性的には早いトコ聴いてみたい感じですけどね。

っつ〜事で今回ご紹介する作品は、『WAR DANCE(ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動) でアムロ、行きま〜す!

少し前にココでも紹介した、俺が『松島×町山未公開映画祭』で購入した作品の中の1本 『カシム・ザ・ドリーム』 でも描かれていたウガンダを舞台とする食人大統領の大暴走をキッカケに勃発した内戦の中、NRA(国民抵抗軍)に人さらい同然で連れてかれた多くのチビッコ達が “少年兵”として戦闘に参加しなければいけなかった現実を、1人の世界チャンピオンを通して生生しく描いた作品でした。そして今回紹介する 『WAR DANCE(ウォー・ダンス/響け僕らの鼓動)』 もまたこのウガンダと、そこで内戦に巻き込まれた悲惨な状況のチビッコ達にスポットを当てた作品なんです。

ウガンダの中でも比較的治安が安定している南部と違って、この作品の主人公達が生活しているのは北部…当然、内戦によって家族を亡くしたり、自らにとって大きな心の傷を負った子達ばかり。そんな彼らが一つの目標を持ち、そういった忌まわしいトラウマからどう自分自身を切り離していくべきか、いけるのか…といった部分を抉ってる作品だと思う。黒的な作品を紹介する中で、俺が良く例に出すこと…「HIPHOPって元々ネガティヴな状況の中でポジティヴな事を考え、実行することで生まれた文化」だと。つまり、この作品にとってそれが代々伝わる伝統的な “歌とダンス” なんすよね。人間ってのは弱いようで強い…というか、「んじゃどうしよう、何しよう」って事を考えると、必ず何かをおっ始める生き物なんだと思う。そしてその行動により、それまで恨んだり哀しんだり泣いたりしてた自分が、いつの間にか笑ったり、希望もったりしている事に気がつく。いや、もっと身近に言えば、その矛先に没頭している間だけでも、辛い現実から自らを逃避させることが出来る…。内戦の爪跡を涙をボロボロ流しながら語る彼らも、歌い、踊っている時はまさに弾けてる。それに全国大会出場という大きなフプライドもまた、彼らに新たな使命感と欲を与えてくれたに違いない。

ストリートダンスのクランプにスポットを当てた 『RIZE』 でも感じたが、彼らは自分が生きてきた人生の中の大半を占めている “怒” のエネルギーをストリートにぶつける様に舞っていた。そしてこの作品ではそれに “哀” も含んだ子供達が様々なバックボーンを背負い込み、平和の願いを込めて舞っていた様に思えた。登場人物の中で、ウガンダ1の木琴奏者を目指す少年は誘拐された兄の安否を兵士に尋ねる。本来であれば「兄貴の仇じゃ!」と殴りかかって行きたいであろう心情だろうが、少年だから?…いや違う、目には目を!なんて無意味だと、誰から教えられる訳でもなく、心がそうさせているのだろう。それと同時にハンパない程兄に対する心配や不安が、とにかく何かを知りたい、教えてくれといった願い・訴えに繋がっているのだと思う。

心が痛む…ハンパない現実に…

それでも彼らには未来がある。その未来が明るいとは言えないにしても、嫌でも向き合っていかなきゃいけない未来が来る。そんな第一歩がこの作品のクライマックスに存在する全国大会なんじゃないかな。環境的には最悪の難民キャンプの田舎っぺ達が他の連中に負けない事・負けちゃいけない部分、そういったものが見える事で涙が溢れてくる。前述した通り、ウガンダの情勢に関しては関連する作品も多く、個人的にもそれなりに把握しているので、テーマ自体の真新しさは無い。ましてドキュメンタリーなら尚更、ネガティヴな状況が浮き彫りになりつつも、「解ってる、もう解ったから…」といった気分にすらなっちまう。でもね、それでも涙がドバドバ出てくるんだよね。そこにいるチビッコ達のキラッキラ度数っつったらもう!改めて音楽や踊りが持つパワーってのを痛感せずにいられないから!

