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『Fame』
2010年11月29日(月) 00:01
風邪をひいてしまいやしたよ…ってかこないだの夜、原チャリ帰宅ってのが心折れそうな位寒くて寒くて!っつってもシベリアのエスキモーもビックリなモコモコ防寒対策施してんのにだぜ?もう何度信号待ちで「パトラッシュ…ボクもう疲れたよ…眠くなっちゃったよ…」とつぶやいた事か!ほしたら案の定その次の日見事風邪っぽくなってさ。自慢じゃねえけど俺は夏のクソ暑さと冬のクソ寒さ両方にメタメタ弱いヘタレなんだよ!…とかなんとかいいつつも、こんな時こそ!っつ〜事で連チャン更新でございます!

え〜Funkmaster Flexが何やら2Pacをディスったとか何とかで騒いでるらしいっすね。

実際に“表現方法”ってのはその相手が亡くなっている事やHIPHOP界での功績や価値みたいな部分を考えると凄くデリケートになんなきゃいけないのかもしんないですね。俺個人的にはFlexとしては亡くなった彼をただただ賞賛するのではなく、その死から本当に考えなければいけない問題定義ってヤツを投げかけたんだと思いたいですけどね。考えてみればFlexも大御所なだけにこれまでも何かとお騒がせな事件ありましたもんね。でも実際に今現在もシーンの第一線で活躍しているって事は、それもまた彼なりの真っ向勝負の結果なんじゃないかなと思います。

っつ〜事で今回ご紹介する作品は『Fame』でございやす!
ニューヨークのハイスクールオブパフォーミングアーツ、所謂芸術系の高校が舞台。様々なバックボーンの若者達が“有名”になる為に、バレエやジャズ、、ヒップホップといったダンスや、歌、ラップ、ポエトリーリーディング等それぞれの分野で厳しい授業に耐えていく…

まず最初に断っときますけど、この作品は1980年のアラン・パーカー監督のオリジナル、そして後にTVドラマにもなった作品を現代風にアレンジして映画化した、“リメイク作” なんすけど…

俺、その両方とも一度も見たことないっす!


いや〜、お恥ずかしい!リメイクの方から先にその存在を知るなんて!んじゃ知ったんならオリジナルの方ももちのろんで見たからココで好き勝手吼えてるんだろうなこのメトロン星人がっ!と言われそうですが…見とらんわいっ!なもんで、頭の半分は完全フラットな状態で、そしてもう半分はオリジナルはどんな感じだったんだろう?もしくは4〜5年続いたドラマをどうブツ切り&端折り加工ブチかましてんだろう?ってな感じでこの作品に望んだわけですが…一言で言えば、ごくごく普通ですwww。

アイリーン・キャラ主演ってだけで、今だとすんごい見たい見たい指数が急上昇なオリジナル版ですが、今回はナチュリ・ノートンが出てました…え?誰?って?残念な結果になった3LWの元メンバーで、最近じゃビギーの伝記映画 『Notrious』 ではビッチなリル・キムを演じてた彼女っすよ!

思うに、やっぱドラマとか見てた人にとってはなんとも物足りなさというか、やっつけ感を感じるんじゃないかなと思います。だって5年位続いた訳でしょ?そりゃ登場人物それぞれの葛藤や経験だけじゃなく、学校外の青春なんてのもガッツリと描かれるに十分な期間ですよね…それを2時間って。実際俺が見た感じ、やっぱ最近の音楽・ダンス系作品に多く見られる “パフォーマンス重視” の作品になってたと思うんです。舞台が舞台でしょ?しかも宝塚じゃね〜けど、皆が皆野心を抱いて成り上がりのしのぎを削ってく様なトコでしょ?おまけに “青春” 真っ只中的ジェネレーションでしょ?んじゃもっと臭いっつ〜か、ベッタベタの “感情丸出し系” の方が、ノリ的には熱くなれるんじゃないかなと思うんですよ俺みたいなゾウリムシ系の単細胞生物にとっては。

見てもないのに見た様な感じで言う訳じゃないんだけど、恐らく、いや絶対パフォーマンスに関してのクオリティやカッコよさってのはこっちの方がオリジナルよっか優れてると思う。けれども、今『フラッシュダンス』のロックステディクルーのシーンを見ても血沸き肉踊る感が全然変わらないのと同じで、そこに純粋な完成や情熱、役柄を演じるだけでなく入っちまう感があれば、時代や技術なんかを超えて訴えかけてくるものがあるんですよね〜。完成品よっか生まれたてや発展途上の方がグッときたり楽しみだったりするでしょ?

