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『This Is the Life』
2011年01月28日(金) 00:19
くおおおのおおチキショオ〜、あんにゃっろおおお〜!

そうです、俺の大嫌いなエリック・ベネイ!野郎が婚約したっつ〜ど〜でもえ〜ニュースが飛び込んできやしたよ!あんにゃろ〜と来たら『Lost In Time』なんぞクソ小粋なアルバム出しよってからに、こちとら聴きたくもないっちゅうのに嫌々ヘヴィーローテーションbyAKB48じゃわいっ!あんにゃろ〜俺の大事なスプリング苺姉さんの次は紫王子の元嫁子ってか!

しかも例のクソスウィートな声で跪きながら歌いつつプロポーズだあああ??貴様あああ!おのれは古代エジプトの皇太子かっ!ちきしょおお〜どいつもこいつも、スプリング苺姉さんまであの訳わからんフーチャカピ〜野郎と…ま、王子元妻はそんなにタイプじゃないからいいけど!

っつ〜事で今回は
『This Is the Life』 をご紹介!

LAのサウスセントラル地区にあったオーガニックレストラン『ザ・グッドライフ・カフェ』。そこで行われるようになったHIPHOP系アーティスト達の為の“オープンマイク”。色々と細かな制限があるものの、大勢の参加者が集い、育っていったという歴史を振り返るドキュ。

まず監督なんですが、ココでも紹介したBETの番組『My Mic Sounds Nice』でフィーメールラッパーにスポットを当てたドキュを監督した女性エヴァ・デュヴルネ。実は彼女自身、このグッドライフ・カフェ出身で、当時はコンビとしてRAPしてたらしいんですね。実際製作はこの作品の方が早いし、ある意味ではこの作品こそが色んな意味で彼女のキャリアに大きく影響を与えたんじゃないかなとも思うし、やっぱ自らがラッパーであった事もあってか、HIPHOP愛といいますか、表現方法が変わってもあくまで自らがHIPHOPに受けた恩恵や影響といった部分の “変わらない方向性” みたいなものをしっかりと貫き通している結果だと思う。

それにしても“オーガニックレストラン” がサウスセントラル地区にあったてだけでも違和感があるんだけど、やっぱそういった場所にはそういったカラーを!という方針からか、所謂 “HIPHOPらしいスタイル” というか、特に “ギャングスタ的要素” を参加者には徹底的に禁止していたらしい。しかし、やはりそういった表現できる場を求めている人間は数多く、沢山の人間が集まってくる訳ですわ。

LA、っていうか“西”のHIPHOPっつったらN.W.Aを代表するギャングスタ・ラップのイメージは大きいですよね。実際俺自身、N.W.Aは凄く好きだし、ギャングスタラップ“自体”は嫌いじゃない。だけど、特に80年代から90年代にかけてはLAイコールそれ!みたいな位、イメージとして出来上がってたじゃないっすか。ぶっちゃけて言えば、2パックだってハナッからサグを売りにしてた訳じゃない…LA側に立つ事で大きく自分自身の路線変更をしたみたいなものでしょ?特に西のHIPHOPってコレまでも凄くダーティーな部分ばかりクローズアップされてきたじゃないっすか。だからこそ、影響力がある人間を皆見て真似て…って部分で、伝言ゲームじゃないけど、どんどんある一部分だけが巨大化してった様な気がしてならない…っつ〜か残念でならない。

話が脱線してますけど、LAのHIPHOPって、そういったバイオレンス的なものばっかじゃないじゃないっすか。ソウルズ・オブ・ミスチーフだって、Xzibitだって、ジュラシック5だって、ファーサイドだって、ブラック・アイド・ピースもDJ QuikもLAだもんよ(ま、確かにマスターPもショグナイトもレンチモブもスヌープもLAだけどwww)。それにグッドライフカフェ出身は何もアフロアメリカンだけじゃなく、カット・ケミストといった白人の姿も。『スクラッチ』にも出演してたターンテーブリストですよね。繋がっていきますわなジュラシック5に!

