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CrazyLegsに捧ぐ
『The Fan』
2010年06月17日(木) 00:07
ごぶさたっすね、マジで。何度も言いますけど、ホンット忙しいんです…貧乏な割りに。

ってかある程度予想はしてたけど、HITしてるみたいっすね〜『The Karate Kid』

日本でも大HITし、パート4まで制作されたラルフ・マッチオとノリユキ・パット・モリタ主演の空手をテーマにした人気シリーズ『The Karate Kid(邦題 ベストキッド)』を、ウィル・スミスがプロデューサーとなって息子のジェイデンを主役にリメイクしたこの作品。実際オリジナルの方はしっかりとパート4まで見てた俺としても凄く楽しみだった訳だけど、それにプラスして、オリジナルでいうパット・モリタ演じる “ミヤギ” のポジションに、なななんとジャッキー・チェンがキャスティングされてるっつ〜から期待もバイバイゲームじゃん!

っつ〜事でコレまでも既に嫌っちゅう程YouTubeでトレーラーを見てきましたが…一個だけ突っ込んでいい?

これ “空手” ちゃうで… “クンフー” やで…

ま、んなこたいいとして今回紹介する作品は、怖いですね〜ストーカー…『The Fan』ですぅ〜。
サンフランシスコジャイアンツに鳴り物入りで入団して来た大型スラッガー、ボビー。彼の熱烈なファンであるナイフメーカー勤務のビルは別れた妻が引き取った1人息子と開幕戦に。しかし息子そっちのけでゲームに夢中かつ球場を抜け出し仕事に向かうムチャクチャなビルは息子に接近禁止命令を出される始末。そんな中、仕事もクビになったビルは、益々ボビーに対する愛情が異常になっていくのだったが…

ウェズリーにとっては89年の 『メジャーリーグ』 でウイリーメイズヘイズを演じて以来の野球選手役。なんだか最近はホンットにパッとしないB級アクション作品ばかり連発しているイメージが定着しつつある彼だけど、スポーツ選手を演じるのがホントに似合うといいますか、メタメタゴツくもなく、かといって小さくて華奢でもない…どのスポーツのユニフォームを着せてもスタープレーヤーの如く振舞えるのは、一つの彼の武器なんだと思う。それくらい今回も4000万ドルの強力スラッガーの佇まいはガッツリと感じられるし、スターが故の鼻に付く態度や横柄さ、それとは裏腹にスランプに悩み、恐怖に怯え葛藤する両極端の心情をいい感じで演じ別けてたと思う。決してデ・ニーロに存在感を消されている感は無い。
それでもやっぱりデ・ニーロって俳優は狂気を演じさせたらマジでドツボといいますか、ただ単に “表情が怖い” とか “ヤリ口が怖い” とかじゃなくって、鬼気迫るって何?キレるって何?みたいな部分を、徐々に徐々にエスカレーションさせながらジワリジワリの見る者に迫ってくる様はホント天晴れですわ。

好きで好きで愛して愛して堪らない…それが常識と言う絶対に守らなきゃいけないバリアを突き抜けて、欲求や願望の赴くままに行動しちまう究極の結果が “殺” になっちゃう。自らの手でその命を絶ち、永遠に自分だけの存在になる…とでも思うのかわからないけど、ファンがファンを越えてしまい、最悪な結果になった例って過去に実際ありましたよね。

例えばジョン・レノンだってそう…

この作品も、自分が御贔屓にしている選手の為なら…てファン心理が何時しか犯罪を平気で実行できちゃうサイコキラーにまで変貌させちまったってな作品なんだけど、実際にそういった事件も起きてる現在、フィクションとして絵空事じゃ済まされないんだな〜と思いましたよホント。
ただ、良くこういった作品、しかもアフロアメリカンが主役の場合、大抵 “人種差別” が根底の理由として存在してるってパターンが多いし、実際その方がストーリー展開上楽であり、尚且つドラマティック汁多めって利点もあるんだろうけど、この作品では所謂 “白人が黒人の為に…” という図式もある意味新鮮な感じがしますわな。

ま、欲を言えばもちょっと “何故異人種の彼をここまで” という部分にも触れたりすれば、もっともっとこの作品のサイコ性がUPするんだけどな〜なんて思いましたけどね。

結構オモロい作品だけど、最後の最後に辛口一言…それでも映画館で見た時は「んんん〜…」と物足りなさを感じたな〜。やっぱ上で述べてる部分が俺には欲しかったってのが本音っす。