沢山ドキュメンタリー作品ってあるでしょ?お涙頂戴系も多いでしょ?んじゃこれも是非!ってな作品だよ。悲しいとか可愛そうって感情よりも、心の底から「頑張れ!」ってエールを送りたくなる作品だから!それは確実に彼らの“鼓動”を感じ取れるからですわ…。



『Not Easily Broken』
2011年04月25日(月) 00:36
今日はちょっと本の紹介…っつっても “読む” のが苦手の人でも楽しめる “見る” 本。ちょっと前にamazonでプチ気合いれて購入したのがコレ、『Store Front: The Disappearing Face of New York』

要はブルックリンにあるお店の写真集。っつってもその店の内部や詳細なんつ〜事じゃなく、ただひたすらフロント部分を200店舗以上も!中には「これ営業してねえだろ…」みたいなのもありますが、ホンットに “そこだからこその味” みたいなモノがビシバシ伝わって来る写真集です。俺もブルックリンに行った時、色々と写真を撮りまくりましたが、こういった “あえて狙わずに単調に” って写真の方が何倍も現地カラーてのを醸しだすもんなんだな〜と改めて関心させられた1冊!ちょい値ははりますが是非!

っつ〜事で今回の作品は 『Not Easily Broken』 をご紹介!

メジャーリーグの選手になるのが夢だったが、現実にはリトルリーグのコーチというデイヴと、不動産業で成功しているキャリアウーマンのクラリス。2人は結婚後、それぞれの立場や環境から結婚当初のテンションも下がり、喧嘩が絶えない状況だった。そんな2人にある“事故”が降りかかる…

ここんとこ、ちょいと古い作品が多かったので久しぶりの “現代劇” を…しかもモロに大人の為の作品…っつってもエロい訳じゃないっすよwww。結論から申しますと、非常に良かった!っつ〜か、個人的に “離婚” を経験しているからか、色んな角度から感じる部分は多かった様に思う。

ま、基本的には “倦怠期・もしくはちょいと熱が冷めちまった状態にある夫婦” にこそ見て欲しい作品ではある。物凄く簡単に言えば、この作品の持つメッセージ性ってヤツは “も一度あの頃の純粋な愛情で相手を思いやってみませんか?そんな自分に戻って見ませんか?” 的な部分が大きく、また実際そんな気分になれるんじゃないかなっつ〜感じの作品に仕上がってると思います。

どんな理由であれ、一度一緒になった者同士が別れるっつ〜事は、そこに苦労や苦難を共に乗り切る責任・乗り切れるであろう自信みたいなものが無い…じゃなく“持てない・持とうとしない” からだと思うし、勿論、そういった結果になるまでの苦悩や葛藤ってのは人それそれ全然違うと思う。大きな覚悟とハンパない心労を伴ってまで、“無理” という結論に達したからこそ人は別れるのだろう。

理想と現実…よく使われる言葉。人を好きになってもっと好きになって、いつしか本気で好きになって、それが “愛” って表現に昇華して…一緒になった当初は皆が “2人が一緒なら” といった不安定な自信と認識…いつしかそれをモノホンにする努力よりも “こんな筈じゃなかった” といった落胆する事によって自ら努力という名のめんどくささから逃避する…キライって訳じゃないけど完全に冷めちまった温度差、それに伴い言動や行動が荒れていく…忘れちまうんだよね、本気で好きになった相手の事、本気で好きになった自分の気持ちってのを。

忘れたら思い出せばいい。思い出せるなら思い出すべき。思い出そうとしても、今の過酷な現状の前に掻き消されちまう事もあるだろう。けれどもこの作品はそういった部分を改めて気付かされた2人が歩み寄る…もちろん映画ですからそういう結果になるってのはアレだけど、彼らを取り巻く人物や出来事ってのがよくあるストーリーに深みを持たせてたっつ〜か、ホントにシットリとしてても尚且つズッシリとした作品だったと思います。

タラジ・P・ヘンソン、こないだ 『ベストキッド』 でフレッシュプリンスJrのおかんを演じてましたが、特別な美人でもナイスなスタイルでもない彼女…だからこそのリアリティみたいな部分が感じられるといいますか、非常に印象に残る女優さんになったな〜っつ〜気がします。クラシックである 『ボーイズンザフッド』 でおなじみのモリス・チェスナットも好演してましたよ。

