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CrazyLegsに捧ぐ
『THELONIOUS MONK STRAIGHT NO CHASER』
2011年03月02日(水) 00:09
今回はちょっとJAZZに関してのお話を。
みなさんJAZZ聴きますか?俺は当然HIPHOPを聴く以上、自然の流れでJAZZにも興味を持った訳で、色んなアーティストのアルバムを聴くようになりました。一般的になんだか“難しい”ってイメージを持たれる事があるJAZZだけど、んなこた関係なく、料理したり、本読んだり、茶飲んだり、お酒楽しんだり…そんなごく日常の中にポンとJAZZを置いてあげるだけでいいと思うんです。よ〜く耳を凝らして考えながら…なんて事じゃなく、自然に入ってくるGROOVEにこれまた自然と気持ちよくなる、なれる…それでいいんじゃないっすか?
っつ〜事でこれ。  『Moanin』  Art Blakey & The Jazz Messengers

個人的にもオススメはいくつもありますが、これも恐らく“どっかで聴いた事ある系” ってな位のクラシック中のクラシックでファンキージャズの金字塔的な作品です。1958年っつったらそれこそ公民権運動期、しかも丁度ブバップからハードバップに変化してった時代。そんな中にレコーディングされたなんつ〜事も考えながら耳にすると、尚更深みも増して来る筈ですよ。

っつ〜事で今回は『THELONIOUS MONK STRAIGHT NO CHASER』をご紹介。

フォレスト・ウィッテカー主演の作品『バード』といったジャズを題材にした映画を撮るなど、ジャズとのゆかりも深い事で知られるクリント・イーストウッド。今回もまた彼の作品、しかもほぼ『バード』と同じ時期に製作されとります…といっても今回はドキュメンタリーになりますけどね。

俺自身、凄くジャズは好きなんだけど、勿論 “熱狂的な” ってレベルじゃない。以前その“熱狂的”レベルの人とガッツリ話す機会があったけど、そりゃ〜もう!改めてジャスって音楽はこうも“語れる”ジャンルなんだな〜ってのを思い知らされた事があるのと同時に、やっぱそれぞれそうだとは思うけど、まだまだ広〜い中のほんのちょっとしか自分は見たり聴いたりしてなかったんだなという事も痛感されました。

俺はそんな “にわかジャズファン” 故に、結構 “ベスト盤” 的なアルバムを最初に買い、自分のテイストに会った音・アーティストであれば改めてアルバムを1枚ずつ聴いていくという感じなんですが、セロニアス・モンクも最初に買ったのは10枚組みのBOXセットでした。

キャバレー・カード(60年代まで存在したナイトクラブで働く為の許可証みたいなもん)が取得できなかったり、精神的な病をを患い、その独創的かつある意味自己中心的なパフォーマンス故に、共演アーティスト達からも煙たがられていた話もあったり、なによりこの作品でインタビューに答えている彼の息子も実際に気難しい父親を敬遠していた様な思い出を話してました。誰でも知ってるコルトレーンの曲だって、全部が全部『マイフェイバリットシングス』じゃない…それこそ俺にはまだまだ“難しすぎる”曲だって多い…そのコルトレーンですら『難解』と表現するのがセロニアス・モンクであり、あのマイルスが敬遠するのもセロニアス・モンクなんですよね。

実際に活字や写真等からモンクに抱くパブリックイメージって、どっちかっつ〜とそういったマイナス要素が強いものばかり…実際俺自身もそうだったけど、少なくとも “聴く” 事にその人の性格や思考までもオーバーラップさせることないじゃん程度のもんだった。けれども考えてみれば、俺が聴く音楽・アーティストってのはやっぱバックボーンや言動・行動って部分も凄く気になり注意深く観察し、もっと知りたいと思いつつ、音と一緒にそういった部分も一緒に吸収してきた様な気がする。そういった意味で考えれば、この作品は俺自身のモンクという1人のジャズプレイヤーに対する興味を更に膨らませてくれたのは間違いなかった。それ位この作品の中のモンクは人間味溢れていた。

確かに、逆に “モンクらしいモンク” も存在する。気難しく、強いこだわりを持つが為に、周りの理解をなかなか得られない…そして行き詰まり、無性に不安になり、唐突に投げ出してしまう…。けれどもそんな彼にはずっと妻が寄りそっていた。この作品では特に彼女の存在がいかに彼にとって大きかったか、そしていかにアーティストの妻として本当の意味での縁の下の力持ちとして彼を支え続けたか、そういった部分も伝わってきましたね〜。精神を病んだ人間は孤独に逃げ、はたまた誰かに寄り添ってなきゃ生きていけなかったり…言葉では簡単でいて逆に難しく、だからこそ人間の一生ってのがホントにドラマティックなんだなと思う。

CDの音源とはまた違ってさ、ビリー・ジョエルじゃねぇけど「ピアノは弾くものじゃなく叩くもの」って言葉を地でいってる様なモンクの姿がホントに印象的だった。なんだかさ、マジでズートスーツかなんか着こなしてビバップに酔いしれたい気分になるって…マジで。



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