辛口な事を言えば、様々な高評価を得たオリジナルがあるからこそ、あえて “リメイク” という形をとらなかった方がよかったんじゃないかなと思う。たしかにそれじゃ今のシーンでこの手の作品群ってのは結構存在してるし、ある部分セールス的にも人々の興味を引く様なアプローチが必要だったという事も考慮出来るんだけど、大本の本筋ってのが “今現在” というフィルターを通す事によって随分と “スマート” になるってのは決して “レベルアップ” に直結とは言い難い結果だと思う。

「Fame」=成功ってもんを目指すって事はもっとドロ臭くていい筈…youtubeで幾つかみたオリジナルのシーンからは、そんな若者の葛藤や情熱なんてもんがビッシビシ伝わってくるもん。いや、それだけじゃない、恐らく元々はCMなんかを手がけてたアラン・パーカーの手腕も大きかったんじゃないかなと思う…これはハズい!オレジナルを見てないなんて!

いや〜ポカした!正直スマン!by北斗のダンナ


『Kassim the Dream(カシム・ザ・ドリーム〜チャンピオンになった少年兵〜)』
2010年11月28日(日) 00:25
先日ご紹介した『グッドヘアー』を提供してくれちゃってるサイト『松嶋×町山 未公開映画祭』、毎晩寝不足の原因になっちゃっておりますが、先日は『キムジョンギリア』という北朝鮮のドキュメンタリーを見ました。

みなさんも是非、ホンットに興味深い作品が数多出品されてますし、ワンコインで視聴できるんで是非、どうっすか?

っつ〜事で今回はその『松嶋×町山 未公開映画祭』2本目となる作品、『Kassim the Dream(カシム・ザ・ドリーム〜チャンピオンになった少年兵〜)』をご紹介!

6歳の時、反政府軍によって誘拐された挙句にウガンダで兵士にされたカシム。日本の自衛隊とは違い、嫌でも速攻で戦場・紛争の現場で、殺しや拷問を経験する事になる。彼は後にボクシングを学び、軍を脱走…逃れるようにアメリカに渡り、ボクサーとしてデビューする。

元IBFチャンピオンであるカシム“ザ・ドリーム”オウマの壮絶な半生のドキュメンタリー。

以前ココで紹介した『Heart of Fire(アフリカンソルジャー)』という作品でも幼い女の子が半ば強制的に軍事訓練を受けさせられ、祖国の為と証した闘争に参加させられる…といった内容の作品を紹介しましたが、これまた6歳ですよ…考えられます?日本ではやっとランドセルを背中に背負うチビッコが、銃やマリファナ、レイプや殺人のフロントラインに放り出されるなんて…。

ボクサーは、プロスポーツ選手の中でも様々なバックボーンを持ってる選手が多いと思うし、特に海外の選手等は経済的・社会的にも恵まれていない環境で育った者達ばかりだと思う。当然犯罪暦や逮捕暦がある者も少なくない…ただ、そんな彼らが自らの腕力と闘争心を遠慮なく爆発させ、結果、人々からの賛辞を受け尚且つお金まで貰える場所、それがボクシングのリングだと思う。そんな風に言えばなんか野望や野心に溢れ…とも思われるかもしれないが、もっとシビアに言えばそこにある自分の現実を “唯一逃げ出す方法” であり “唯一変える方法” なんだと思う。

ただ、背負った物、そして捨てた物、成り上がる為に犠牲にした様々な出来事、思い出…そういった部分がコレほどまでに残酷でいいのか?と胸が痛くなる。彼が経験した忌まわしい過去…それは決して母親が薬に溺れただとか、父親が飲んだくれだとか、所謂家庭的事情じゃなく、“政治” というとてつもなく大きな問題がのしかかっていたからこそ。

現に彼は祖国から逃げ出し、アメリカに渡った結果、軍は彼の父親を殺した。そんな国でも彼の中で自分自身の中にずっと “脱走兵” としての後ろめたさを感じていたからこそ、そして置き去りにした家族の事もあり、なんとかボクシングで成功した事により国の恩赦を!という事が認められ、祖国に帰るんだけど…そっからの映像ってのはなんともいたたまれないっすね…。