HIPHOPという文化はある部分で凄くタフであると思うし、だからといって絶対にタフでないといけないなんてことも無い。それぞれの捉え方、それぞれの表現方法でそれぞれのHIPHOPが存在していると思うけど、だからといって “HIPHOPディクショナリー” には載らないであろう項目を自分の中で正当化するのもいかがなものかと思う。何度も何度も口が臭くな…って誰が口臭いんじゃ!口がすっぱくなる位繰り返してっけど、HIPHOPってバイオレンスやドラッグがイコールじゃなくって、PEACEとUNITYなカルチャーでしょ?だからこそ、いわゆるステレオタイプなイメージに風穴を空けてくれる様なこういった作品は、どんなにアングラであろうとも熱烈に支持したい。

日本でもそうだと思うし、決してアングラ=REALって決定付ける訳でもないんだけど、商業的に無理なコーティングや路線支持をされる前の原石ってのは、やっぱ一番その演者にとってはREALである事は間違いない。そしてそういった部分にこそ、ホントに心から「かっけ〜わ!」って思える音ってのが存在する事が多いんだよね。少数派=アングラとか、REAL=アングラってくくりじゃなく、しっかりとした主義・主張がある場所で、自分自身の主義・主張を自分自身の一番やりたい方法を駆使してやる…それがあたりまえで、それがHIPHOPだと思う。

LAのHIPHOPは、決してし、もちのろんでSEX&バイオレンスだけじゃない…。


『For Colored Girls』
2011年01月24日(月) 00:27
ブッダが再活動おっ始めるというなんとも嬉しいニュースが飛び込んで来やしたね〜!確かにILLMATIC BUDDHA MC'S名義でのリリースは、WOWOWでONAIRされた『TOKYOTRIBE2』のメインテーマでもあった『TOP OF TOKYO』以来じゃないっすか!ま、実際のところD.LとC.Qの2人の活動になるみたいで、“BUDDHA BRAND” じゃないとこが残念なんですけどね。ま、それでも個人的にはホンットに大好きな音をデリバってくれるだけに、今からマジで楽しみなんすけどね〜!夏にはその音、聴けるみたいっすよ!

っつ〜事で今回の作品は平ぺりぺりの 『For Colored Girls』 をご紹介!

舞台はニューヨークのアパート。ファッション雑誌の編集長で仕事中毒のジョーの下で働いてるクリスタルは、彼女は内縁の夫からDVを受けており、彼女が働いている間に子供達の面倒は…っつ〜か、この作品の登場人物にはそれぞれに“色”が存在し、ジョーを演じた ジャネット・ジャクソンは『赤』、クリスタルを演じたキンバリー・エリスは『茶』、タンジーを演じた タンディー・ニュートンは『オレンジ』、ナイラを演じた テッサ・トンプソンは『紫』。ヤスミンを演じた アニカ・ノリ・ローズは『イエロー』。ジャニタを演じた ロレッタ・ディバインは『緑』。アリスを演じた ウーピー・ゴールドバーグは『白』!!!ってな具合。色とポエム…これが大きな軸となっております。ちなみに、ただでさえバージョンが多いタイラー・ペリー作品のポスターですが、この作品なななんと各自各色のバージョンのポスターが存在してんですね〜!

ヌトザケ・シャンゲの『死ぬことを考えた黒い女たちのために』という原作の映画化。舞台でも人気を博したこの作品、残念ながら未読だった為、速攻AMAZONで検索してみたら…えれ〜高額でやんの!流石に1冊5,000円オーバーって余程の気合でダイヴイントゥユアボディーしねえと買えないっしょ!っつ〜事で未だに読んでおりません。すまみせん!