やっぱホントにタイミングっていうかポイントってのが人生の中で大きく自分に影響してくると思います。特にこの作品でも描かれている様に、女性にとって結婚・仕事・出産といった大イベントを両立させていく難しさ、改めて痛感させられますね。欲張る事も出来ず、はたまた切り捨てる事も難しく…そんな時パートナーは支えだけじゃなく “邪魔” に感じる事もあるのかもしんないっすね。

それでもふとしたキッカケってヤツを見逃さない、見過ごさないでいれば、そいつが大きな転機になったりするもんですね。ホント、倦怠期の夫婦に見てもらいたい作品だし、決して自分を正当化するって事じゃないんだけど、自分があの時取った “離婚” という選択肢に対して1ミリの後悔もない今だからこそ、凄く新鮮であたたかく思えた作品でもありました。っつってもコレ、当然日本じゃスルー作なんすけどね。


『HIT!(黄金のプロジェクター)』
2011年04月21日(木) 00:53
日本では “一応” いまだに大晦日の恒例行事になっている格闘技イベント。でも一時期のK-1やPRIDE全盛期の頃からすれば、その他格闘技も同じように随分と世間一般の捉える熱も冷めてきた様に思う。自粛…ではなくスポンサー企業の撤退等により資金繰りが難航し、自主的に興行自体を開催できない団体が増え、格闘技ファンもどぎまぎせざるを得ない状況が続いてますわな〜。そんな中、今や世界が認める格闘技界のTOP中のTOPであるUFCだけは順風満帆…チッキショ〜、ズッファめ!…などと苦虫を噛み潰す思いを持ちながらもWOWOWの中継は楽しみにしてる俺ってノンポリ?

っつ〜か、こないだマウリシオ・ショーグンをタコ殴りにした挙句、あっという間にチャンピオンになっちまったジョン・ジョーンズ!これはマジでヤバイわ…。ケイン・ヴェラスケス、アンデウソン・シウバ、JSPといった大物チャンプの中にまた一つ、ハンパないのが加わったって感じっすね。これにSTRIKEFORCE買収でユライアなんかも混じってくる訳っしょ?そりゃ1人勝ち状態にもなりますわな〜!おいおい頼むぜDreamよおおお!

っつ〜事で今回の作品は 『HIT!(黄金のプロジェクター)』 をご紹介!

麻薬のせいで命を落とした少女シドニー。政府の秘密任務を職業としている彼女の父親であるニックは、娘の命を奪った麻薬を絶滅させるべく立ち上がる。彼は恋人であるエスターに、それぞれの腕利きの者達をコンピューターを使って選び出し、警官のダッチ、麻薬中毒のコールガールのシェリー、射撃名人のバリー、水中爆弾のマイク、んでもってハーマン夫妻っつ〜エキスパートを選手するが…

この作品は丁度俺がブラックスプロイテーションミービーのオリジナルポスターをネットで狂った様に色々と探したりしてた頃、ひょんな事から手に入れる事でその存在を知ったっつ〜“後だし” で見た作品ですね。その割には近所のレンタルショップでどんどんそのエリアを狭められていた(今はもう既に無し)VHSコーナーにひょっこりとあったもんで、見つけた時には喜びと同時に思わず笑っちゃいましたけどね。

監督のシドニー・J・フューリーって人は 『LADY SINGS THE BLUES』、そう、ビリーホリディ物語を監督した人物。だけど、この監督を始め、製作サイドの人間達がほぼ白人ばかりという状況が映画にも影響してるといいますか、年代を考えなければ “ブラックスプロイテーション” 物にカテゴライズすんのは違うんじゃないかなと思いますね。ま、その舞台がNYじゃないっつ〜のは置いといてフランスってオイっ!この時期の作品にしちゃ〜なんとも微妙なゴージャス感だといいますか、全体的に “上品” なんすよね〜。肝心の音楽の方もリー先生の『燃えよドラゴン』や、『スパイ大作戦』といった誰でも知ってる曲を担当してきたラロ・シフリンっつ〜超大物を起用してるんすけど、やっぱり “黒く” はないっつ〜か、やっぱどうしても普通の娯楽作品として見るべきであって、そこに期待以上の黒さを求めちゃうと、少々ドッチラケの作品に思えちゃいます。

主役のランド・カルリシ…いや、ビリー・ディー・ウィリアムズは、監督とは前出のビリーホリディ物語からの付き合いだろうけど、これまた上品なんすよいかんせん。いや、それがダメっちゅう事じゃないんすけど、人々がタフでクールでバッドでジャスティスでってアフロアメリカンをスクリーン上に求めてる最中だけに、なんとも物足りなさを感じたんすけど…俺だけ?