「親父が生きてたらきっと笑って許してくれると思う…」と自ら祖国を捨ててアメリカへ渡った事に関する話をしていた彼が、実際にお墓の前で泣き崩れ、何度も「ごめんよ、許してくれ」を連呼していた…。アメリカで成功した自分とは裏腹に、貧しい祖母の家には電気すらない…申し訳なさや自虐の念に駆られ、それまで試合前だろうがお構い無しにパーティーやマリファナに興じていた自分自身が許せなかったのかもしれない。

実際に普通の人々が様々な経験をしていくであろう少年・青年時代に、軍事訓練や人殺しといった恐ろしい経験を積み、やっとの思いで手にした成功と幸せ…アメリカでは家族と呼べる仲間や息子まで出来た、そりゃそれまでの分を取り戻すくらいハメはずしたいって気持ちも解らなくもない。ただ、そこは四角いジャングル…自らの限界に挑戦し、過酷なまでに体や精神を追い込んで、その地位やベルトを奪いに来るチャレンジャー達がウヨウヨしている世界…1階級上げての挑戦となった矛先であるWBC世界ミドル級 チャンピオンのジャーメイン・テーラーは「彼をリスペクトしているし、その将来展望が実現するのを祈っている。ただ、それは俺には一切関係ない。試合では彼をKOする」と言い放ち、その言葉通りカシムはフルラウンドメッタ打ちにされる結果となってしまう。

「ボクシングは癒しだ…」冒頭彼が言った言葉だ。最初は地獄の様な生活に比べたら、リングの上などまだましなんだろうという風に解釈した。実際彼もそういった意味で言ったのかもしれないが、作品全体を見れば、ボクシングが彼に与えた物、ボクシングから彼が貰ったものは、地位や名誉、金だけじゃなく、それこそ友であり子供であり…本当の意味での幸せや癒しを手にするとてつもなく大きなきっかけになったのだろうと思う。

それと同時にウガンダという国の惨状が、自分よりも重たい様な銃を持たせられ、殺しを覚えさせられ、気が狂わない様にマリファナを吸う少年が当たり前の様に存在する国であるという現状を改めて目の当たりにし、心が痛んだ。

『Passing Strange』
2010年11月26日(金) 00:39
JAY-Zが本書きましたよね〜、ご存知ですか?『Decoded』ってんですけど流石に結構売れてるらしいっすね。だからって訳じゃないんでしょうけど、とんとんっとラッパー関連書籍ってのが結構リリースされるみたいなんすよ!

まずはコモン。彼の3rdアルバムタイトルでもある『One Day It'll Make Sense』がタイトルになってる自伝的内容…“コモンセンス”って名前で揉めたエピソードなんかもあるんかな?6月発売予定です。ほんでもって次は発売日は未定ながらもQ-TIP!タイトルは『Industry Rules』ってな事でお楽しみに!

っつ〜事で今回の作品は『Passing Strange』強調文をご紹介!

1970年代のサウスセントラルに住むアフロアメリカンの若者は、日曜日の教会でゴスペルクワイアに入ることで音楽に目覚める。ほんでもって彼の音に対する興味の矛先はゴスペルに留まらず、貯めてた金で音楽めぐりの旅に出かけると言い出すが…

映画…というよりも舞台そのものを映像化した作品で、監督はスパイク・リー。トニー賞にもノミネートされたオフ・ブロードウェイのミュージカル作品で、スパイクはこの作品を映画化する為に10回以上公演を見て、しかもフィルムでの撮影ではなくHDカメラを使用したのも彼なりの拘り…かと思いきや、一番の大きな理由は“予算”だったっつ〜んだからこれこそ彼らしいエピソードってのもあり〜の。だってホント彼の作品っていっつもキッツキツな予算の中で撮ってる印象が強いんですよね。著名人から寄付募ったり、自らのギャラを予算に投入したり…ま、実際の所、既に“巨匠”と呼ぶに相応しい彼も、決して毎度毎度興行収入的に成功を約束された監督とは言えないのも現状ですからね。

んなこたいいとしてガキの頃は正直ミュージカルなんて…と思っていた俺も、こうしてブラックムービー系のミュージカル物をいくつも見ていくうちにその魅力なんつ〜部分ってのも徐々に解ってきたといいますか、今では嫌いじゃない系にまで格上げとなっている訳です。そんな中でのこの作品、やっぱどうしても “スパイク・リー監督” という部分に対しての思い入れもプラス材料になっているのか、非常にいい!という感想を持ちました。

