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『Ballast』
2010年07月16日(金) 00:50
いよいよ本格的に動き出すみたいっすね〜!PETE ROCK&C.L.SMOOTHが!
っつ〜のも2005年からNYのブルックリンで開催されている『Brooklyn Hip-Hop Festival』に、今年彼らが出演したらしいんですわ!7月5日から5日間行われたっつ〜事で、日本でももうすぐ開催される『B-BOY PARK』的フェスだと思いますが、演者のラインナップがハンパない!特にDJプレミアをはじめ、ナイス&スムース!ブラック・ムーン!!グループ・ホーム!!!それにブラック・シープまで!!!いわゆる90年代初期からシーンを賑わせた彼らが一堂に会するなんざたまりまへんでっしゃろ!

その中でも彼らですよ!ピート・ロック&CLスムースですよ!既にヨーロッパの方では再結成ライブも行っており、こりゃ近い将来アルバムも…たまらんっ!

っつ〜事で今回は『Ballast』をご紹介なり〜!
ある日、ミシシッピーにある双子の兄弟が経営する、とある商店を隣人が訪ねる…というのもここ数日店が閉まったままだったからだ。中にはローレンスが1人ソファーに座っていたが、異様なまでの悪臭の中、双子の兄弟ダリアスはベッドで死んでいた。あわてて隣人は警察を呼ぶが、その直後、ローレンスは自らを銃で撃ち抜き自殺を図るが…

人の死ってのは様々な“形”がある…病気や老衰は勿論、事故、事件、自殺、特に今の世の中自ら“死”を選択する人々が異様な程増えてきている。俺みたいな人間は生きてりゃなんとかなる…なんて単純な感覚しか持ち合わせいていないが、誰にでも当たり前に用意され、まだたっぷりと残されている “チャンスを見つける土俵” をいとも簡単に躊躇なく放棄し、“無” の世界に行く事だけしか楽になる方法が見つからない…そんな究極の状態が “自ら選択する死” なんじゃないかなと思う。だから誰にも知らせずに、誰にも言わずに、たった一人、一言もはっする事無く逝こうとするのだろうか…。

この作品もそんな “絶望” な状況からスタートする、非常にDOPEな作品。ミシシッピという南部が舞台である事もプラスしてか、悲しみや寂しさが残酷な位スクリーンを通して浮き彫りになる。ショッキングなシーンからスタートするにも拘らず、映画的な盛り上がりやドラマ性なんてものより、とにかくズシンとインパクトを喰らい、この作品がこの後どうなっていくんだろうか…といった見る側が当然の様に持つイメージみたいな部分を掻き消し、ただただ今、その時に釘付けになってしまう。

一命を取り留めたローレンスだったが、結果更に彼は苦悩を味わうことになる…それが嫌だったから自殺を選択したのか、ただ単に疲れ果てたのか…。ただ、人生はこれ程までに残酷か、という事だけでなく、それでも100対ゼロは決して無いんだよって事を、少しずつ、少しずつ感じる事が出来る。

そこには必ず、“人との交わり” が存在し、交わることで生まれる “変化” は必ず大きくなっていくという事…。どこかで捻じ曲がった人生を、もがき苦しみ反発し攻撃しながらも無理矢理かつごく自然に矯正本能が働く…人間って皆そうなんですよきっと。「これでいい…」なんてクチにしても、「これじゃいかん…」と行動する。この作品でも命をとりとめたローレンスと、亡くなったダリアスの別れた妻、そして彼の子供…ダリアスが自殺した事で生まれなくても良かった接点が生まれ、それぞれが苦悩し、現実を恨む…。ただ、だからこそ生まれる何か…そんな “絆” ともいえるものを求めて。

憎みあい、敵対し合い、絶望を感じるのではなく、どこかで助けや支えを求めている。

自殺、貧困、麻薬、うつ病…様々なネガティヴキーワードの中で、人間がどう前に向かっていくか…人間の弱さと優しさ、そんな部分をモロに感じる事が出来る作品だと思います。