なので、俺はあくまで “映画のみ” の感想となる為、原作や舞台との“比較” は出来ないんですけど、 タイラーペリーの作品は、いつも女性の味方…というか、女性に優しい。つまり、あくまで女性が主役であり、男性は脇役というよりもむしろ“悪役”に近かったりする。この作品はモロにそうで、登場するしない別にしても男性は痛烈に非難される側にある。正直、全ての男性がこの作品に対して賛同を覚えるかどうかはわからない、いや、むしろ不愉快な衝動にかられる人もいるだろう。けれども、俺自身、毎回タイラー・ペリーの作品にはヤラれてる人間の1人。それは常にDOPEな社会問題や女性達が抱える苦悩を赤裸々に描きつつも、小粋なギャグを交えたりすることで美味く“楽しみ処”を与えてもらってるからだと思う。

ただ、この作品にはそういった演出はほぼ皆無。シリアスかつ優しく、それぞれの苦悩を持つ女性達を映し出しているかに見えた…が、あえて言うならば、タイラー・ペリーの作品って、色んな “らしさ” が存在する分、その中のどれが影を潜め、どれがいつもより主張しているかってなバランスが、イマイチだった様に思うんです。これは個人的感想故に、言葉にするのが凄く難しいし、男性としての感想はじょせいとはまた違ってるだろうし…ただ、語弊を恐れずに言えば、「優しすぎやしないか?」みたいな。内容が…ではなく、視点や角度が。

確かにこの作品でピックアップされている諸問題は、現代の女性にとっては深刻な事柄ばかり…ただ、それを女性にとっての悲劇として捉えるだけでなく、何かしらの…いや、なんだか映画から離れそうなのでやめとうこうWWW。ま、物凄く簡単に言えば、タイラー・ペリーにとって徐々に実験していた作品つくりにおいての一つの転換期ともいえる1本だったんじゃないかなと思うし、だからこそ、これまでのイメージが災いしてか、残念な部分や極端な部分ってのが少し目立ったんじゃないかなと自分自身の感想を自分自身でそう分析したってな感じです。

んじゃイマイチだったんか…いや、決してそうじゃない。ただ、恐らくこの作品が本来持ってあろう世界観やメッセージ色が、映画というフィールドによってある意味脚色され、ある意味薄められ…的な部分はあるんじゃないかなとは思うものの、所謂 “ジンとする” ってなポイントはしっかりと抑えられてると思う。女性だったら泣きますわ、きっと。

すっかりタイラー・ペリー作品の常連となった感のあるジャネット・ジャクソンですが、なんだかんだのネームバリュー、そりゃポイントとなる役処にもなりますわな。『ポエティックジャスティス』 の頃の様に人気アーティストが人気アーティストとの共演的な話題作なんかじゃなく、しっかりと“女優”になったんだな〜としみじみ思えましたね。よかったです、ジャネットジャクソン。

ただ、やっぱ「ハリウッドに自分のポジションが無くなった」と、半リタイア宣言的なコメントを出し、心配してたウーピーが、存在感バツグンの姿を見せてくれた事は俺的に嬉しかったけどね。でも一番強烈な存在感を示したのは…メイシー・グレイだったけどね。


『UNSTOPPABLE』
2011年01月20日(木) 12:05
普通、一般的家庭では年末になると大掃除なる一大イベントなるものを決行したりするもんですが、俺みたいな年末になる程忙しくなる人間にとっちゃ、そんな暇ナッシングな訳…つまり、掃除らしい掃除は出来てなかったんですね〜、どっちにしろ体調も悪くてゲホゲホだったしね。っつ〜事でこないだ自分の部屋のプチクリアランスをした際に、なんとも嫌〜なお宝達が発掘されたのでその一部を紹介したいと思う候。

◎−高校生の時、ガード下で踊ってた時の写真(人の事言えないチンドン屋顔負けの艶姿候)
◎−ラベルに「MCハマー」とかかれたビデオ(PV、LIVE等を録画。しかしカタカナとは候…)
◎−プラ板にマジックで製作されたPEマークのペンダント(穴があったら入りたい候)
◎−おニャン子選抜メンバーによるXマスミニアルバム(発見後、2秒でラックに詰め込む候)
◎−北公次著『光ゲンジへ』。(ちなみに関連書籍4冊発見候)

はい!バキャ!