実際に舞台やミュージカルなんて、今じゃWOWOWなんかでもしょっちゅうONAIRされてるけど、やっぱり映画監督が撮る映像ってのは、コレは誰々が撮ったな…なんてすぐ解る位の個性やアクがあるからこそ、その題目自体を更に昇天させる勢いに繋がっていると思う。勿論、その逆の例もあるのかもしれないけど、俺が見てきた作品に関しては、監督達の中に「やっぱコレは俺が撮りたい!っつ〜か撮るべき!」というクソ熱い想いがそこに存在したからこそだと思うし、そんなんいい作品になるに決まってる…と思いたいじゃん。

とにかくゴスペルだけじゃなく、ブラックミュージックというもの全てが凝縮されているといいますか、70年代という時代性も絡めて、ジャスやロック、ブルーズ等を凄くエネルギッシュに物語りに散りばめて、尚且つ主人公の価値観の広がりを “旅” というキーワードから上手く表現していると思う。興奮ものだし感動もの…とにかく熱い作品だったと思う。お見事!SPIKE!

あ、それから…カミさんから名作『DO THE RIGHT THING』の舞台化をけしかけられているというスパイク。けど今の所全く予定なしとの事ですハイ。


『GOOD HAIR(グッドヘアー〜アフロはどこに消えた?〜)』
2010年11月23日(火) 00:35
さて、皆さんは『松嶋×町山 未公開映画祭』ご存知でしょうか?公式サイトではその名の通り日本未公開の映画全39作品を1本ワインコインから見れちゃうという何ともゴキゲン極まりない企画なんですね〜!

早速俺も5本セットで購入!勿論ココではその全てを紹介したいと思います。コレがホンットにどれも掘り出し物でして、非常に非常に興味深い作品ばかりとなっております。あ、5本じゃなく4本ね…だってもう1本は北朝鮮という国の実態にせまった『金正日花〜キムジョンギリア〜』を選んじゃったんで、ココに関係ないっすもんね。

っつ〜事で最初の1本は『GOOD HAIR(グッドヘアー〜アフロはどこに消えた?〜)』をご紹介!

コメディアンのクリスロックが、娘に「なんで私の髪はチリってるねん?ジンクピリチオンバリッバリのサラッサラなグッドヘアーになりたいっちゅうねんっ!」とのたまわれた挙句、自らそのルーツを探る旅に出る…

のっけから非常に興味深い内容かつ、知ってそうで全く知らなかった世界に足を踏み入れる事になってしまいましたよホントに!ドキュメンタリーという事で、アメリカにおけるヘアー関連企業とその巨大な売上、そして縮れっ毛矯正剤の危険性、マーケットにおけるアフロアメリカンの立場、ウィーヴ産業、そして巨大ヘアコンテストである『Bronner Brothers Hair Show』におけるヘアバトルと、これを見ればアメリカ、特にアフロアメリカンの髪事情がガッツリ網羅出来るという内容の濃い作品になってたと思います。

とにかくアフロアメリカンの女性は、その縮毛に物凄くコンプレックスを持ってて、白人の様なストレートヘアーにハンパない憧れを抱き、それこそ “グッドヘアー” と位置づけている…

やっぱり人種的にも髪に対する意識や興味がデカい分、昔は純アフロアメリカン資本のヘアケア系企業も多く存在したが、今では何百社ある中でたった4社…この作品でも『詐取』という言葉が多様されていた様に、結局は白人に、そして今ではその市場をアジアに持ってかれちゃってるって現実があるんですね。

映画『マルコムX』でも若かりし日のマルコムが縮れっ毛を伸ばす為に “コンク” という薬剤を使うシーン、ありましたよね。段々頭が熱くなって耐えられなくなって水で流そうとしたら水道壊れてて、どうにも我慢出来なくなって便器に頭突っ込むってシーン。様は時代やその薬剤の成分や配合こそ変われ、結局縮毛矯正は今も結局は劇薬を使用…実験結果では数時間薬品につけてたアルミ缶が溶けちゃう位なんすよ!そんなもんを髪にぬりたくりゃ火傷や抜け毛の原因になるなんて当然で、ソルトンペパのソルト姉さんとペパ姉さんも「がっつりハゲちゃってペンシルで塗ってごまかして“Push It” のPV撮ったわよニャハハハハ〜!」みたいな思い出振り返ってたし。