サンダンスで監督賞受賞、インディペンデント・スピリット賞で6部門にノミネートされるのも納得の1本。タイトルがまた…意味をしると…ね。とってもセリフが少ない事も、“重み” を感じれる作品でしたね。

それから…

動物の持つ力って、マジあなどれないと思う…


『Men in Black II』
2010年07月12日(月) 00:46
先日、やっと北野武監督の『アウトレイジ』を見てきました。ココでも何度も言ってんですが、俺は北野作品の大ファンで、もちのろん全ての作品を “劇場” で見てきました。今回の作品も久しぶりのバイオレンス路線、海外にも出品された話題作っつ〜事で、仕事終わりにダッシュで映画館へ…。んで感想なんですが、俺は別にへそ曲りでも天邪鬼でもなんでもなく、ファンだからこそモロに言いますけど、このアウトレイジは正直イマイチでした。俺的な印象で言えば、監督の作品の中で一番大好きな“『BROTHER』”が日本人向けになった様な作品だなと。
勿論アプローチや手段は違うにしろ、BROTHERで試みた事が形が変わった “だけ” の様で、真新しさといった新鮮味は少なかった。ただ、これは声を大にして言いたいんですが、北野監督の作品は、絶対劇場で見る事をオススメしますねホントに。

っつ〜事で今回は『Men in Black II』をご紹介!
相方であるエージェント「K」が引退し、新しい相方と共に忙しい毎日を送っていたエージェントJだったが、どうも波長が合う相方に恵まれず、またしても「ピカッ」を連発させる結果に。そんな中、地球にまたしても凶悪な触手型エイリアンであるサーリーナが襲来。彼女の目的のカギを握る、引退していた「K」を復活させるべく、彼が勤める郵便局を訪れるが…

少し前に新聞で見たらWOWOWでも放送されてたみたいですが、ご存知ウィル・スミスとトミーリー・ジョーンズ競演によるSFコメディの続編…前作のHITの影響か、速攻で作られた2作目で、なおかつ前作を上回る大HITを記録…ですが…

俺きっと今この作品見ても 「これに1800円かけてたんだな〜、バブリだな〜」 とか思ちゃうんだろうね。っというのもさ、作品自体のコンセプトっちゅうか “味” みたいなものに、“大掛かりな事を悪ふざけチックに!”ってな感じがあってね、スゴイ!と思う反面、ちゃっち〜!という感覚も同時にカウンターとして襲ってくると言いますか…それは製作総指揮にスピルバーグ大先生がクレジットされている事からも解るんだけど、決して技術的な問題ではなく “あえてそうしてる” ってのはもちろん納得してますよ。けどね〜、やっぱ妙にね…イマイチ感が拭えないといいますか…。これはやっぱ監督であるバリー・ソネンフェルドのカラーなんだろうけど、彼は日本でもHITしてる作品いくつも撮ってる人じゃないっすか、『アダムスファミリー』や『ワイルドワイルドウエスト』もそう!でもさ、どれもこれも共通点が、上で延べた様な部分だと思いませんか?

ま、実際そこ指摘しちゃうとそれこそ元も子もないんだけど、俺的には正直1作目もそこまでオモロとは思わなかっただけに、2作目も案の定って感じでしたが、これは予想だけど、1作目のビッグスター競演の真新しさ感に促され、2作目も期待して劇場に足を運んだ人って、満足度が高かった人どんだけいるんだろ?と心配しちゃったり。だからかな、この続編が1作目を超える超HITであったにもかかわらず、随分と3作目の話が出なかったでしょ?。ま、実際のトコやっとその3作目も製作が始まろうとしてる様ですが、2作目が1作目よりもパワーアップしてるのが “ハチャメチャ度とテンポ” ぐらいだっただけに、よっぽど違った部分をテコ入れしないと流石に3作目はコケるよこりゃ。しかも監督は再びバリー・ソネンフェルド…ん〜、でもなんだかんだで「3度目の正直!」とか言いつつ劇場に足を運ぶんだろうな、オレ。