っつ〜事で今回は 『UNSTOPPABLE』 をご紹介!

停車中の貨物列車777号が、整備のミスで突然暴走!しかもその貨物は大量の化学薬品の燃料が積んである為、もし脱線でもしたらシャレになんない大災害に!鉄道会社と警察の動き出すが、列車はさらに暴走!そんな中、ベテラン機関士であるフランクは、ウィルと一緒に列車を止めるべく動き出すが…

正直に言えば、こんだけ宣伝されてるし、当然興味があるジャンルなんで色んな情報が耳に入ってくるでしょ?っつ〜かね、もうそれだけでどんな映画であるかってのがほぼ解っちゃうじゃないっすか。だとすればあとはどんだけ映像的に凄いもん見せてもらえるか、はたまたどんだけハラハラドキドキさせてくれるかっつ〜事に期待するのは当然。ただ、そういった部分もあまりハードルを上げちゃいけないかなと思ってた訳です。何故なら、謳い文句の一つである『『サブウェイ123 激突』でもコンビを組んだトニー・スコット監督とデンゼルワシントンの共演!』ってな部分が、俺にとっては逆に不安材料にしかならないっつ〜か。どんだけ好評価されようが、俺的にはいろんな部分でドッチラケだったあの作品の監督アゲインですよ!しかもこれまた “タイムリミット” って大きなキーワードが一緒じゃないっすか!そりゃ嫌な予感も抱きますよ。結果…

思ったまんまであり、思った以上であった…

といいますのも、ストーリー展開なんかはホンットにドが付くほどの直球パニックムービーといいますか、とにかく列車止めるって作品なもんで、モロに思った通りだったし、あまり期待していなかった分ハラハラ感やドキドキ感はそこそこ味わえたんじゃないかなと思います…随分偉そうな言い方ですけど。

ってのもさ、俺随分と酷い咳が続いたんで、なかなか映画館にも行けなくて、やっとの思いで映画へGO!ってなった時、『スペースバトルシップYAMATO』よりもこっちを選んだだけに、やっぱなんだかんだの期待感ってのはないない言いつつも大きかった訳ですよ。だからそういった俺のいらぬ感情もこの作品を心底楽しむ為には弊害になってたかもしんないっすね。

そういった部分を差し引けば、十分劇場公開作品としては楽しめる作品なんじゃないかと思います。ま、設定が実話を元にってなだけに、次から次へと全然違う問題が発生したり、いわゆる “悪役” とのもう一つの戦いがあったりという映画的なおもしろ味みたいな物は特別用意されてる訳でもないんですけど、逆にそういった要素が無いだけに、いかに列車の暴走ってものをハンパないパニックとして描けるかって事に、『エネミー・オブ・アメリカ』や『スパイゲーム』といった俺的にも好きな作品も撮ってるトニー・スコット大先生の手腕がかかってるってな作品だったと思います。

そういった事で総評としては “直球パニックムービー” としては、「これぞ王道中の王道!」といった出来なんじゃないかなと言えると思いました。難癖ちゃんと呼ばれてる俺的には「おいおい、そこはそうしなくても…」的突っ込み処もありますが、そんなん差し引いたらそれこそ色んなものぶっ壊してギャンギャン暴走する列車の描き方は凄かったと思うし、家族愛が徐々に復活していくなんてベッタベタな展開も、なんだかんだで純粋な俺なんかLOVE涙色になっちゃう訳ですよ!