ただ、作品全体を俺みたいに偏った思い入れ抜きで見れば、こんな古い作品の割にはとてもよくまとまったサスペンスアクションだったと思います。いや、辛口な事やいちゃもんばっか言ってっけど、作品としては十分なんすよコレ。だってさ、こういった 『七人の侍』 系っつ〜か、『サイボーグ009』 系の作品って、昔っから映画のジャンルのお約束の一つとして君臨してるでしょ?っつ〜ことはだな、展開や結末ってのがある程度予測出来てても、それぞれの腕前を遺憾なく発揮して悪と戦う正義の味方達の活躍ってのに、なんだかんだで皆が一喜一憂してる証拠でしょ?どっかで見たような内容だろうが、やっぱなんだかんだで興味をそそられるってのはある意味世界的なスタンダードだよ!

このさ、ハーマン夫妻ってのがスゲエんだよ。息子を殺された前科者なんだけどさ、こいつらが一番サイコなんだよ!ま、詳細は置いとくけど、完全に俺なんかリチャードプライアーよりもインパク値は大きかったね。マジでサイコだからwww。んでさ、ポスターでドンとランド・カルリ…いや、ビリー・ディー・ウィリアムズが持ってるバズーカ!これがまたいつ出てくるのかいつ出てくるのかってなるじゃん!俺なんかポスターから入ってるんだから尚更!普通はさ、ハンパない爆発シーンだとか超危険なスタントだとか、恐ろしいモンスターなんかの登場を今か今かと待つんだけど、バズーカだもんwww!んで出てきたのがなんか水色の微妙なヤツでさwww!

そこがいいじゃんよ!ご機嫌な古臭〜いカーチェイスもあり〜の!時代的にどうしても求めたくなっちゃうってのもあるんだけど、そこもまた逆に考えて、時代だから仕方ない!っつ〜事でさ!

がんばろう!東北!
がんばろう!日本!
がんばろう!世界!


『Black Gestapo』
2011年04月18日(月) 00:11
こないだPETEROCKと一緒に来日公演をやったロイ・エアーズ。彼のドキュメンタリー作品が来年公開をメドに製作されてる模様。
トレイラーは既に後悔されてるけど、極短の映像なんだけどホントにCOOLで、ザ・ルーツのクエスト・ラブなんかも語っちゃってます。ロイ・エアーズっつったら勿論個人的にも大大大好きな訳で、ココっぽい事で言えばパム・グリア主演ブラックスプロイテーションムービーのクラシック中のクラシックである『Coffy』のサントラなんかも手がけてますね。いや〜マジで楽しみっす!

っつ〜事で今回は 『Black Gestapo』 をご紹介!

白人にブイブイ空き放題されてるワッツ地区のゲトー。元軍人であるアーメドは「どぎゃんかせんといかん!」と一年勃起!…いや、発起!アフロアメリカンの精鋭達を集め、黒的新撰組を結成!彼らの敵となるポリ公やギャング達と戦っていた。しかし、そんな勢力を大きくしていく黒的新撰組も、副司令官のコージャーの存在で武力にモノを言わせ、当初の“自警”とは大きく違った方向性を見せていくが…

主演のロッド・ペリーっつったら俺みたいな “世界の特殊部隊走行車両の車窓から” という15分番組の制作を熱望するフリークにとっちゃスターですわ!そぎゃんです!『特別狙撃隊S.W.A.T.』 に出てたじゃないっすか(っつ〜か2003年のコリンファレル&サミュエル・L・ジャクソン版にもちゃんと出てるんすよ!)!