でもなんでだろ…同じ様なカラーというか、カテゴリーに属するであろう 『ゴーストバスターズ』 に関しては、同じような問題点が全く気にならないという事実…しかもできればまだ3作目を期待している自分がいる事…いや〜、“好み”ってヤツでしょうかね〜

とまあ自分も劇場で見たクチなのにケチョンケチョン系の話ばっかですが、んじゃちっともオモロないんかい!っつ〜事じゃないんすよ、あくまで4億ドル突破って作品かぁ?って感じるだけで、オモロポイントだって多数存在してる訳ですよ。

特にもうたまらんっ!ってのが、前作でも登場し、今回はMIBの一員として大活躍(?)する犬ちゃん(俺はネコちゃんをニャンちゃんと言わないだけに、犬だけワンちゃんとは言わない)!エージェント・フランク!これがホンットに笑かしてくれんだわさ!

なんだか本国アメリカではさ、こういった感じで映画で動物が大活躍すると、その動物が一気によく売れるようになって、いつしかブームが去るととっとと捨てちまうんじゃないか…って心配を動物愛護団体とかがメディアを使って訴えたりしてたけど、残念ながらホンットにこの作品みたらマジで鬼のようにパグ犬が飼いたくなっちまうんですわホントに!実際はスーツも着ないし、歌も歌わないし、もちのろんろんで喋んない訳だけど、パグ犬がこんなにもオモロかわいい動物なのか!って感動するくらいとびきりキュートに大活躍(??)してくれてるんですよ!ホントに「よく撮ってんな〜」ってマジ関心!このエージェント・フランクのシーンだけでもこの作品を見る価値マジありです!

それに、「え〜!」って人がチョロロッといきなし登場したりしちゃいますから笑います。ネタバレでもなんでも知ったこっちゃないけど、なななんとマイケルとビズ!それにニック・キャノンなんかも出てましたね〜。特にマイケルは本気でエージェントとしてガッツリと出たかったみたいな情報も流れてましたけど…あれでギャラ一体いくらだったんだろうか…。

ただ、また残念な話になるけど、今回ウィルが胸キュン探偵団になる矛先であるヒロインをロザリオ・ドーソンが演じてるんだけど、やっぱ中途半端なポジションといいますか、シリアス貫く立場でもなく、決して笑わせる要因でもないだけに、なんだか彼女の存在感がイマイチだったな〜と。そりゃ 『25時』 や 『RENT』 、後にウィルと再競演した 『7つの贈り物』 といった作品の中の彼女はとっても良かっただけに…残念!

とまあココで気がつきましたが…俺てっきりココではすでに一作目を紹介済みと思ってたから今回コレを紹介したんですが…まだだったみたいっすね。そのうちやりますんで…


『Precious』
2010年07月06日(火) 01:57
RZA…ご存知ウータンのリーダーでありプロデューサーですね。ご存知の通り、ウータンだけじゃなく様々なプロデュースワークをこなす彼ですが、何やら最近は映画に忙しいようで!しかもその殆どが 『クンフー映画』 だっつ〜から!流石ウータン!

でも残念な事に、彼が長年構想を温めていた記念すべき最初の作品である『Wu-Tang vs. The Golden Phoenix"(ウータン対黄金の不死鳥)は』、どうやら劇場公開されないっつ〜事でDVD止まりでしょうね。もう作品名からしてモロにゴールデンハーベスト系っつ〜かさ、香港クンフー映画黄金期のベッタベタな雰囲気プンプンでメタメタ盛り上がってたってのに残念!ところがそれだけじゃなく、以前ココでも紹介したカルトクラシック作『LAST DRAGON』のリメイク作にも共同製作者としてRZAの名が!しかもこの作品にはなにやらサミュエル・L・ジャクソンも出演するらしいんすよ…まさか主役じゃないっすよね〜…っつ〜事はですよ…

これマジで楽しみ〜!