つまりなんだ、こんな作品は「よっしゃ〜!映画みるぞおおお〜!」的テンションのロンリー男子や、「彼女と初めてのデート、ラブロマンスがいいかな〜、それともオサレ〜なヤツがいいかな〜」とかぬかしてるDT(童貞)野郎なんかに超オススメな作品。ドキドキ、ハラハラ、スカッと、感動の涙…これ1本でOKってな作品。ただ、主演がデンゼルワシントンであったから…といった部分は俺の中ではとんでもなく重要であり大きかったという事は間違いない。


『My Mic Sounds Nice』
2011年01月16日(日) 00:15
いきなしですけど、いわゆる “ナリ(格好)” で「俺はハーコーなB-BOYだぜえええ〜」ってドレスアップしたミッツ・マングローブばりに周囲を威嚇してる様なフーチャカピー野郎も以前より少なくなってきたな〜なんて事を、海老蔵を“AV蔵”と証した真木蔵人大先生の様に考えてた矢先…いやいや、まだいるんだな〜絶滅品種が!ってヤツと遭遇しましたよ。

タワレコでばってん荒川の“帰らんちゃよか”を探してた(マジ話)ところ、エニーチェのダボバギに、EAZY-Eがデカデカとプリントされた(笑&怒)スウェット。ドル札がウジャウジャ仕様のヤンキースニューエラ(多分バッタ)。思わず「どこでこ〜たん?」と尋ねたくなる様な、背中にモロマリファナがド〜ンみたいなパーカーに、色盲検査みてえなドギツいカラーのナイキ。体系はモロにデブリンピック100kg超級に出場出切るであろうデブ。すれ違う者全てにメンチ切ってる様な典型的な田舎B-BOYですわ。ところがね、そいつがスゲエんだわ!店員さんに「すいません。ちょっとお尋ねしますけど、カニエウエストさんのニューアルバムってジャケットはこのパターンだけですか?」とかちょっとした町役場の“なんでもやる課” 所属みてえな口調でクエスチョってんだわさ!しかもカニエ“さん” だぜ?うちの62歳の女バッファローでさえ “ジャイケル!” とか “ジャクション!” とか呼び捨てだっつ〜のに。なんだかさ、砂漠の中のオアシスに熱帯魚とボウフラが共存してる様ないい旅夢気分な雰囲気を味わせてもらったひと時でござんしたよ…ってなんでやねんっ!

っつ〜事で、今回は映画とはチトちゃいますけど、『My Mic Sounds Nice』 をご紹介!

BETで放映されたエヴァ・デュヴルネってな女性が監督したフィーメールラッパーに焦点を当てたドキュメンタリー番組。著名なラッパー達や業界関係者達のインタビューなどで構成される1時間。

やっぱりシャ・ロック抜きでフィーメールラッパーは語れないでしょうね。一時グランドマスターフラッシュ&フュリアス5にもちょいと参加してたけど、結局以前より参加してたFunky 4に出戻った彼女。んでもって彼女がいない間にメンバー補充が行われてたんで、“Funky 4+1” になったってな経緯がありますわな。

でも、やっぱ時代的といいますか、個人的に「好きなフィーメールラッパーは?」ともし問われるならば、俺はHIPHOPに興味を抱き始めてから今の今まで一貫してこう答える「MC LYTE!」。HIPHOPは色んな色や形、側面を持ち、そこで“PLAY” する人達もそれぞれ…OLD SCHOOLもあればNEW SCHOOLも存在し、勿論男もいれば女も…。だけども、一様に “タフ” な文化でもあるHIPHOPの中で、所謂 “セクシャリティー” といった女の武器を駆使しサヴァイヴするんじゃなく、あくまで「あんたらばっかいい格好させないよ!」と堂々と主張してきた正統派であり硬派なフィーメールラッパーが俺は好きなんです。所謂、フォクシー・ブラウンやリル・キムよりも、ライトやラティファにHIPHOPらしさを感じると言いますか。

今では結構ビジュアル重視のスタイルが主流になってきたけど、あの頃のフィーメールラッパーってホンット飾りっけなんてまるでなかった…いや、所謂 “女性らしさ” を意識する様なナリは皆無で、どっちかっつ〜とジャケットでもメンチ切ってる様なんばっかだった。それこそが俺らのハートを打ち抜いてたし!実際ライトのRAPはスゲエCOOLだった。俺が始めて買ったのが90年の『Lyte As a Rock』。もちろんその後『Eyes on This』も遡る訳だけど、完璧にやられたのはむしろ『Act Like You Know』からだね。ホンットにカッコよかったし、ハーコーだった。