でもね、結果から申しますと結構なドッチラケ具合ですわ。


当然、ナチスの秘密州警察部である “ゲシュタポ” って言葉を使うくらいなんで、のっけから鍵十字を意識した様なシーンもあり、また、後半部分になだれの如く挿入される残虐な仕打ちなんて〜のも、“ナチっぽさ” みたいな部分を強調したりもしてんだけど、いかんせんちゃっち〜んですわ。要するに、ナチっぽさってのは結局演説シーンだったり、行進の様だったり、軍服だったりっつ〜だけで、そこにあえて “ナチ” を持ってくる理由ってのが他に見当たらないし、ストーリー全体通して深い重要性なんてものは別にないといいますか、痛烈な言い方をすれば “カルト的物珍しさの真新しさ” なんつ〜感じのコンセプトで企画されたっぽくってさ、それが実に安っぽくなっちゃたって感じなんすよね。

まぁ、最初は監督がR・L・フロストっつ〜んで違った意味での期待感も高まってた訳ですわ。だってR・L・フロストつったらさ、ココでも以前紹介した『Mr.オセロマン/2つの顔を持つ男』なんつ〜至上に残るトンデモ作品や、その他も結構なエログロおバカ系の “迷作” を撮ってるじゃないっすか!それが 『ブラックゲシュタポ』 でっせ?いい意味での嫌な予感バリッバリでしょ?

ところがなんともショボい!実際この時代の作品に求めてはいけない部分が強烈に欠けている感が強いって事は、ブラックスプロイテーションらしさといったプラス点よりも、ブラックスプロイテーションらしさといった残念なマイナス点の方が上回っている感じがするんですよね。
前述してる簡単なストーリー説明でもある様に、最終的には仲間割れチックな方向に進むんだけど、この展開も安っぽさというかワクワク感は書き立てられないんですよね〜。

んじゃさ、ダメか…ちゃうちゃう!だからこそのカルトクラシック入りでしょうよ!やっぱ外さないね、R・L・フロストは!こんなん作っちゃダメっしょ!って作品をこれでもかってぶつけて来るじゃん!時代をかたる上で、っつ〜か、ブラックスプロイテーションムービーを語る上で、決して表じゃなく裏、つまりジェダイではなくシス的なポジションで絶対外せないキーパーソンだよ!

居酒屋でさ、「やっぱ『シャウト』最高だよな!」とか言ってるヤツいても、『お前はまだ白帯だよ』と心の中で思うだけだけど、もし「いや〜やっぱさ、『アニマル』シリーズはもちろんなんだけど、『ブラックゲシュタポ』や『オセロマン』にはヤラレたね〜!」とか言ってるヤツいたら、俺ジョッキ持って移動してさ、横にいきなり腰降ろして「オタク、黒帯ですね〜!」とななんとか言って呑みて〜もんよ!

それから、これってサントラ出てると思うけど…欲しいな〜コレ!


頑張ろう!東北!
頑張ろう!日本!
頑張ろう!世界!


『TORTURED(ディープ・アンダーカバー)』
2011年04月14日(木) 15:53
最近、カーステやi-pod、はたまた自分の部屋で“HIPHOP”なる音楽を聴くことがめっきり減っている事に気がつく。といってもHIPHOPというもの自体に興味が薄れているという訳では決して…無い。むしろその熱は高まるばかりだし、若い頃、とにかくむやみやたらに欲していた頃と違い、今は“選択”する意識がちょいと向上したとも言える。

だけど、昔はホントに1週間に1度、行きつけのレコ屋の入荷日目掛けて突入し、届きたての新譜を数枚ゲットし、お好み焼きを喰って帰るのが楽しみだったが、今はその衝動に駆られない。

それ自体が興味が薄れてんだよ!と言われればそれまでだけど、HIPHOPって音楽が世界中に認知されるまでの過程で、様々なトレンドやムーヴメントが生まれ、オーディエンスは熱狂していった。けどさ、やっぱ俺達が熱烈に“欲してた”頃のHIPHOPって、もっと殺伐としてたし、もっと楽しかったし、もっと暑苦しかったし、もっともっとクールだったと思いませんか?決してノスタルジーに浸る親父の戯言じゃなく、俺は俺の好きなHIPHOPをずっと聴いてくだろうし、今後もそうだと思う。え?いきなしなにが言いたいんだこのスープはるさめだぁ?…

最近オモロくないんだよね〜シーンが!もっとさ、こいつぁスゲエぜ!って思わず叫びたくなる様なトピック、出てこね〜かな〜!HIPHOPよ!ストリートに帰ろうぜ!ブロックパーティーに帰ろうぜ!キッチンでターンテーブル回しながら、NMSでキューブがケンカしてた頃に帰ろうぜ!