っつ〜事で随分と遅れましたがこっちでは公開ホヤホヤな作品『Precious』をご紹介!
ハーレムに住む16歳の女の子クレアリース・プレシャス・ジョーンズ。勉強がぜんぜん出来ない上に、見た目がかなりのFATGIRLという事もあり皆からイジメられていた。しかも彼女は実の父親からレイプされた結果、子供ができてしまい、母親からも酷いDVを受けていた。そんな彼女に更に問題が…再び父親の子供を妊娠してしまう。学校にバレた彼女は退学になってしまうが…

前評判があまりにも高かったけど、日本公開が随分と遅かったので色んな期待感は一応落ち着いてはいたものの、結果的に言えば予想以上に悲惨で予想以上にすんばらしい作品だったと思います。最初はね、勉強も出来ない、親からもDV、子供まで出来ちゃって…的な作品って部分が先行しますよね、それでも十分興味が沸く内容なんだけど、それらにもっともっと根深い問題がグルグル巻きついているというか…『ダンサーインザダーク』と同じくらい「なんでなんだよおおおおおお〜!」的な感情が込上げてくること間違いなしです。

監督のリー・ダニエルズは、アカデミー賞にてハル・ベリーが最優秀主演女優賞に輝いた『チョコレート』を製作。後に自ら初メガホンをとったのがキューバ・グッディング・Jr主演の『Shadowboxer(サイレンサー)』で、この作品が自身2作目の監督作品となりやす。実際この作品の大きなテーマである『虐待』を監督自身が幼少期に経験していたらしく、これでもかと言うほどの描写がリアルに描かれていたと思います。
元々本国で原作がかなり議論を生んだ作品だった様で、その映画化という事もあり、当然色んな意見や感想は賛否両論飛び交うであろう事は予想出来ていたんだと思う。実際この作品に関してアメリカのアフロアメリカンの間では、主人公が“黒人”である必要性といった部分や、“黒人だからこそ”といった部分に安易なステレオタイプ的イメージが更に増してしまうんじゃないかという反発的意見も多かったらしい。

確かに、こういった悲惨な状況や不遇な人生を歩んでいる主人公が、同じ国の同じ場所に住んでる…って作品が出来たら、「おいおい、言っとくけど皆が皆こうなんじゃねえぞ!」って気持ちになるのも理解出来る。特に長い間、色んな意味で実際にも、ショウビス界の中でも残念なポジションに扱われることが当たり前であった屈辱を歴史を通して体感してきたアフロアメリカンであれば、こういった部分には他の人種よりもデリケートになったり声高に主張したくなるのも当然だと思う。だからこそ、俺自身も安易にポジション的な部分での意見を述べるのではなく、その作品に関する感想のみでしか話が出来ない訳だけど、こと作品として見た場合、とってもショッキングでメッセージ的度合いが強い良作だったといえますよマジで。

虐待・出産にとどまらず、プレシャスには絶望と呼ぶに相応しい試練が待っている…俺自身、うまく行かない事が続いたりした時期、「なんでこう次から次へと俺ばっか問題がやってくんだよ!」と何度も思った事があった。でも以前どっかで聞いた話で『人生ってのはその人の器量によって内容が違ってて、こいつならこの試練与えても大丈夫だろ?ってのが決められるらしい』と…。宗教や神様を熱心に信じている訳じゃないが、俺自身いっつもそんな話を思い出し、時には「俺はそんなにタフって事かい?」だとか「今回ばかしは俺をかいかぶりすぎだっっちゅ〜に!」とか呟いていた。でもさ、基本的に映画がフィクションだといえ、これ程までに…っていう壮絶さ、俺には到底乗り越えられないだろう。一度も思った事も考えたこともないが、ここまで来ると「生きていく意味あるか?」とさえ思ってしまうかもしれない。けどね、過程は別にして、やっぱり女ってのは “子供” って存在が強烈に大きいんだろうね。ちょっと目線や考え方を変えるだけで、その存在や方向性が全く違ったものに見えてくる…どん底の中のどん底であった彼女に手を差し伸べた人達の力もさることながら、やっぱ最終的には自分の腹の中から生まれてきた子供の存在は何よりも大きかったんだと思う。だからこそ、母である自覚や責任、それになにより喜びってヤツを改めて知ることが出来たんだと思いましたね。
マライヤがすっぴんで出演してるだとか、レニクラが出てるだとか、そんな事よりも凄く大きな感想を抱ける…最後にモニーク演じた母親の告白、あまりに衝撃的であまりに残酷、人間の弱さや愚かさってもんを嫌っちゅう程さらけ出した彼女の迫真の演技は、正に最優秀に恥じない素晴らしいものだったと思う。彼女は先にも述べたリー・ダニエルズの初監督作品である『Shadowboxer(サイレンサー)』にも出演してましたよね。実際にアカデミー賞の助演女優賞をこの作品で受賞した彼女…この作品の重みや説得力は、彼女がいたからこそと言えますよマジで。これ最初に見てモニーク知った人って、彼女がコメディアンっつ〜事なんて予想もできないだろうな〜。