『HOLLYWOOD SHUFFLE(ハリウッド夢工場/オスカーを狙え!)』
2010年06月02日(水) 00:31
いやいやいや、驚きましたよ…50には…

現在撮影中の新作映画『Things Fall Apart』 にて、ガンを患ったフットボール選手を演じるらしく、その為に約20kgも減量したそうなんですわ!配役の為に激が付く程の減量をしたといえば、『マシニスト』のクリスチャン・ベールなんかが頭に浮かぶけど、見た目の悲壮感的な部分から言ってもこの50の姿はそれに引けをとらない位でしょ?
この作品には俳優としてだけじゃなく、脚本やプロデュースなんかもやってるっつ〜事で、ハマり具合もコレまで以上だったと思いますが、それでもホンットスゲエなと感心しましたよ。

あ、今現在は体重の方もずいぶんと戻ってるみたいなんでご心配なくってな感じですけどね。でもココまで気合入れて携わった作品ですからね、今から楽しみ…なんて言ってると日本公開されなかったりするんだこれが!

っつ〜事で今回は 『HOLLYWOOD SHUFFLE(ハリウッド夢工場/オスカーを狙え!)』 をご紹介!

ホットドッグ店でバイトしながらハリウッドスターを夢見るボビー(ロバート・タウンゼント)。やっとの思いでオーディションに合格したものの、要求されるのはモノマネみたいな事や人種的にどうよそれ?ってな事ばっか…。しまいにゃボビーは歴代の人気映画を “もし自分が主人公として演じれば”…といったプチメルヘン妄想を自分の中で膨らませていく…

所謂 “黒人差別” のメッセージ的要素の大きい作品ってのは “コメディ” というジャンルで描いた場合、利点と欠点がモロに露呈する気がする。というのも、本来は結構DOPEな問題である差別…しかもハリウッドにまでガッツリと黒人に対する風当たりは存在する(した)んだぜ!といった重要な問題も、ポップでテンポ良く進行するコメディ独特の味の中で薄れてしまう…というか、そういった部分にあまり興味が無い視聴者にすれば、カレーの中に隠し味として入れるヨーグルト程度のエレメントにしかならない危険性があると思う。そんな考えは「知ったこっちゃないわい!」とも言われそうだけど、逆に言えば、こういった作品で差別やその歴史に対する興味を持つ入り口をすんなり通れちゃうってな作品でもあるだけに、結局はその人それぞれがこの作品の何処に焦点を合わせながら見るか…になっちゃうんだけどね。

それにこの作品は、既に業界で成功している黒人との間に生まれる差別にも触れている。そう、差別は決して白人から黒人に…という図式だけではなく、同じ人種間にも蔑みや妬みといった人間として普通に持つ感情が、身分や地位により差別的な思考や願望にと変化していくってかさ。

80年代の作品の割りに…って部分と、だからこそって部分がホントに感じられる秀作で、常に思うのがロバート・タウンゼントの評価や、その知名度ってのが、予想以上にここ日本では低い事が残念という点。ってか日本で彼の名前を聞いてピンと来る人ってよっぽどの映画通かブラックムービーファン位でしょ?スパイク・リーはもう色んな意味で日本でも認知度細川たかしだし、ウェイアンズ兄弟も 『絶叫計画』 シリーズ等で露出度ビートたかし(ターザン山本☆の芸人時代の芸名)でしょ?それに比べたら彼の作品や存在自体がグッと地味ですよね。そりゃそうさ、だってまず彼の監督作品なんか日本で劇場公開されたのなんてありゃしないしさ(エディマーフィーの『RAW』はされたっけ?)。監督としても特別な個性やアクがある訳でもないからか、作品自体も派手なものは無いんだけど、やっぱどこかに暖かさと愚直さが凄く感じられるとでも言いますか、いい意味でワルになれないとでも言いますか…なんつ〜か北野武監督の様な2面性を持ってればねぇ…彼は 『あの夏いちばん静かな海』 や 『菊次郎の夏』 も撮るけど、『その男凶暴につき』 や 『アウトレイジ』 も撮れまっせ!…みたいなwww

いやいや、こんなん書くとこの作品もイマイチみたいに感じられるかもしんないけどそりゃ違いまっせっ!俺の “あ〜だこ〜だトーク” なんてのは抜きにして、この作品は是非見てもらいたい1本であることは間違いないっす。今ではスゲエ毒々しいコメディの中での風刺や差別ネタってのも珍しくないけど、全体を通して随所に “らしい小ネタ” を交えながら嫌味なくメッセージの芯を捕らえることができ、尚且つほんわかとした雰囲気に包まれる様な映画だったと思う。

エンドクレジットまで手を抜かないロバート・タウンゼントに拍手!



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