それからICE CUBE一派として西から上ったお日様こと “YO-YO” も好きだったっすね〜!『Make Way for the Motherlode』、イケイケでホンットカッコよかった。やっぱ西だけあってさ、彼女もハーコーな魅力満載で、『Total Control』までの4枚のアルバム、よ〜聴きました…今何やってんだろ…。

当然、ダンスブームの時によく聴いてたのが塩コショーのお3人方やラティファですね〜!特にラティファは当時フレイヴァーユニットってレーベルまで立ち上げたりして皆にRESPECTされてたし、男社会と言われるHIPHOP界で断固たる立ち居地・存在感を示した1人だった様に思う。モニー・ラブなんかも丁度その時…その後結婚して赤ちゃんの鳴き声サンプリングしてってのはチトどうかなと思ったけどね。

昔はあったじゃん!パイオニアであるロクサーヌ・シャンテなんかさ、今でも“Have A Nice Day”たまに回して聴いたりすると、ブリッジバトルを思い出して「あの頃はホントに熱かったんだな〜、しかもその火種を作ったのはシャンテといってもいいもんな〜」とか思えたりするでしょ?

ただ、決してひねくれてる訳でもなく、決してとんがってる訳でもないんだけど、俺個人としてはローリン・ヒルには全然ヤラれなかった。あれだけ全世界から評価されてる偉大なアーティストだろうが、俺的にはそんなに好きじゃないっす。アルバムもソロもフージーズもレコも持ってるけど…イマイチ俺テイストじゃないっつ〜か。それ言えばミッシーもそうかな。PVのヴィジュアル的には色々と楽しませてもらったけど…んんんん〜。イヴなんかも…んんん〜。っつ〜かよくよく考えてみれば、いわゆる90年代に入ってからのフィーメールラッパーって、殆ど俺的な触覚に触れてないっていいますか…

ちなみに…俺個人的にイチオシっつ〜か、大好きだったのが、“COOKIE CREW” って2人組のUKのフィーメールコンビ、大好きだったんだけどな〜、知らね〜かな〜?俺だけ?


『Night Catches Us』
2011年01月12日(水) 00:19
いや〜咳とまりまへん…。

ってかこうも長く続くとなにやら不安にもあるじゃないっすか!妙なウイルス吸い込んじまって日野 日出志の『蔵六の奇病』みたくなっちまったらどないしよっ!いやいや、それどころか朝、目を覚ましたらこれまた日野 日出志の『毒虫小僧』みたいな姿になっちまって、「この化け物めっ!」とかぬかされて猟友会のおっさん達に銃で撃たれた挙句、海の彼方へ1人寂しくドンブラコドンブラコと消えていく運命を辿るんかいっちゅう様なサイケデリックな妄想にブルブル怯えるじゃないっすか!

病院、何度行ってもレントゲンどころか注射すらうってくれまへん!

なんなんだよコンチキショ〜!二言目には「安静に!」ばっかでよおお!アジスアベバの標高民族を見る様な目で見やがって、もう薬なん飲まんわい!自然治癒力じゃわい!そんな調子だから俺をこの世に産み落とした62歳のコモドドラゴンにも見事に伝染って、親子そろってルイ・アームストロングみてえな声になっとるわい!しまいにゃ『豪腕・類』ってコンビでデビューし、親子デュオで『球磨リヴァーランズスルーイット』とかなんとかムード歌謡かなんかリリースして、村おこしイベントかなんかに参加して地域活性化に一役かうぞグウオオルウウアアア!

っつ〜事で咳は出ても鼻息荒く紹介するのが…いいっすよ、コレ、『Night Catches Us』 です!ます!キス!ブス!