それにエクステっつ〜か所謂 “モノホンの人間の髪使った付け毛”である “ウィーヴ” を、ホンットにハンパない位の女性がハンパない金額をかけて使用してるですね。そりゃ当然アフロヘアーのアーティストや俳優なんて絶滅品種に認定される位の現在、でも根本的に人種的な髪質は変えられない中で、そういった人工的なアイテムに皆が皆頼っているだろうという事は一目瞭然…ただ、これ程までに “命がけ” さながらとは!そのウィーヴの大型供給国であるのがなななんとインド!クリス・ロックがインドまで行くんだけど、修道院で出家する女性の髪を手作業で加工してんですよこれが!んでそれがアメリカに入ってくると10万とかそれ以上でバンバン売れてるってんだから!インド人のブローカーみてえな男が「寝ている少女の髪を拝借する」だとか「映画館で夢中になってる女性を後ろからこっそり切る」なんてベテランの痴漢常習犯もビックリなスペシャルテクニックを告白!それをきいたクリス・ロックは「んじゃ『アイアムレジェンド』みて夢中になってる娘も、気がついたら『アイアムゲーハー』になってんじゃん!」といったギャグを織り交ぜる始末…。あ、そういえばヴィヴィカ姉さんはマレーシア産のウィーヴが好きだとサロンの女性に暴露されてましたwww。

とにかくウィーヴ付けってっから男性が女性の髪に触るなんて言語道断!なんだって!ありえる?日本じゃ「髪触られたりすると嬉しい」って女性もいるっつ〜のに。しまいにゃ大大大好きなニア・ロングが「SEXは大変ね…だからもっぱら騎乗位よ」なんて赤裸々告白なんつ〜のも飛び出たかと思いきや、ドラマ『コールドケース』で活躍中のトレイシー・トムズなんて、並み居る“付毛推進派”達に対抗すべく「自毛こそ最高!」と力説!ん〜『コールドケース』ではキャスリン・モリスにばっか萌えてた俺ですが、この作品のトレイシー・トムズの一貫したポリシーなんてのを目の当たりにすると、急に彼女がキラッキラ輝きだしたといいますか、いや〜色んな意味で見直しましたわ!

個人的にはICE-Tのインタビューがモロに本音丸出しという感じでオモロかったな〜「髪だの付け毛だのそんなに重要か?男はな、手、胸、脚それぞれのラインに興味があるっつ〜んだよ。入れ乳だろうが触りたいもんは触りたいんだよ!」…さすがOG!ブレないね!しかもテーマの本質からどんどん明後日の方向に飛んじゃってるアンサー!流石だぜ!それにあんたのカミさん見りゃ言ってる事、よ〜くわかりますわwww。

一時期、俺自身ドレッドやアフロにした事があった。どちらもスゲエ時間と金がかかるし、アフロにいたってはその夜眠れなくてノイローゼになるんじゃないかっつ〜位痛かったのを思い出す。結局形や見てくれから入ることが悪いとは言わないが、そればっか先行しちゃうと単なる“わなび〜ず”になる様で1度きりでやめた…アフロアメリカンはそんなお気楽な俺達とは違い、皆深刻に自分達の髪を捕らえ、それこそブラックイズビューティフルの象徴だったアフロを過去の産物的に軽視し、しまいにゃ就職に響くとまで語っていたのが印象的だった。

とにもかくにも語りきれない程の興味深い作品でございやした。一見お固くなっちゃう危険性のあるテーマですが、そこはクリス・ロックが案内人、なんとも肩肘張らずに時にはニンマリと、時には唸る程の深さを提供してくれたと思います。

最後に一言だけ…メリッサ・フォード、激萌え〜!!!




『D.C. Sniper』
2010年11月21日(日) 00:06
Year Round Records…DJプレミアのレーベルですけど、12月7日にレーベルコンピレーショナルバムである『Get Used to Us』がリリース予定となってますね〜楽しみですね〜!やっぱどうしても90年代のサウンドに洗脳されっぱなしの俺としては彼らの名前が出るだけでワクワクするもんですよ!