っつ〜事今回は『TORTURED(ディープ・アンダーカバー)』ですわ、メタメタ暗いぜ〜!

FBI捜査官ケヴィンは、犯罪組織のリーダーである通称『ジギー』の正体を暴くべく、ジミーと名乗り組織に潜入する。手荒いテストをパスし、仲間に認められたケヴィンは、早速組織の金をくすねた疑いがある会計士のグリーンを拷問にかける。しかし、なかなか容疑を認めないグリーンを拷問していくジミーは、次第に自分自身の潜入捜査間としての立場を忘れていくが…

いや〜なんとも気色の悪い作品でさ…

といいますのもこの作品、邦題は『ディープ・アンダーカバー』なんすけどね、これ原題は『TORTURED』っつ〜んですわ。これ訳すと 『拷問される』 みたいな意味でしょ?この作品、ホンットに拷問シーンがてんこもりでさ、んでその拷問の一番の標的になってんのがローレンス・フィッシュバーンってな訳です。

爪をさ、角かなんかにぶつけたって話聞くだけで「もうやめてくれ〜!」ってなるっしょ?それがさ、その爪をバリバリ剥いでったり、指ブチ〜ッ!って折ったり…マジフでブルーだっつ〜の!でもさそんな酷ぇ拷問ブチかます割には、結局 “最強の道具” としてチラつかせるのがスタンガンだったりしてさ〜、そりゃ道考えても爪剥ぐ方がずっと拷問だろ〜!嫌だろ〜!俺は嫌だね!

ってかさ、まずつくり自体がめんどくせえっつ〜かさ、確かに基本はサスペンスなんである部分では奇奇怪怪的な要素を強めないといけない訳だし、見てる側をより難解な気持ちにさせるのも必要だとおもうし、そういった意味も含めて回想っつ〜か、時間が過去に戻ったり現在になったりとしてる事がとにかくウザイんですよ、訳わからなくなるだけでいい意味合いでの想像に繋がんないっつ〜か。ストーリー自体はハッキシ言って難解でもなんでもないからあえて…ってな事かもしんないけど、ストレスだわ〜コレは。

それにさ、これは専門職じゃないからわかんないけど、潜入捜査官ってちょこちょこ本部に戻ったりしていいの?彼女ともあったりさ。カウンセラーには自分の仕事の苦悩をペラペラ話しちゃうし…なんか他の作品ではスンゲエドップリと浸かっちまって超秘密主義ってのがモノホンの潜入捜査ってなイメージがあっただけに、これはかなり緊張感っていうかリアリティって部分には欠けるつくりだったように思う。

となると見所は…といえば、主役のコール・ハウザーの華の無さをどうローレンス・フィッシュバーンがリカバってるかという点のみになってくる訳ですが…これまでのローレンス・フィッシュバーンのイメージを大きく覆す “ヘタレ演技” はマジで見ごたえ十分となっております。

マッチョでコワモテ、ある部分ではインテリジェンス感漂う役が多い彼ですが、拷問にかけられなんともひ弱に泣き叫び、悲鳴をあげ、ひたすら潔白を訴える彼…そんなんみた事ありました?ってかさ、かつては自らが『ディープカバー』で潜入捜査官を演じたフィッシュバーンが、「俺はFBI捜査官だ…」と告白される側になるって事だけでも時代を感じれるはずですわ。

ま、悪の親玉であるジギーなんですけど…ま、わかっちゃいた事ですが、やっぱフィッシュバーンはそんなヘタレで終わるタマじゃないっつ〜事ですわ…

ま、それがどんでん返しってヤツなんすけど、意外にも予想外だろうコノヤロウ!という作り手の思いとは裏腹に、「やっぱそうなってまうね〜、それっきゃないもんね〜」とため息まじりのアイウォンチュー状態と言いますか…ま、終わりはそれしかないだろうし、それでいいっつ〜感じではありました。

頑張ろう東北!
頑張ろう日本!
頑張ろう世界!

頑張ろうぜ、今を!


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