1976年、フィラデルフィア。元パンサー党のマーカスは、牧師である父親の葬儀に参列する為に久しぶりに帰郷する。しかし、昔を懐かしみ、彼を歓迎する者などおらず、むしろかつてこの街で起こったある出来事こそ彼のせいであるかのごとく執拗に彼を口撃し、至る所でトラブルになってしまう。そんな中、同じ元パンサー党で、弁護士をやってるパトリシアだけは、彼を迎え入れるが…。

個人的にブラックカルチャーやブラックヒストリーの中でも極めて“ブラックパンサー”に対する興味や思い入れが強いだけに、やはりこと映画に関しても色んな意味で期待や興奮を覚えるものである。ただ、この作品はパンサー党そのものにスポットを当てたものではなく、かつてパンサー党員であった者達のインサイドストーリーというか、それぞれが背負う複雑なバックボーンや時代背景がなんともいい感じで絡み合い、物語をより複雑に、より効果的に色付けしている様な作品だと思いました。

90分にも満たない作品であり、尚且つ恐らく日本でhあ劇場公開どころかDVDリリースすら期待薄な作品であることは間違いない…何故なら、アクション、サスペンス、ラブロマンス、そのどれも“日本人的最低水準”に達していないであろうから。どうしても海外の作品に関しては劇場公開しなくともDVDで高回転レンタルできればOK的な商業ベースの考えが強いであろう日本の市場で最も敬遠されるのがこの手の良質な作品であるという事がなんとも痛ましい。それ位、黒いベレー帽に銃を握り締め、正義を主張し拳を高々に掲げるパンサー党の活躍する作品ではないのに、ここまで個人的に惹かれまくったこの作品の存在がなんとも不憫でならない。

過去に忌まわしい記憶や傷を持つ人間が…なんて作品は結構存在する。けどこの作品の様に、“元パンサー党員”という設定が単なる“肩書き”ではなく、しっかりとその時代、そしてその後の時代に登場人物達の人生や運命にどう影響を及ぼしているか…といった部分が、いわゆる見た目だけでなく、視聴者がそれぞれまた考えたり思ったり出来る深いストーリーになってたなと思うんです。

個人的に映画にはテンポを重要視する部分が強い為、なんとも静かに、ゆっくりと、かみ締めるように進んでいくセリフ回しには、少しだけストレスを感じた部分のありましたが、それは恐らく監督の “テク” なんだろうと思うし、ある意味数回見ていけばその速度みたいなものがよりこの作品に深みを与えてるんだなと感じれるんじゃいかなとも思えるトコもまた自分自身この作品を結構気に入ってる証拠なんじゃないかな。

また、この作品の音楽はTHE ROOTSが担当しているんですよ。これが非常にこの作品のもつカラーといった部分にマッチしていて、なんとも優しく、なんとも悲しく、決してでしゃばる事なく物語をサポートしてるな〜、いい感じだな〜とニンマリしました。

しかしアンソニー・マッキーはいい感じの俳優になってきましたね。個性を前面に出したり、ハイテンションのキャラってのは結構楽っつ〜か、やりやすいと思うんだけど、いわゆるローテンションといいますか、静かな雰囲気の中で “魅せる” のは非常にスキルがいると思うんです。彼はその点ホンットにいい感じになったな〜…でもね、評価に繋がるのかな〜、もっと認めてほしいな〜と思います。その相手役のケリー・ワシントンもいいんだわさ!ってかアンソニー・マッキーとはかつてスパイク・リーの『セレブの種』で既に共演済み。アフロが似合ってたな〜。

時代に翻弄され、いやそれだけじゃなく、人種や国、自分自身に翻弄され、苦しみもがき、何かを変えなければ、どう動くべきか…そういった葛藤に苦しみながら生きた若き時代。振り返ればそれが正しかったのか、間違いだったかといった事では片付けられない、大きな経験や財産、そしてトラウマや傷として自分自身の心に焼き付けられている…。思い出と呼ぶにはあまりにも安易だからこそ、人間ってもんはなんだかんだで自分自身の歩んできた道のりを振り返ってみたりするのかもしれない。

これはね、いいです!マジで!


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