主役を演じた新人のガボリー・シディベがプロモーションで日本に来日していた際、ホントに明るくて楽しそうにエンジョイしてた姿を見て、なんだか凄くホッとしたのも、やっぱこの映画がどれくらいDOPEだったのかってのを物語ってるんだと自分自身痛感しましたよ。必見です!


『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔』
2010年07月03日(土) 00:49
どうも!ってかホンットに更新頻度が下がってくると「ネタ尽きたか…」や「飽きたでしょ?」と言った事、よく言われますが…うっさいんじゃいこのすっとこどっこい!忙しいっつってるじゃろ〜が!

っつ〜事でテンションもアゲアゲではりきっていきますけど、そんなテンションを無理矢理下げられちまう悲しいニュースが飛び込んできました。少し前になっちゃいますけど、HIPHOPを語る上でこれまた絶対にハズせないキーパーソンであるラメルジーが亡くなった…らしい。
実際いろいろと謎が多かったアーティストなだけに、ニュースが流れた時点でも事実かすらわからなかったみたいだけど、どうやらホントらしいですね…おそらくまだ50歳位なんじゃないかっつ〜位だからマジで早すぎます、ホントに…。『BI-CONICALS OF THE RAMMELLZEE』が俺が買った最後のアルバムになっちゃったかな…HIPHOPHOPはなんでもありなんだぜ!って事を体言してたっていうか、彼をラッパーやグラフィティライターというカテゴリーにくくるのもどうかなと思う程、俺なりのHIPHOPはこうだ!という主張に溢れた“奇才”だった様に思う。人間トランスフォーマー的なドギモを抜かれるナリも強烈な印象として残ってっけど、やっぱRammellzee Vs. K-Rob名義の『Beat Bop(これは流石に持ってないっすけど)』はクラシック中のクラシックとして語り継がれる名作ですわな…。心からR.I.P

今回は、一周忌という事もあり〜の、マイケルのドキュメンタリー作品である『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔』をご紹介!
なんだか彼の一周忌にちなんでTVも映画界も慌しく彼の追悼的特番をON AIRしてましたよね。WOWOWでもTV初の『This is it』放送に絡めた特番が1日中流れてたし、ほんでもって映画ではコレ。彼の元ジャーマネであるマーク・シャフェルが撮り綴っていた“素顔のキングオブポップ”…。俺達は皆、スターの私生活や素の部分に興味があるもんで、しかも所謂“歌わなくなった”彼の言動・行動は何かとエキセントリックでセンセーショナル?だっただけにその興味も倍増って人、多かったんじゃないかなと思います。が、そういったゴシップ的な感覚を優先して、何か彼の“人とは違った部分が見れるんじゃないか…”的興味を膨らませて劇場に行けば、ガッツリとガッカリするんじゃないかなと思います。かといって、コレが正真正銘の“彼の素顔”というのもどうかなと…やっぱりなんだかんだでカメラが回っている以上、ピンマイク付けてる以上…ねぇ。それに何より、オフィシャルじゃないって部分でクオリティ云々よっかとにかく無理矢理つくった感も否めないっつ〜か…。