参加者もまた豪華で、KRSワンやプーバ、フレディ・フォックスやMCエイトといったベテランは勿論、プレミア一押しのアーティストが参加!いやはや、なんともリリース日が待ち遠しいっすね〜!

っつ〜事で今回の作品は『D.C. Sniper』をご紹介!

軍人あがりのジョン・アレン・ムハンマドは、17歳の少年マルボに自らのちょいとトチ狂った思想を押し付け見事に洗脳に成功。相棒として2人でテロ行為を始める。ワシントンDCに停車した車の後部トランクからライフルで白人ばかりを射殺。場所が毎度ホワイトハウス周辺という事もあり厳戒態勢が敷かれていたが…

主役であるジョン・アレン・ムハンマドを演じたケン・フォーリーは知る人ぞ知る “ホラー俳優” とでも言いましょうか?ジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画の金字塔 『ゾンビ』 を始めとして、『悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲』 や 『ドーン・オブ・ザ・デッド』 等、数々のB級キーン印ホラーに出演してる、その筋の方々には絶大な人気を誇る俳優さんなんっすよ!だってこの作品、ドイツ人監督のウーリー・ロメルだってコレまで撮ってんのってサイコ・ホラー・オカルト系の作品ばっかでしょ?

何故故にこのタッグがこの作品…???

ま、んなこたおいといて、基本的に“べーすどばいとぅる〜すと〜り〜” らしいってのが驚き…というのも実際にテロの手口がベッタベタといいますか威風堂々といいますか、ダイレクトに“狙撃”ってんだからホントに実行出来たんだって事がまずビックリです!ま、映画なんで随分と作ったり端折ったりってのはあると思うんですけどね。んなことよりもこの事件、簡単におさらいすると、2002年にワシントンで元軍人のジョン・アレン・ムハンマが、養子(かよホントに?)とされる17歳の少年と、市民など計10人を次々と狙撃したなんとも恐ろしい事件だったんですね〜。結局このジョン・アレン・ムハンマは去年死刑執行によって亡くなってます。

実際に何故故に彼はワシントンを震え上がらせる様な猟奇的殺人を犯す様になってしまったのか…そんな闇の部分を描いてはいるんですけど、ん〜サイコパスがいかにサイコパスになったのかって部分を1作品で描くとこうも説教じみた感じになってしまうのかな〜みたいな。

『羊たちの沈黙』ですら、レクター博士の青春期はまた別の作品で描かれた位っすからね〜…って比較になんないかもしんないけど。ま、ケン・フォーリーの存在感っつ〜か演技はホンットにそれっぽい感満載で、凍りつくような冷酷さというか、全てに対しての絶望や虚像と現実がわからなくなった正義みたいな部分を凄くいい感じで演じてくれてたなという感じは伝わりました。ただ、なんとなく全体的にセリフ主体というか、説明されてる様に感じてくるんですね〜しかも退屈な表現で。実際に物騒なタイトルの割には、事実に基づきまくったせいか派手なアクションシーン等存在せず、ホンットに静かな、というか盛り上がりにかける内容に終始した感はバリバリでした。

ただ、でも目線を変えるというか、映画そのものを楽しみだけじゃなく、こういった実話の背景にはやっぱ一般社会に逸れちまった人達が背負うものや、社会や世間に対する一方的な恨みや妬みなんかが、更に宗教や思想っていう鎧を着ちまうとハンパなく厄介なモンスターを形成しちゃうんだなとつくづく感じました。

コレはこの作品で言うジョン・アレン・ムハンマドだけじゃなく、彼を追う捜査官の方もそう…娘の家出といった些細な事がキッカケで色んな現実に対し疑問符が湧き出て、自分の立場や使命感もおかしくなっちまったり…それでもギリギリラインを死守して正義を貫かなきゃいけない…みたいな。

事細かなREALを考えれば、突っ込み所満載だし、ホンットにセリフが退屈な印象が残る作品なんだけど、嘘みたいな単純な手口で10人もの命が奪われ、その犯人がどんな心情で反抗に至ったか…そういった大まかな事件の概要を知るにはよかったんじゃないかなと無理矢理納得。

ただ、だからといって犯人の人間性や人物像をあからさまに映し出した…とまではいかなかったかな。ちなみに犯人が使ったとされるライフルだけど、ブッシュマスターXM―15らしいっすね。


プロやわ…



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