でもね、改めて思うことが、彼のファンは本当の意味で“熱狂的信者”が多いといいますか、大昔、スターのコンサートであまりの嬉しさにショック死する人がいた…なんて話を聞きましたが、まさにそんな感じのファンが世界中にいるんだなと思いましたよホント。この作品ではこういったファンの『マイケル賛辞』が後半結構長い尺で展開するんだけど…これは正直もうええわ的衝動に襲われます。なんだか一つの映画として成立させる為の“つなぎ”っていうか“埋め合わせ”みたいな感じだし。どうせならよ、どうせなら松田優作トリビュート的な作品であった『SOUL RED』みたいに、“著名人”に語らせてほしかったっすね。ま、それが出来てりゃこんな形で上映されなかっただろうけど。

いや、それよっかやっぱあくまで主役はマイケルな訳だから、もっともっとモロにマイケルを見たかった…。というのも、勿論初公開の映像ばかりなんだけど正直言って“真新しさ”だとか“発見”という部分では満足度はかなり低かったんですよ。どちらかといえば、マイケルの事をよく知らない人が見ればそれなりに驚きなんかもあるんだろうけど…。もっとぶっちゃけて言ってしまえば、正直つまんなかったです。

やっぱりコレ言っちゃうと元も子もなくなるけど、先にも述べた元ジャーマネってのはマイケルに“解雇”されてる人な訳で、当然この作品自体もマイケル側は断固として認めてない…っつ〜事はですよ、以前倉木麻衣のオヤジが彼女の幼少期の映像を納めたDVDを発売しようとして実の娘である本人とえらく揉めた事あったじゃないっすか、あんな感じで(例えがショボいけど)皆が皆、彼の功績を讃え、彼という一人の偉大なアーティストの存在を永遠に記憶に残してほしいから…なんて大義名分は1ミリもなく、そこには彼が亡くなった後も“亡くなったからこそ”という意味での金儲けを企てる姑息な業界の動きがモロに見えちゃってるってトコもしらけちゃう意大きな要因になっているっていうか…。

ま、それを金払って見てるお前が言うなって感じかもしれないけど、実際に見てみないとわからない、だからこそ見る、見た上で語る…これ俺のスタンス。でもやっぱりね、決して比較対照にもならないとは言え、同じ様に“よく映像として残してくれてたよな”的部分で言えば、『This is it』という作品はもっともっと高く評価されるべきだと思うし、あの作品を見ることによってイギリスで開催される筈であった本番LIVEがいかに“伝説として語り継がれるほどのビッグイベント”であったかを知る事が出来るから。

この作品で痛感したのは、やっぱりマイケルにとって本当に衣装やマスクを脱げる場所ってのは自らの城である『ネバーランド』だけだったんだろうなと言う事。そして、“スターらしくあるべきところがスターらしくなく、スターらしくなくていいところがとことんスター“だったんだなと言う事、最後に…シャイで人々に愛を与え続け、尚且つシモネタも話す“大人になりきれなかった男の子”だったんだなと…。

ステージ上とプライベートは違って当然…でも彼ほどステージ上では“KING”の冠が相応しかったアーティストはいない。『THIS IS IT』の時も言ったけど、もっと歌ってほしかった。けれども今思えば、チビッコが友達を作り、外で泥だらけになりながら時間が経つのを忘れるほど遊んだり、学校で勉強したり、家族と旅行に行ったり…そんな当たり前の事を当たり前に経験していく時代も彼はずっと“歌ってた”…そりゃ疲れただろうね、しんどかっただろうね、イヤになっただろうね、ほっといてほしかっただろうね、愛を感じていたかっただろうね…今彼はやっとそういった運命の序縛から開放され、天国のネバーランドで安息の日をおくっている事だと思う。

King of Pop Michael Jackson R.I.P

PS. NYブルックリンの黒髪B-GIRL YOKO!誕生日おめでとう!


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